2021年 7月 22日の投稿一覧

犀川縁のウォーキングを楽しむ。⑵

梅雨明けで、金沢は熱中症警報が連日出ている。
日中はウォーキングどころではないが、早朝の犀川縁は、気温は25度であっても川風が心地よく吹いて、快適なウォーキングを楽しむことができる。

昨日同様、片町の犀川大橋から犀川縁を歩く。昨日は川下に向かって歩いたが、今日はその逆で川上に向かって歩く。1時間歩いて、来た道を折り返す。 私同様、ウォーキングを楽しむ人がちらほら。年配者が多い。水鳥が水面をスイスイと泳いでいる。長閑な早朝の犀川の風景だ。

私は高校時代は犀川近くの寺町で下宿をしていた。1年生の土日は能登の実家に帰ることが多かったが、2〜3年生にもなると帰っていては受験勉強が捗らないこともあり、土日も金沢で過ごすことが多くなった。 気晴らしに犀川を歩いたり、犀川を渡って片町の繁華街に出掛けたりした。16〜17歳、もう半世紀も前のことだ。

犀川を歩くと半世紀前の高校時代を思い出す。いい思い出ばかりだが、それも私が東京に住んでいるからだろう。
「ふるさとは遠きにありて思うもの」と思う私は、今はほんとの石川県の人間ではないのだろう。

東京から石川県を応援することが私のミッションだろうと思う。私は根っからの応援団なのだから、いろいろな組織にどっぷりと入り込むことは、それがどんな組織でも抵抗があるのだ。私はそれでいいと思う。それが応援だ。それが応援の本質だ。

終の住処を定めて、新たな第二の人生をスタートしようと決めて、今週、金沢に来た。
OUEN Companyの方々にお会いして、今まで以上に人と人とのつながりの深みと拡がりが出てきたように思う。
OUEN Companyは、九州と石川県から、”友だちの友だちは皆友だち”の数珠繋ぎでどんどん他地域に拡がっていくように感じている。

腹が固まると皮が剥ける。

今年は新しいニ生の準備活動期間だ。来年、満70歳からの私の秋を素晴らしい実りの秋にしたいと思う。

小林 博重

和倉温泉加賀屋さんのこと

プロレドパートナーズ根津さんの運転で金沢から七尾に向かう。
“のと里山街道”はフリーウェイで信号はなく、車もさほど走っていない。全く渋滞なしで、1時間半で和倉温泉加賀屋に到着する。

加賀屋さんはOUEN塾の協賛企業だ。第1回OUEN塾について、学生リーダー中心に企画・実行し、協賛企業のご意見も参考にして、来秋に開催したい旨をお伝えする。

加賀屋さんは、30数年に亙り”おもてなし”でナンバーワンにランクされている日本一の和風旅館だ。七尾線特急で金沢から約1時間。 石川県では、加賀に山中・山代・片山津の加賀温泉郷があるにもかかわらず、能登半島にある和倉温泉の加賀屋が日本一の旅館と言われるようになったのはどうしてだろう。
私が幼少の頃の加賀屋は、それは和倉温泉では有名な旅館だったが、全国レベルで今ほどのメジャーな旅館ではなかったように思う。それは、小田オーナーの卓越した経営者能力のせいなのか。そのほかに何があるのだろう。 何はともあれ、能登半島をメジャーにした一因は加賀屋さんの存在が大きいのではないかと思う。

川端経営企画部長から、胸にストンと落ちる話を聞いた。
同社は今年80名の新入社員を採用したのだとか。このコロナ禍の時に、それも観光業という一番コロナの影響が大きい業種にかかわらず80名の採用だ。坂本地方創生相もそのことで加賀屋にお見えになったとか。

逆転の発想からすれば、観光業を就職先と考えている学生を採用するには、他社が採用を手控えている今は優秀な学生を採用するチャンスということもあるのだろう。
就職戦線では加賀屋とバッティングする先はJALやANAなんだとか。キャビンアテンダントを考えている女子学生は加賀屋も就職先として考えているらしい。ちょっとビックリだ。 JALやANAは今年は採用がなかったので、加賀屋を就職先として選んだ女子学生も多くいたらしい。

川端部長は、彼女たちは加賀屋に入社したのではなく、加賀屋に入学したのだと。今の時代は、人生を生き生きと生きるために、加賀屋に入学して何年かして卒業して、次のステージで頑張る時代なのだと。
加賀屋を卒業したことは自分を高く売る一つになればありがたい。加賀屋がブランドになればありがたい。加賀屋のファンが至るところにできる。そして、ファンがファンを呼ぶ。

私が若い頃は「寿退社」という言葉があった。女性は結婚して辞めるのが幸せな人生だということだ。ていのいい肩叩きだ。そこには女性の能力を生かすという発想はない。 しかし、加賀屋の入学・卒業は女性の能力を生かす、多様な女性の生き方をサポートするというところがある。加賀屋としてもバランスの良い人事計画につながるのだ。
彼女たちのほとんどは3〜4年の在職期間であるから、教育期間は1年(そのように教育制度を変えたのだとか)。2年目からは一人前として、バシバシ働いていただく。それが加賀屋も社員もハッピーなんだと。

実に納得した。
何事も柔らか頭で人生にチャレンジすることが、いい循環をつくることになるのだろう。

小林 博重