2020年 11月 15日の投稿一覧

『超訳 LIFE SHIFT』を読む。

昨日は新宿から外苑前までウォーキングをした。事務所に戻ってかかとが痛いことに気がついた。
特にぶつけたわけでも捻ったわけでもない。少しウォーキングのしすぎなのかもしれない。もう若くはないのだと妙なところに老いを実感する。

そんなことで、今日はどこにも出掛けず、ウォーキングは一休みして、読書三昧の一日を過ごした。
夕方、近くのスーパーマーケットに出掛けたところ、昨日の痛みは退いて、いつものように歩くことができた。ホッとした。とにかく、無理はしないことだ。もう若くはないのだから。

先週、日本橋に出掛けたおり、日本橋丸善にぶらっと立ち寄り、本を3冊買い求めた。

私は、新聞広告で買おうと思った時はAmazonを利用することが殆どだが、特に買いたい本がない時でもぶらっと本屋に立ち寄り、読みたいと思ったら本があれば、まとめて買い求める。何事もオンとオフのバランスだ。通販で買えばそれは便利かもしれないが、何か物足りない気がする。本屋に行って、所狭しと新刊が並んでいる空気感は、文化の香りがするようで何とも言えない。

その一冊『超訳 LIFE SHIFT』〜100年時代の人生戦略〜を読んだ。『LIFE SHIFT』(リンダ・グラットン著)がベストセラーだった時、私も買い求めて読んだが、『超訳 LIFE SHIFT』は、それを日本に焦点を当てて簡潔に訳したものだ。

一気に読んだ。

人生100年時代になった。68歳の私があと32年間、現役を続けることは夢ではない時代になった。
「老後2000万円は必要だ」と話題になったが、その「有形資産」以上に大切なものは「無形資産」なのだ。100年人生が幸せになるかどうか、「無形資産」が人生を左右する。

とにかく、人生70年時代には、教育(大学まで)〜仕事(入社して定年まで)〜引退(退職から死まで)の3ステージが人生であり、リタイヤ期間はせいぜい10年だったから、リタイヤ後はあまり人生を考える必要はなかった。 しかし、人生100年ともなると、引退期間は40年間もある。ゴルフや旅行を楽しむにはあまりにも長い。
人生100年時代は、3ステージでは人生は苦しいものになる。これからは5ステージを見据えて、自己を磨くことで老後を生き抜くことだという。

私見だが、人生100年時代を幸せに生きるには、今までの仕事に対する考え方を180度変える必要があると思っている。
「仕事を楽しむ」さらに進めて「仕事を遊ぶ」という発想が私は必要だと思う。
オンとオフを分けることなく、年がら年中仕事をし、遊びをする発想が人生100年を生きるポイントだと思うが。これは私だけの発想だろうか。 人さまにそれを強要するつもりはないが、それが人生を楽しくするのだと思う(遊びはお墓に入ってから思う存分遊ぶのだ)。

何はともあれ、100年の人生は長いようで短い。
68歳の私は100歳まで32年あるが、32年前は私は36歳だった。その時、私は銀行で人事部勤務だった。採用にも携わっていた。
先週、その時に採用した、現ソフトバンクグループ専務の後藤芳光さんにお会いしたが、面接したのはついこの間のことのようだと、二人で懐かしく語り合った。32年はアッという間に過ぎる。

人生は長いようで短い。
そして、私の人生の幸不幸は、これからの後半人生で決まる。

ゲゲゲの女房で、水木しげるさんの奥さんの武良布枝さんは言っている。

「人生は終わりよければ、すべてよし‼︎」

私の68年の人生前半は七転八倒の人生だったが、これからの後半人生52年(現役人生32年+余生人生20年)で、「人生終わりよければすべてよし‼︎」と行きたいものだ。

小林 博重

OUEN Companyを哲学する。

ありがたいことに、私の周りには老若男女を問わず多くの方々が集まってきてくださる。それゆえに自ずから「温かい人脈」ができてくる(敢えて「温かい」と言うのは、ビジネス≒お金を通じてできた人脈ではないからだ。勿論、お金がなければ生きてはいけないことは当然のことだ。しかし、ともすれば、お金だけの付き合いは「金の切れ目が縁の切れ目」の諺もあるように、そこには人の心はないと思う)。 ビジネスは心があってのビジネスでありたいと思う。

私の個人会社、南青山ビジネスパートナーズはそのような思いで、私の温かい人脈をベースにビジネスマッチング、ビジネスコラボレーションサポートをする会社として平成20年に設立した。
そのビジネスの一環で、日本人大学生と留学生が住む東大の国際交流宿舎を共立メンテナンスさんにご提供いただいたことが切っ掛けで、平成26年にNPO OUEN Japanを設立するに至った。

それゆえ、MapとOUEN Japanのコンセプトは基本的には同じだ。Mapの発展形がOUEN Japanである。

人はひとりでは生きていけない。ビジネスも同様だ。たとえ才能が豊かなタレントであっても、ひとりでは何もできない。多くの人たちのサポートがあって表舞台に立つことができる。

私の場合、ビジネスマッチングであれば、人と人、企業と企業を結びつけることはできる。しかし、私はオールラウンダーとは程遠い能力の人間であり、せいぜいがビジネスマッチングだけしかできない。もっと深く、もっと熱く、世のため人のために尽くすことで、私の利己を利他の境地まで引き上げたいと思う。究極の利己は利他なのだと証明したいと思う。それが私の生まれてきたミッションと思うからだ。

どこかに私と共に闘ってくれるパートナーがいないだろうか。私の凹んだ穴を埋めてくれるパートナーがいないだろうか。
勿論、私には人より優れた凸のところはあると自負している。お互いの凸凹の穴を埋め合うことで、理想の球形になるのだ。
そんなパートナーが現れることがあるとすれば、それは奇跡と言ってもいいかもしれない。

新型コロナが人類を襲い、MapもOUEN Japanもその荒波を被って今日がある。
「万事休す」から人生もビジネスもスタートすると前向きに捉えていたところに現れたのが、ヒトスパイス代表の野本知里さんだった。

これは奇跡だろうか。
いや、森信三翁は、人は逢うべき人には必ず逢える。一瞬遅過ぎず、早過ぎずと仰っている。
そう思い、切磋琢磨があっての出会いなのだ。

野本さんとは親子ほどの歳の差がある。実に才媛だ。
しかし、生きる姿勢は私と共通している。同じ人生哲学なのだ。
年齢や経験は人を成長させるが、成長はそれだけではない。世の事象に対する洞察力の深淵さ如何による。
私よりずっと精神年齢は高い。そのコーチングはプロ中のプロだ。人の心を掴む、その正確さは群を抜いている。

共に闘おうではないか。

それぞれの個別のビジネスを持って、それをベースとして、OUEN Companyビジネスを展開したいと思う。それぞれが自立していてこそ、コラボレーションは1+1が3にも5にも10にもなるのだ。

では、OUEN Companyは何をするか。
⑴既成概念に捉われない、時代を先取りする発想を持ってビジネスを考えようとする「成長性ある中堅・中小企業、ベンチャー企業」をサポートすること。
⑵OUEN Japanの志に共感して、集まってきてくださっている企業のみなさんをコーディネートすることによって、彼ら企業のサポートのみならず、まちづくりや延いては地方創生・地域活性化に貢献すること。

ベースには私の座右の銘である『敬天愛人』、モットーである『応援人生』がある。

小林 博重