年賀状書きで明け暮れる正月三が日

  • LINEで送る

令和3年(2021年)がスタートした。昨年はコロナに始まりコロナで終わった「疾風怒濤の一年」だったが、今年はそのコロナも収束(終息)して、心穏やかに過ごすことができる一年であってほしい。

東京の元日は、風は強いが、そのせいもあってか、空は雲一つない日本晴れだ。今年のふるさと北陸は雪が降り積もっている。曇天の北陸から東京に大学受験に出てきた半世紀前を思い出す。「東京はいいな。これがおばばが歌っていた『日本のキャピタル』か」。祖母は時々エノケンが歌っていた♫東京は日本のキャピタルで・・・♫を口ずさんでいた(私は祖父母に育てられたので、何かあるといつも祖父母のことを思い出す)。

元日は、事務所で朝風呂に浸かってから、事務所と自宅に届いた年賀状に目を通して整理することから始まった。
毎年、青山外苑の氏神様である熊野神社に初詣しているが、今年は元日だったせいだろうか、参拝客は予想以上に多かった(多いといっても20名くらいだが)。しかし、3密というほどではない。 古いお札と破魔矢を納めて、今年のお札と破魔矢をいただいた。心が改まる。
事務所でゆったりと新聞を読み、やおら、いただいた年賀状のお返しの年賀状を書き始めた。まずは宛名書きだが、200枚も書いたろうか、今日はこれで打ち止め。正月はあと二日ある。

令和3年用の年賀状の発行枚数は約19億4,000万枚で、2004年以降で最少だとか。2020年は23億5,000万枚だから、今年は前年比約17%減だ(人口1人あたり、出す年賀状の枚数は19.3枚から16枚に減少)。
原因は、若者を中心として、メールやLINEで年賀の交換をしていることもあるだろうし、企業の広告費用削減の煽りを食っているせいもある。アナログからデジタルの時代に替わってきているのだろう。ちょっと寂しい気もする。

アナログで今の私があるし、アナログはデジタルにない温もりがある。デジタルは便利でいいが、人と人の根っこはアナログでしか繋がらないと思う。アナログとデジタルのミックス。そのバランスをどう取るかだろう。これはオフラインとオンラインのバランスでもある。何でもオンラインというわけにはいかない。そんな殺伐とした世界はロボットだけの世界だ。人間はあくまでもアナログであり、オフラインでありたいと思う。

そんなことで、正月三が日は年賀状書き三昧の3日間になる。

小林 博重

  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。