年賀状を書く日本の文化

昨日から年賀状を書き始めました。毎年500枚ほどです。表の宛名は筆ペンで、裏のコメントは万年筆で認めます。まるまる土日を掛けても終わりません。何とかクリスマスまでには投函できると思います。メールやラインの時代になったとはいえ、「年賀状を書く」習わしは年末の恒例行事です。
今年いただいた年賀状に改めて目を通し、今年一年を振り返って、多くの方々にお世話になった思いを込めてコメントします。中には年賀状だけのお付き合いの方もいらっしゃいますが、それはそれで昔日を思い起こし、懐かしさが湧いて来るものです。
いずれにしても、人は人との触れ合いの中で成長していくものです。人さまのおかげで生きているという「感謝のこころ」を持って年賀状を書くという日本独特の文化は将来に亙って大切にしていきたいものです。 小林 博重

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幸せな人生とは

昨日、赤坂の割烹で、大学同期の3人で懇親の席を持ちました。

私は銀行を21年勤めて辞め、その後は一本独鈷の素浪人ですが、二人は一流企業役員にまで昇り、今は半ば悠々自適の身です。とは言っても、彼らは引く手あまた。齢60代半ばとは言っても、これからが第二の人生のスタート台に立ったばかり。一般的には、

彼らは成功者、私は落伍社と定義づけられそうですが、今となっては差に非ず、元気で頑張る意気揚々の三人です。

60歳代半ばになると、同期はてんでバラバラ。私の大学時代は、法曹界・中央官界・一流企業への就職が定番でした。今はベンチャービジネスの起業家の道を行くことが珍しくはありませんが、40年前の当時、特に東大卒は出世の階段(エスカレーター)を登る人生のみが全うな人生という時代でした。

三人で「幸せな人生」について語り合いましたが、「小林が歩いてきた人生は、苦労も多かったかもしれないが、結構幸せな人生だったのではないか。これからのことを考えると、活き活きして第二の人生を送るトップバッターなのではないか」との結論になりました。私も、(お金の面はいざ知らず)人生山あり谷あり、考え方が180度替わってしまった人生であり、これからも楽しい後半生が待っていると思っています。

しかし、また、二人が言うには、「それも奥さんがおまえの好き勝手を許してくれる実に賢夫人だからだ。離婚されなくて良かったな」が落ちになりましたが。今考えるとその通りです。何回か離婚の危機という雰囲気は感じたことがありましたが、妻が偉かったのでしょう。基本的な考えとして、私は所有価値よりも利用価値を重視するリース派に替わりましたし、人生はそれが一番幸せなのではないかと思います。一つ、人にご迷惑を掛けないこと。結論として、妻に「お父さんと結婚していい人生だった」と死んだあとでも言ってもらうことですね。

小林 博重

天性の才能と努力

ベネフィット・ワン仲村真衣さんとOUEN望年会のビンゴの打ち合わせをしました。同社にはOUENの活動では殊の外お世話になっており、仲村さんには昨年もビンゴの司会をお願いしました。仲村さんはそつなく人の懐にスーと入ってくる憎めないお人柄の女性です。人徳と言うのか、天性の営業向きのキャラクターの持ち主です。徳=得です。同社での営業成績は抜群というのも頷けます。

私は30代前半に銀行人事部で採用担当をしておりましたが、どのような人を採用したいのかいつも考えておりました。どうしても同じタイプの人間、好みの人間を採用しがちで、部長には「バラエティに富んだ採用」を心がけるように言われておりました。「得手に帆揚げて」の通り、いろいろな得意技を持った人が集まって力を合わせ、切磋琢磨して同じ目標に向かっていくことが組織の醍醐味であろうと思います。しかし、前提としての基本ソフトが一致していないと、強い組織にはなりません。その基本ソフトとは、正しい「人生の生き方、考え方」を持った人であり、「人に愛される徳(得)な人柄」の人の集まりであることです。

天性の才能と努力の両方が備わった人は強烈にすばらしい人財なのですが、才能の不足を努力でカヴァーすること、誰にも負けない努力でカヴァーする人もすばらしい人財です。

人を教育することはとても難しいことです。自らが人間を磨き続ける中で、人はその背中を見て成長するのでしょう。それが教育の原点だと思います。

教育は、忍耐であり、謙虚であり、努力であり、感謝です。OUENやMapはその教育の原点を忘れては成長できないと肝に銘じたいと思います。

小林 博重

物事の見方・考え方によって人は幸せにも不幸にもなる

昨夜は9時過ぎに床に就きましたが、12時前に目が覚めて、12時半になっても目が冴えて眠れませんでした。不眠症というのではなく、いろいろなことを考えると偶にこのようなことがあります。こんなときは、無理に眠ろうとはせずに起きて仕事をするか読書をするかに限ります。そのほうが精神衛生にも良いし、仕事もはかどるのです。

これは、私のメンターのアドバイスでもあります。そして、この考え方は「何ごとも明るく前向きに捉えること」に繋がるのです。

日めくり稲盛和夫箴言集の13日は、『厳しさこそが人を鍛える』というものです。

〜自分が置かれた厳しい環境をネガティブにとらえて、卑屈になり、恨みつらみを募らせていくのか。それとも、厳しい環境を、自分を伸ばしてくれる機会として、ポジティブに受け取るのか―――。いずれの道を取るのかによって、行き着くところが大きく異なってしまうのは、仕事も人生も同じことだ。〜

小林 博重

小欲から大欲へ(ゲインからルーズへ)

大隅良典・東京工業大栄誉教授がノーベル賞医学生理学賞を受賞されました。大隅先生はインタビューで、示唆に富む名言をお話しされています。

〜大事なのは、子供時代に誰もが持っている「これは何だろう、どうなっているんだろう」という素直な気持ち。〜

〜私は競争があまり好きではありませんで、人がよってたかってやっているより、人がやっていないことをやる方が楽しい。〜

〜誰が一番乗りかを競うより、誰もやっていないことを見つけた喜びが研究者を支える。〜

〜自分が面白いと思った道を突き進んでほしい。〜

〜科学をする心というのが何十年か後の日本を支えるんだということを、もっとたくさんの人に知ってもらうことが大事。〜

〜私は「役に立つ」という言葉がとっても社会をだめにしていると思っています。数年後に事業化できることと同義語になっていることに問題がある。本当に役に立つことは10年後、あるいは100年後かもしれない。社会が将来を見据えて、科学を一つの文化として認めてくれるような社会にならないかなあと強く願っています。〜

学ぶこと

1. 幼子のような素直な心を持つ。

2. 天から与えられた自分自身の得意技を磨き上げ、only oneで人生を生きる。

3. 自分が好きなことをして、世のため人のために尽くす。

4. 生き方を、目先のものを追い求める小欲の「ゲイン」から、遠い先を見据える大欲の「ルーズ」に切り替える。

小林 博重

『ビジネスZEN入門』から学ぶ

本日、『ビジネスZEN入門』(松山大耕著、講談社+α新書)を読みました。気付きが多い良書でした。特に、今の私にとって心に残った文章をいくつか。

〜地域貢献活動をしたい、ソーシャルビジネスをしたい、というように他人や社会のことを真剣に考え、実際に行動に移す人たちがとても多くいます。しかし、そういった若い人たちに会うときに、気になることもあります。その一つは、社会に貢献したいという素晴らしいビジョンがあっても、それが長期的に無理なく循環できるシステムにまでなっていないということです。そうした活動を続けていくためには、それなりにお金を稼ぐ手段を考えなければなりません。その点に関して、より現実的になることは決して悪いことではなく、むしろとても大切なことです。さらに、「いいこと」をするためには、精神的にタフでなければいけません。自分自身が肉体的、精神的に健全でなければ「いいこと」はできない。その面で自分自身の心のケアをできていない若者が多いと感じます。〜

〜「最高のウイスキーは、できのいい樽のウイスキーだけをブレンドしてもつくることはできません。どうしようもないなと思えるような、できの悪い樽のウイスキーを少し混ぜてやらないと本当によいウイスキーはできないのです」(サントリーのチーフブレンダ―輿水精一さんの言葉)。経営者をはじめ、組織をまとめる立場の人は、「できない人間」を排除するべきではありません。そうした人をいかに生かしていい組織を作り上げるかを考える「ブレンダ―」でなければならないのです。〜

〜仕事で失敗をしても、それを成長のために一つの肥やしと認識するか、失敗してしまった、俺はもう駄目だと認識するか。起こった結果は一つであっても、認識の違いによって全く違った意味を持ってくるのです。〜

改めて学ぶこと

1. 思いをビジネスにまで昇華させること。ウインウインのビジネススキームを考え抜くこと。

2. 肉体的、精神的にタフであること。「いいこと」をするためには、心身の健康が基本であること。

3. リーダーは、人のいいところを見て褒めること。人は誰でも得手不得手がある。人の得手を生かし、活性化した組織を作り上げること。

4. 失敗を糧にして、明るく前向きにチャレンジすること。反省はしても後悔はしないこと。

小林 博重

私の天職

この2日間は、OUENチャリティー望年会のご出席者(213名)のテーブル(22卓)の席順を決める作業に没頭しておりました。私の人脈は政財官学さまざまなジャンルに拡がっておりますので、その調整に頭を悩まします。

このイベントの目的は、ご出席者にOUEN Japanの活動を報告しご理解とご協力をいただくことの他に、ご出席者同士の交流を推進することによりそれぞれのビジネスが拡大発展することがあります。応援は双方向なものです。応援することで応援される人から感謝される、その喜びがお返しなのです。OUEN Japanがその先頭に立って皆さんを応援することが、OUEN Japanが成長発展することに繋がるのです。そのためのマッチングの機会を作ることがもう一つの目的です。Mapはマッチングビジネスを生業としていますが、その根っこは応援=OUENなのです。これが私の天職になりました。

本日の【稲盛和夫箴言】は、『仕事に惚れる』です。

〜人間は好きな仕事ならば、どんな苦労も厭わない。そして、どんな苦労も厭わず、努力を続けることができれば、たいていのことは成功する。つまり、自分の仕事を好きになるということ―――この一言で人生は決まってしまうと言って過言ではない。いい仕事をするためには、一心不乱に脇目もふらずに仕事に打ち込み、心と身体ごと、仕事を好きになってしまうのだ。いわば仕事と「心中」するくらいの深い愛情を持って働いていくと、人は皆、幸福をつかむことができるのだ。〜

天職とは、その人の個性を最大限に生かし、その仕事が好きで苦労も苦労と思わず、仕事をまるで趣味であるかのように苦労を楽しみ、世のため人のために尽くす社会貢献の仕事であると思います。この歳になりましたが、その天職を見つけることができて、心から生きていてよかったと思っています。

小林 博重

感性的な悩みをしない

稲盛和夫さんの【6つの精進】の一つに、「感性的な悩みをしない」があります。

人生では、ときに失敗してしまうことがあるが、けっしてクヨクヨと感性的な悩みをしてはならない。「覆水盆に返らず」、「なんであんなことをしたのだろう、あんなことをしなければよかった」と、いつまでも悩んでみたところで詮ないことだ。失敗した原因をよく考え、反省はしなければならない。しかし、十分に反省したのであれば、後は忘れてしまうことだ。次の新しい目標に向かって、明るく希望を持って、行動を起こしていけばいいのだ。失敗をしたら、反省をし、そして新しい行動へと移る・・・・・そのような人は、たとえどんな窮地に陥ろうとも、後には必ず成功を遂げていくことができる。

本田宗一郎さんも、「成功とはあなたの仕事のほんの1パーセントに当たるものだが、それは失敗と呼ばれる99パーセントのものがあって初めて生まれてくるものである」と仰っています。

人生の成功のポイントは、きれいな心とネバーギブアップの精神を持って生き抜いていくことです。

小林 博重

重要なのは、「まずやる」ということ

【SERENDIP】で『ビジネスZEN入門』(松山大耕著。講談社)を読み、早速アマゾンで買い求めました。

禅は言葉ではなく「体験」で教えを伝える。(中略)禅では、文字で書かれたものは解釈次第で変わってしまうため、言葉によって仏教の本質を伝えるのは難しいと考えます。だから、文字や言葉ではなく、体験によって悟りを目指す。そしてその経験を人から人へと伝えていかねばならない、とするのです。禅は、体験がすべてだといっても過言ではないほど体験や実践を重視します。座ることだけではありません。掃除や料理といった日々の体験のすべてを禅は重んじます。それ自体が禅にとっては修行なのです。そのことが、禅を誰にも開かれた宗教にしていると言えるでしょう。〜

〜人間はすべて論理だけで動いているわけではありません。つらい仕事をしなければならないときもあるし、自分の意には反するけれども謝らなければいけないときもある。論理を超えたいろいろな状況に直面します。そういう理屈を超えたところで、即座に反応して適切に行動できるかどうか。〜(中略)重要なのは、「まずやる」ということ。その体験を繰り返し、まず実践する習慣を身につけること。そういう姿勢ですべてのものに向き合うのです。頭で考えて終えるのではなく、実践する。姿勢や身のこなしなど、細かな一挙手一投足を正すことも、正すとすぐに何か結果が出たり役に立つわけではありませんが、ずっとやっていけば将来何かしらになる。一つひとつの動きをきちっとやっていくと、立ったときの雰囲気や歩き方といったすべてが知らず知らずのうちに全く違ってくるのです。〜

〜物事を究めるためには、目の前にある短絡的な利益を求めるのではなく、それを実践すること自体が目的にならねばいけないのです。〜

〜歩くのは、ただ歩くだけでよいのです。一人で、前に向かって一歩一歩進んでいくだけでよい。考えなければならないこともないし、他人に気を遣うこともない。ただ目的地に向かってひたすら歩く。するとその間に本当にいろんなことを考えるのです。そしていま振り返ると、この行脚の経験こそが、私にとって最も重要な修行のひとつだったようにも思えます。〜

〜ビジネスにおいても、グローバルに生きるという上でも、同じことです。本当に大切なものは、決してすぐには得られません。得ようと思って得られるものでもありません。また、それは往々にして、遠くにあって大きく見えるものでもないでしょう。一見何も得ていないように見える地道な一歩一歩の積み重ね。本当に大切なものは、自分の中に、自分の足元にあるのです。そこに目を向けること、すなわち自分の本質を見つめることの大切さ。それが、禅が教えてくれることなのです。〜

私が求めていた【人生観】が禅の思想のなかにあるような気がして、じっくり読んでみようと思いました。

小林 博重

真の純粋さとは

昨日、OUEN学生リーダーのミーティングを行いました。村元瑞央さん(慶應3年)、吉川香蓮さん(上智3年)、丹羽和嘉子さん(明治3年)、吉田梨紗さん(慶應2年)の4名です。彼女たちは私とは40歳以上も若く、美しく純真無垢で素直な女性です。

私は気持ちと心意気はいざ知らず、若さという特権では全く対抗ができません。真の純粋とは、泥沼から可憐な華を咲かせる蓮のように、混濁の世の中に於いてその汚濁に染まることなく孤高を保つことであると思うのですが、その意味に於いて私は“純粋”であり続けたいと思うものです。

私は人の性は善と思います。しかし、人間は悪に染まりやすい弱い動物なのです。そのために人は生涯を掛けて人間修養に努めなければならないと思うのです。組織運営に於いても、この性善と虚弱を見据えなければなりません。

彼女たちには、これから素晴らしい未来が待っています。邪悪に染まらない強い人間に成長していってほしいと心から願うものです。

フレーフレー村元!!!

フレーフレー吉川!!!

フレーフレー丹羽!!!

フレーフレー吉田!!!

小林 博重