私が何とか社会に爪弾きされずに生きていることができているのは、勿論、妻のおかげであることは間違いないが、加えて、私の性格に依るところが大きいのではないかと自負している。

オープン(ちょっとオープン過ぎるところがあるが、それがまた良いところでもある)で、少し図々しいが、それでもあまり嫌われなくて相手の懐に入っていけるところ。甘ちゃんでお人好しなところ。独立してからは、それなりに世の中の辛酸を舐めて生きているが、それが僻みになっていない。寧ろ、真っ直ぐな性格が少し妥協することも覚えて、柔軟な考え方も身に付けるようになった。そして、真っ直ぐな性格はより堅固になってきている。メンターには、人とのそれぞれの距離感を保つことを意識するようにと言われるが。

私のような「誰とでも仲良くなれる」キャラクターの人間でも、人間である以上、好き嫌いはある。好き嫌いは人以上だろう。

若い時は、気が合わない人とは付き合うことをさけて生きてきた嫌いがあるが、それはサラリーマンであったこともあるだろう。それなりに付き合ってきた。それがブチ切れて会社を飛び出してしまったのだが、今となっては、結果オーライというところか。 一匹狼になると、サラリーマン時代よりももっと気楽と思いきや、決してそうではない。それは「人間は独りでは生きることができない」からだ。
特にお人好しでオープンな私のところにはいろいろな人が集まってきてくれる。その中には気が合う人ばかりではない。気が合わない人であっても私を利用しようとする人たちが、手練手管で寄ってくる。 そのことは、感が鈍い私であっても直感で分かるようになってくる。独りで生きるとなると直感というのか第六感というのか、それは研ぎ澄まされてくるものだ。
その人たちが箸にも棒にも引っかからない人であれば付き合うことはしないが、私が持っていない「優れたところ」を持っている人(私の凸凹の凹んだところを埋めてくれると思うからだろう)であれば、気が合わない人であっても上手に付き合うことが大人の対応だと思う(肝腎要の「生きる哲学」を曲げることはしてはならないが)。

一匹狼が世の中を生きていくことは容易くはないが、考え方を柔軟にすることができれば、人の話を素直に聞くことができれば、もっとベターな生き方があるのだろうとも思う。

検索エンジンで「気が合う人」を繰ってみた。
気が合う人は波長が合う人であり、それは出会ってから短期間で分かるとか。そうだなと納得する。

気が合う人の特徴
①第一印象がかなり良い。ピンとくる感覚だ。
②長く一緒にいても気疲れしない。
③家庭環境・境遇が似ている。
④趣味が同じである。
⑤興味・関心に共通点が多い。
⑥会うだけで元気(笑顔)になれる。
⑦会話していると共感・同意が多い。
⑧価値観やプライオリティが似ている。
⑨笑いのツボが同じ。
⑩自分と見た目や雰囲気が何となく似ている。

大体そんなものかと同意するところは多い。
以心伝心。人の心は鏡のようなもの。私がそう思えば相手もそう思う。そうありたいものだ。

人との距離感は個別だが、できるだけ近い距離感の人が増えることが、私が思う「温かい人脈」につながるのだろう。

小林 博重