人生を『推敲』する。

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アッという間にGWの最後の日になった。

昨年同様、緊急事態宣言中であり、天候にも恵まれたおかげで、2〜4日の3日間は2時間ウォーキングで心身をリフレッシュした。

あの半月前の腰痛は何だったのだろう。とはいっても68歳の老体(本人はさほどそうは思っていないが)である。無理はいけない。

あと32年弱、100歳まで現役を続けようと思っているのだから。

今年のGWは、ある意味で実に有意義な1週間になったように思う。

「推敲」することをこれほど徹底して行ったことはない。それは『人生を推敲する』ことでもある。

Wikipediaで「推敲」を調べる。

推敲(すいこう)とは、文章を何度も練り直すこと。

唐代、都の長安に科挙(官吏の登用試験)を受けるためにはるばるやってきた賈島は、乗っているロバの上で詩を作っていた。その途中、「僧は推す月下の門」という一句を口ずさんでから、「推す」のほかに「敲く」という語を思いついて迷ってしまった。彼は手綱をとるのも忘れ、手で門を押すまねをしたり、叩くまねをしたりしたが、なかなか決まらなかった。あまりにも夢中になっていたので、向こうから役人の行列がやってきたのにも気づかず、その中に突っ込んでしまった。さらに悪いことに、その行列は京兆府事(長安の都知事)、韓愈の行列であったため、賈島はすぐに捕らえられ、韓愈の前に連れて行かれた。そこで彼は事の経緯をつぶさに申し立てた。優れた名文家であり、漢詩の大家でもあった韓愈は、賈島の話を聞き終わると、「それは『敲く』の方がいいだろう、月下に音を響かせる風情があって良い」と言った。そして、二人は、馬を並べていきながら詩を論じ合った。

このことから「文章を書いた後、字句を良くするために何回も読んで練り直すこと」を「推敲」という。

私の人生の春夏秋冬では70歳からが「実りの秋」だ。それまでの70年間を客観的に俯瞰し半生を総括し、70歳から100歳までの30年間を「実りの秋」として結実させるのだ。

平常の1週間では仕事に追われ、目の前の事象の対応に追われてしまう。

その臨機応変の能力がビジネスセンスの多寡なのだと思うが、それだけでは長い人生を俯瞰することをせずに日々を過ごしてしまうことにならないとも限らない。

そのことを考えると、強制的にそのような時間をつくることは、年中無休が信条の私にとって大いに意味があることだ。

そして、その推敲する材料が、「招かれざる客」であっても、それは天が「磨き砂」として私に与えてくださった天恵であると前向きに捉えることだ。

九州北部信用金庫協会の篠原専務から「幸せ4因子」のcopyをいただいた。

幸せ4因子とは、以下の4つである。

  1. やってみよう!  自己実現と成長
  2. ありがとう!  つながりと感謝
  3. なんとかなる!  前向きと楽観
  4. あなたらしく!  独立とマイペース

今のところ、この「幸せ4因子」は、私の心身に沁みわたっているように思う。

この調子で、あと32年弱、100歳まで現役を続けよう!

小林 博重

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