中島清成先輩と東大応援部の[3Sスピリッツ]

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昨日、東京大学応援部『赤門鉄声会』の慶弔旗が青山の事務所に届いた。
この慶弔旗は、OB OGの冠婚葬祭のおりに、希望者に貸し出すことを目的としてつくったものだ。この4月の鉄声会総会で、私がその管理を任されたため、製作会社から送られてきたものだ。

赤門鉄声会は東大応援部OB・OG会だ。
戦後、東京六大学野球が神宮球場で復活した出鼻、東大が最終戦で慶應大に0対1で惜敗し、準優勝を飾ったことがある(東大のAクラス入りは後にも先にもこれしかない)。 そのおり、数人の東大生が応援席にTIU(東京帝国大学)の文字を書いた旗を振って応援した。
彼らは南原総長から総長室に呼ばれて、総長から言われた。
「大学の復興はスポーツの振興にかかっている。君たちはその旗振り役となれ」
との一言が東京大学応援部の創設につながった。昭和22年のことだ。

OB会の赤門鉄声会はそれから10年足らずでできたのであろう。その創設者は昭和31年卒の中島清成(なかじまきよしげ)さんだ。中島さんは昭和30年の主将(団長)だ。元朝日新聞の政治部記者、日刊スポーツ新聞社社長。小林桂樹の主演映画のモデル(大学の応援団長)にもなったそうだ。聞屋(ぶんや)さんだけあって文才に優れた方だ。 東大応援部の3Sスピリッツは中島さんがおつくりになった。

東大応援部の[3Sスピリッツ]
①Service
②Sacrifice
③Study

私はこの3Sスピリッツを私の個人会社(南青山ビジネスパートナーズ=Map)のモットーにして、私なりに意訳している。

①Service→社会貢献
②Sacrifice→活私奉公
③Study→人生修養

個人会社のモットーにしようと思ったのは、中島さんから「応援とは何か」の本質を教えられたからだ。
それは、私が独立する前だったから15年以上前だったろうか。渋谷マークシティのサッポロライオンで中島さんに東大応援部現役向けにお話しをしていただいたことがある。私はそのお話しに感動した。

彼は、3Sスピリッツをつくられたことのほか、東大応援部の応援マインドについて熱く語ってくださった。

応援とは、
1.人に寄り添う心→論語の「恕の心」
2.尽くす心→上から目線ではなく「横から目線」
3.宮沢賢治の「雨ニモマケズ、風ニモマケズ」の心→「行って○○する心」すなわち陽明学の「知行合一」
4.縦の規律のなかに、横の心を添える。
5.緩やかでありながら強固に結びつき、お互いが対等である関係
6.肩組み合って夢を追い続ける。
7.大らかで、牧歌的で、自由闊達
8.応援は黒子

それが南青山ビジネスパートナーズおよびOUEN Japanのモットーになっている。

また、OUEN Japanは学生(日本人大学生や来日留学生)の応援団だが、彼らを「支援し、力づけ、そして屈することなく応援し続ける」応援団として、 1.Support
2.Strengthen
3.Sustain
の3Sスピリッツをモットーとしている。

しみじみと鉄声会慶弔旗を眺めて、そんなことに思いを致している。

小林 博重

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