テレワークの実践

テレワークも何も、私の場合は、自宅と事務所が徒歩2分の距離にあり、毎日が徒歩通勤であり、5月GWまでの1ヵ月は出張は全てキャンセル。訪問や来社はせいぜい1週間に2社あるかないか。様変わりの日々だ。 外出は、人混みがほとんどないウォーキングと、近くの整形外科でのリハビリ。
人との接触を7〜8割抑えてほしいという政府からの要請には十分応えられる。
しかし、一般的なサラリーマンやマスコミ関係、接客業ではそれはとてもじゃないが無理筋だろうと思う。
要請の趣旨は、今まで以上に人との接触に於いて、コロナ感染を意識してほしいということなのだから、その言わんとするところを深く意識して日々の活動をすることに尽きるのではないか。 日本人はそれくらい民度が高い国民だと思う。1ヵ月は長いようであっという間だろう。みんなで頑張ろうではないか。

私は圧倒的に事務所にいることが多く、事務所にいる時は、メールやラインや電話でのコミュニケーションと、GW明けからの仕事のあり方の整理作業等。時々、テレビやラジオでのニュース番組の視聴だ。そして、気分転換に2時間のウォーキングで身体を動かす。 このような自粛は、1ヵ月くらいどうということはない。

OUEN塾リーダーたちからいろいろ連絡が入る。

就活に勤しんでいる大学4年生から面接の報告をもらったり、私からアドバイスをしたりする。
また、マスクがリーズナブルな価格で入手できるルートがあるので、必要なら紹介するとか。

金沢のリーダーたちは、9月中頃のOUEN塾開催ができるだろうか、できなかった場合はオンライン開催はどうだろうか、協賛企業は受け入れてくれるだろうか、などなど。 彼らは、テレビ会議やライン等で、工夫しながらコミュニケーションを取っている。初めてのOUEN塾とは思えない。みんなよくやるなぁ〜と感心すること頻り。 どうしようもない若者たちがコロナ感染を拡大しているとテレビで放映されているが、OUEN塾リーダーに手を挙げる学生たちはそうではない。 しっかりした若者もたくさんいる。

今日は午後から、不要不急ではないMTGを事務所で行う。狭い事務所だから2メートル離れてMTGとはいかないが、窓を開放してマスクもして、三密を避ける工夫をして行おうと思う。

小林 博重

小池百合子知事の自粛要請に応える。

6日の産経新聞に、作家の山本一力さんが、新型コロナウイルス禍について「法律や政治に縛られたり、護られたりしようがしまいが、日本人の根っこにある道義心、それを信じてやっていけばいい」と語っている。

「百合子ちゃんからの自粛要請により28日(土)は臨時休業とさせていただきます」
東京都の小池百合子知事が外出自粛を要請した3月最後の週末、うちのかみさんが商店街に買い物に行くと、鮮魚屋さんがこんな張り紙を店の前に出していた。 「百合子ちゃんが言っているんだから。みんなで聞こうよ」
張り紙がそう呼びかけているように思えた。俺はすぐに予定していた会食を断りに行った。
日本人が「よし、やろう」となって動くのは、国や誰かに命令されるからじゃない。誰かがやろうと言うのなら、しようがない、がまんしようよ・・・。日本には自主的にそう言える人がいてくれるから、社会が「もつ」んだ。 政府から緊急事態宣言が出ようが出まいが、日本人は自分自身を律することができる、と思う。国民性に道義が備わっているからだ。
道義は法律より上にある・・・。若いころ、会社の先輩にそうたたき込まれた。俺の一生を律する言葉だ。結局、法律というのは人が後付けで作ったもの。だから抜け穴もある。しかし道義のほうは、そもそも日本人の中に備わっているから抜けることがない。 「やるなよ」と命令するより「やるのをやめよう」って呼びかけてやるほうが、うまくできる国なんだよ。

人間として何が正しいか。お世話になったらお返しする。人間は独りで生きているんじゃない。助けたり助けられたり。世間は義理と人情で成り立っている。

原点回帰。人間としての原点に帰ることだ。これは日本人が得意とするところではないか。

5月連休明けまで、緊急事態宣言で東京都は、他府県をリードして、この難局を乗り越えなければならない。
「流石、小池知事‼︎」と彼女が面目躍如となるように、東京都民は自粛要請を快く受け入れて対応しようではないか。

小林 博重

苦は人生の磨き砂

今日にも緊急事態宣言が発令されるようだ。期間は1ヵ月程度だと言う。5月のGW明けの週末(5月10日)くらいまでか。
この1ヵ月は、今が国難であることを肝に銘じて全ての行動に気をつけることだ。

ビジネスパートナーは「人生の小休憩の1ヵ月。神様からエネルギーチャージの期間を貰えた」と前向きに考えようと。
人生現役100年。私の現役人生はあと33年あるのだから、1ヵ月の小休憩はちょうどいい期間ではないか。
この1ヵ月で、OUEN Japanとジブンインキュベーションの将来を総天然色で描くことができるまでに持っていきたいものだ。

山中鹿之介は「願わくば、我に七難八苦を与え給まえ」と三日月に祈ったと言う。
鈴木大拙は「苦しむほどに、人格は深まり、人生を味わえる。苦しむことができるのが人間である」と言っている。
稲盛和夫さんは「私は、実は、輪廻転生を信じている者ですから、あまり死を怖いと思ったことがありません。親戚などが亡くなっても悲しくないんです。人間というのは、必ず死ぬもので、死というのは特別なものでもなんでもないんです。肉体はこの世に残して、魂は新しい旅立ちをする。せめて、この世では、現世を磨き砂にして、魂を磨きたい」と仰います。 すなわち「苦を楽しむ」心境になるということだろう。

今日もたっぷりと時間がある。

健康に一層留意して、5月のGW明けに猛発進できる体制の構想を練るスタートの日としよう。

小林 博重

「パートナーシップを重視する」プロジェクトチーム

日めくり(稲盛和夫語録選集)の今日(6日)は「パートナーシップを重視する」だ。

京セラでは創業以来、心の通じあえる、信頼できる仲間づくりを目指し、これをベースに仕事をしてきました。
したがって社員どうしは、経営者と従業員という縦の関係ではなく、一つの目的に向かって行動を共にし、自らの夢を実現していく同志の関係、つまりパートナーシップという横の関係が基本になっているのです。 一般にありがちな権力や権威に基づく上下関係ではなく、志を同じくした仲間が心を一つにした会社を運営してきたことにより今日の発展があるのです。 これはパートナーとしてお互いを理解しあい、信頼しあえる人間同士の、結びつきとなったからこそ可能であったのです。

まさにジブンインキュベーションにおいても、このような「パートナーシップを重視する」プロジェクトチームでありたいと思う。

小林 博重

「祈る」とは「闘い、勝つことを神に誓う」ことだ。

今日は久しぶりに明治神宮を参拝した。外苑前の事務所から徒歩20分くらいか。表参道を歩く人はまばらで、小池知事の「外出自粛のお願い」が効いている。参道のブランドショップは全て臨時休業しているが、その全てのショップの店内は明るく、入口の「臨時休業」の張り紙を見ないとそれが分からない。流石、一流は違う。一流の矜恃なのだろう。人間も同様だ。コストの問題ではない。

明治神宮も参拝者は疎だ。いつもの1/10以下だろうか。
本殿で二礼二拍手一礼をして、OUEN Japanとジブンインキュベーションの弥栄(いやさか)を祈った。

宮本武蔵は吉岡一門との一乗寺下り松の決闘のおり、決闘の場所に行くまでにあった神社で必勝を祈願しようとして止めたという。吉川英治の小説『宮本武蔵』を想起する。武蔵曰く『必勝祈願』は神頼みだ。神に頼らず自らの力で、他勢に無勢、たった独りで闘いに臨むにあたり、自らの力でこの逆境を乗り越えるのだ、との不退転の想いで、祈ることを止めたのだ。

私たちもそうありたいものだ。
神に祈るのは、助けてくださいと「お願い」するのではない。「神様、私の生き様をしっかりと見守っていてください。私は絶対勝ちます」と「誓う」のだ。そして、仲間たちとの「固い誓い」をお伝えするのだ。

生きるとはそういうことだ。
お互いが「独りで立つ力」を身に付け、その力を仲間に分け与え、更に人間を高め合うことだ。すなわち、『魂を磨く』ことが「生きる」ということだ。

決して、神頼みはしない。
仲間たちがそれぞれ力を付けるのだ。
1+1+1+1>4でなければ、チームをつくる意味がないではないか。

小林 博重

これからのリーダーとは?

新型コロナウイルス感染拡大が止まらない。
4月4日現在、東京では118人の感染者(累計891人)、死者3人(累計23人)。全国では、感染者398人(累計4,205人)、死者7人(累計95人)。

緊急事態を宣言することに慎重な安倍政権も、漸く重い腰を上げざるを得ない状況になったようだ。

東京都の小池百合子知事は「命が関わっています。何とかこの感染拡大を抑えたい、お一人お一人の行動が感染拡大を防止します。都民の皆様には本当に申し訳ありませんが、不要不急の外出をお控えいただくよう、お願いいたします」と呼びかけた。

小池さんのお話しには都知事としての必死さが感じられる。それに対して、安倍総理をはじめとする政府要人のお話しにはその必死さが感じられないのはどうしてだろう。あまりに背景に背負うものが大きいからだろうか。それは小池知事も同様と思うが。

リーダーの資質について考える。
ある人は、「リーダーに必要な資質は、判断力や計画性など、目標を達成するための能力やスキルではなく、相手を感化して熱量を与える人」だと言う。

松下幸之助さんや稲盛和夫さんは「世のため人のため」という高い志を持っておられる。そして、その志は、社員に留まらず、広く、私のような部外者にまで、人生をかけるほどの感化を及ぼすのだ。

人間は独りでは生きていくことができないのだから、何事をするにしても「チーム」を組成しなければ夢は果たすことができない。
チームのみんなが「この人についていくと、いいことがあるかもしれない。夢が夢で終わらないで、現実になるように思う」「不思議とついていきたくなる人柄だ」「人間的魅力がある」「ビジネス以上の人間的成長をできるように思う」などなど。

みんなが自主的にアイディアを提案したり、先回りして資料を作ったり、リーダーが考えている以上の仕事をしたりする。

これからの理想の組織は、20世紀の「個人の個性が見えない、規模が大きい組織」ではない。緩やかでも強い団結力がある、人間的な組織が理想なのではないか。

そのような組織が自然とできる『人間力』がリーダーには不可欠なのだろう。

危機的な局面に遭遇すると、リーダーの資質が顕在化するものだ。安倍総理は日本のリーダーとして相応しいか、小池知事は東京都知事として相応しいか。
はたまた、この私は、これから創る「緩やかでも団結力のある組織」でどんな役割を果たすことができるのだろうか。それは私が理想とするリーダーに相応しいものなのだろうか。

小林 博重

ネバーネバーネバーネバーネバーギブアップ

コロナウイルスの感染拡大で、私の周りの人たち、特に私のような個人事業主は、現在のコロナ騒ぎがいつ収まるのか全く見通せない現状では、廃業まで視野に入れざるを得ないまでに追い詰められている人は少なからずいる。それは私も同様だ。

如何にして現状を打破していくか。私はただ生き延びることを考えるのではなく、今、生まれてきたミッションを見つけた以上、そのミッション達成のために、一皮も二皮も脱皮したいと思う。

安岡正篤翁は『仕事観』について述べている。
「我々は何のために仕事をするのか、何のために会社はあるのかといえば、第一に自己の主体性・而立性を錬磨すること、自由を確立することであり、進んでは、それによって、発達する自己を通じて、何らか世のため、人のために尽くさんがためである」 すなわち、自分のためは人のため、人のためは自分のためなのだ。
そして、その仕事は、私にしかできないだろうことを仕事にしたいものだ。

コロナのストレス、それに関係する自分の生き方のストレスが溜まる。ストレス発散は事務所にいてはどうしようもない。久しぶりにウォーキングでもしようと思い立った。

外苑前→四ツ谷→靖国通り→靖国神社→千鳥ヶ淵緑道→赤坂見附→青山通り→外苑前
約2時間強のウォーキングだ。歩きながら、稲盛和夫さんのお話しを思い出す。

「もうダメだと思ったときが仕事のはじまり」

持って生まれた「魂」を一生を通して磨き続け、生まれてきた以上の魂にまで引き上げることが、人が生きるということであり、そのためには「世のため人のために尽くす人生」を送ることだ。 その具体化は人それぞれだが、私の場合、それは「OUEN Japan」と「ジブンインキュベーション」を「自分ごと」として、その目的を果たすことだと思う。

67歳にして、漸く私がこの世でしなければならないことが分かったのだ。自分のためにも人のためにも、この2つをしっかりと形にしたいと思う。

ジブンインキュベーションは出鼻を挫かれたところもあるが、よく考えてみたら、OUEN Japanは、よくここまで成長してきたものだと思う。

福岡県の自治体や地元企業は「小林さん、福岡に縁もゆかりもない人がどうして福岡のために尽くすと仰るのか。何か裏にビジネスでもお考えなのか」と丁寧な物言いながら、ほとんどの皆さんが冷たい視線を投げかけたではないか。 それを思えばどうということはない。真っ直ぐに愚直に前を向いて進もうではないか。

稲盛和夫さんは「ダメが仕事のはじまり」と仰る。

「ものごとを成し遂げていくもとは、才能や能力というより、その人のもっている熱意や情熱、さらには執念です。すっぽんのように食らいついたら離れないというものでなければなりません。もうダメだ、というときが本当の仕事のはじまりなのです。

強い熱意や情熱があれば、寝ても覚めても四六時中そのことを考え続けることができます。それによって、願望は潜在意識へ浸透していき、自分でも気づかないうちに、その願望を実現する方向へと身体が動いていって、成功へと導かれるのです。

すばらしい仕事を成し遂げるには、燃えるような熱意、情熱をもって最後まであきらめずに粘り抜くことが必要です」

チャーチルは、第二次世界大戦時にイギリス首相に就任したおりの演説で「ネバーネバーネバーギブアップ」とネバーを3回重ねている。

凡人の私の場合は、ネバーを5回くらい言わなければ、目的を果たすことはできないだろう。

ネバー
ネバー
ネバー
ネバー
ネバー
ギブアップ

小林 博重

小善は大悪に似たり、大善は非情に似たり

稲盛和夫さんの『心に響く言葉』を再度読み直す。

私がやろうとしていることは大善なのか、それとも小善なのか。

稲盛さんの「大善と小善」の講話とはちょっと違うだろう。

しかし、まだよく分からない。

しかし、分からないのであれば、やはり私は「大善と小善」を自分の血肉にしていないのだ。人間ができていないことなのだ。

今私がしなければならないことは何か。熟考して行動しよう。

小林 博重

稲盛和夫さんの講話から

もう1つ、リーダーの条件を申し上げます。

部下からの申し出、意見をただ、「いいわ、いいわ」と認めていたのでは会社は決してうまくいきません。

優しい情愛に満ちた人であると同時に、すさまじい厳しさを兼ね備えた人でなかったら、社長なんて器は務まりはしません。

どんな小さい会社でもそうです。

つまり、同一人物が両極端の考え方をあわせもち、そしてそれが同時に正常に機能できる能力を持った人でなければ経営者は務まらないと思います。

ただ優しいばかりの社長では、経営になりませんし、厳しい一方の人では誰もついてきやしません。

その両方が綾織りのように出てくる人でなければ、経営者なんてできやしません。

私は、いつも善の大切さを説いています。

だからみなさんもそれに引かれて話を聞きに来られる。

人間らしい優しい、いい生き方をしなきゃいけませんよと、いつも私が説く考え方に、みなさんは賛同しておられ、それを自ら実践されているはずです。

そのような優しい、すばらしい経営者の方が、この不況で会社が赤字に転落をしそうなとき、「経費を減らせ」と言って、もう鬼みたいになってやり出すことがあります。

そうすると周りは、「いつもあの優しかった社長とは違うやないか。二重人格みたいなものやないか」と言い出す。

でも、私はそれでいいと思います。

会社が厳しい状況になったら、鬼みたいな形相で、厳しいことを一直線になさねばならないのです。

反対するような敵は千万いても、我ひとりその敵に向かおうという、そういう気概を持って、自らを鼓舞して進んでいってもらいたいですね。

逆に問題なのは、嫌われるのがいやで耐えられないから、お茶を濁し、妥協し出すことです。

善を説き、人の優しさを説き、それで人の喜びが自分の喜びに、人の悲しみが自分の悲しみに感じられるような人こそが、経営者にふさわしいということと、私が必要だと思う厳しさとは、考え方のベースが一緒なのです。

これは仏教の教えである、「小善は大悪に似たり」「大善は非情に似たり」ということから説明ができます。

「ええわ、ええわ」といって、猫なで声で従業員をかわいがるという小善は、みんなを甘やかし、経費は増大し、不況にひとたまりもないぐらいに脆弱な企業体質をつくってしまいます。

そして実際に不況になり、会社をつぶして100人の従業員を路頭に迷わしてしまうのです。

確かに従業員に対して人がいいという小善、小さな善はしたかもしれないが、大悪をなしたのではないか。

私はそういう小善はしない。

「ええわ、ええわ」というわけにはいかんのやと。

次に大善。

大きな善というのは、非情に似て厳しいのです。

獅子は我が子を千尋(せんじん)の谷に突き落とす。

かわいい子には旅をさせよとも言います。

あのかわいい子を旅へ出して、「なんて厳しい非情な親や」とみんな考える。

しかしじつはそれが、子どもの成長には大いに役立つ大善、大きな善なのです。

だからつい、そういう意味があると知らなければ、自信がぐらつくわけです。

「俺が今やっているこの厳しさは、大善をなす行為だ」と自信を持つようにする。

「それは凡人から見たら非情に見えるかもしれないが、これは大きな善なのだ」と思えば、ひるまないわけです。

そして改革は、ズバッと本音でものが言える状態をつくらなければ、前に進まないのです。

例えば古い法律を変える際、誰に聞いても「そんな古い、明治時代にできた法律が今のこの時代に合うはずがない。それは廃止すべきです」と言うはずです。

しかし廃止すれば、路頭に迷う人がものすごく出る。

そういう「人でなし」なことはできないと考える人も多くいて、つまり人に嫌われることをしたくないものですから、改革が進んでいかないのです。

根底にはみんなから信頼をされ、慕われる社長でなければならないけれども、たまには、厳しくて嫌われるようなことも言う。

あえて嫌われることも必要です。

社員のみなさんを路頭に迷わせないためにも、私は経営者のみなさんに厳しいことを言います。

つまり、ただ人がいいだけで会社をつぶして、全員を路頭に迷わす、そいう悲惨な目には遭わせたくない。

私はみなさんを救うために、あえて厳しいことを言います。

それこそが大善というものです。

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私は運がいい。

今週になって急にコロナウイルスが身近になった感がある。それまでも緊張感はあったが、今、世間の雰囲気は様変わりだ。
そんなことで、パートナーの強い取り止めのアドバイスもあり、来週と再来週に予定していた福岡県と石川県の出張を全てキャンセルした。

そのため、私の手帳は4月の予定が殆どブランクになった。しかし、転んでもただでは起きない。OUEN Japan事業の見直しと新規事業としてのジブンインキュベーションの取り組み方についてじっくり考える時間を持つことができた。これら、2つの案件は、私自身にとって大きな人生の転機になるだろうと思う。

この1年、これからのOUEN Japanの在り方をずっと考えていた。
私が元気なうちは何とかなるだろう。しかし、命は有限だ。想いを込めて創った法人であれば、想いが分かる後継者にスムーズにバトンタッチしたい。そして「見果てぬ夢」を繋いでいってほしいと思う。

それともう一つ。
ビジネスマッチング、人と人を繋ぐビジネスは私の得手とするところであるが、私は「ものづくり」にも関わりたい。
私は銀行に勤めていた。それは企業家、起業家が夢を追求するための血液を供給する役目として社会にとって大きな意義があることは理解するものの、自らがその夢を持ち、果たすことに憧れるのだ。 OUEN塾はボランティア。ビジネスとして、夢の追求をしてみたい。

私は運がいい。

漸く人に恵まれ、この二つを果たすことができるように思う。
67歳は老人と言われる歳だ。コロナ騒ぎで老人を強く意識するが、そんなことを考えている場合ではない。
人生現役100年、あと33年。これからが本番の人生だと、仲間たちに出会ってその感を強くする。彼らたちに深く感謝しよう。そして、頑張ろう。

小林 博重

大家族主義の「ジブンインキュベーション」

いくら能力があっても一人の力は限りがある。それが集まっても纏まらなければ単なる足し算になるだけだ。ワンチームとは、足し算の世界から脱して、何か触媒を入れて化学変化をさせなければならないのだ。それは何だろう。

稲盛和夫さんは「大家族主義で経営する」と仰る。

私たちは、人の喜びを自分の喜びとして感じ、苦楽を共にできる家族のような信頼関係を大切にしてきました。これが京セラの社員どうしのつながりの原点といえます。

この家族のような関係は、お互いに感謝しあうという気持ち、お互いを思いやるという気持ちとなって、これが信じあえる仲間をつくり、仕事をしていく基盤となりました。家族のような関係ですから、仲間が仕事で困っているときには、理屈抜きで助けあえますし、プライベートなことでも親身になって話しあえます。

人の心をベースとした経営は、とりもなおさず家族のような関係を大切にする経営でもあるのです。

私は今までに経営をしたことがない。私は商才があるわけではない。
大学を出て入った銀行。銀行を辞めて雇われ経営者になったが、やはり自分が創った会社ではないし、オーナーは才はあっても「生き方」「考え方」は私の想いとは正反対。それに加えて私には商才はない。私の足らずをカバーしてくれる側近はいない。孤軍奮闘。4年で辞めた。その後は、仕事は「生活のために働く」ものになった。生命保険エージェントは稼ぎは良かったが「私のミッションはここにはない」と、贅沢にもほどがあるが、生涯の仕事と考えることはできない。

54歳で独立して個人会社を立ち上げた。ビジネスコラボレーションサポート。わかりやすく言うとマッチングビジネスだ。私の人脈同士のマッチング。大中小、事業法人が中心だが、学校法人もある。要するに何でもありのダボハゼ営業だ。
大学のニーズに応えて、大学に提携学生宿舎を提供するサポートをしたことがきっかけでOUEN JapanというNPOを立ち上げた。これはお金にならない。金食い虫だ。しかし、私のやりたいことがやっと見つかった。
ゴーイングコンサーン。私がこの世を去っても永続するものにしなければならない。OUEN Japanのビジネス版だ。私の得手を生かすことだが、それはやはりビジネスマッチングになる。それはそれでいいのだが、もっと事業の成長に自らが深く関与するビジネスをしてみたい。潜在的にそんな想いがあったのだろう。

それは、稲盛さんの仰るところの「大家族主義」だ。
プロ同士が集まって、その総和以上の、いやその何倍も。「脱皮する」ことだ。「昇華する」ことだ。プロたちが集まって、別次元の成果を出すことだ。そのためには、そのプロたちは大家族主義であるべきだ。

感謝、思いやり、信じ合う、援け合う、親身になる。

緩やかでも強固な信頼できる仲間たちのチーム。

そんなチームを創って、いい仕事をしたいと思う。
そのチームは「ジブンインキュベーション」なのだ。

小林 博重