漸く、長梅雨が明けたかと思いきや、この夏は例年以上の猛暑が到来するとか。コロナ感染や熱中症に悩まされる。ちょっとやそっとでは地球の怒りは収まりそうにない。強靭な精神で乗り越えていかなければならないし、宇宙の大流に沿う人生を過ごす必要がある。 それは地球温暖化を少しでも遅らせる地道な行動であり、世のため人のために尽くすこを絶えず念頭において生きることだ。

人生67年と9ヶ月生きてきて、七転八倒してきた人生の経験は、私の人間の器量を少しずつ大きくしてくれたように思う。それに生まれ持った、天から与えていただいた能力と性格が相まって、私独特の「世界に一つしかない味」を出すことができる。

67歳にして、天から与えられたミッションを自分なりに掴むことができた。残りの現役人生は長くても33年弱だ。そして、それからの余生20年は、のんびりと「アドバイザー」として、バトンタッチした後輩たちを見守っていたい。そのためにもこれからの33年弱は高いコスパで活動しなければならないと思う。

ストレスなく、高いコスパで活動するためには、人さまが私の周りに自然と集まってきてくださることでなければならないと思う。こちらから行くとしても、その仕掛けのためだ。

私は人脈で生きている。私だけではない。人は人脈で生きている。
We live on the lists.
そして、その人脈は生きた人脈でなければならない。そのためには「自分のことよりも、まず相手のことを考える」ことが必須だ。売らんかなの営業は自分ファーストの典型だ。御用聞き営業にしたところで、相手に「困っていることは何ですか」と言って「これこれこうです」なんて答えてくれる、そんな単純なものではない。
相手の心の襞を読み取ることだ。相手が何を求めているのか、ちょっとした会話の中から読み取ることだ。それには自分の全人格をそのまま相手にぶつけることだろう。ただ、親しくなるために会話をするのではない。 そして、人が寄ってくるような魅力ある、「人格を入れ込んだ、ハード・ソフトの商品・サービス」を持つことだ。

人脈づくりの鉄則
1.最初から見返りを求めない。
2.自分が魅力的な人間になる。
3.自分から情報発信する。
4.礼儀やマナーを大切にする。
5.こまめに連絡する。
6.オンとオフを分けない。
7.聞き上手になる。
8.どんな人にも敬意を払う。身分や役職で人を評価しない。

私はこの8項目をどれだけできているだろうかと日々三省しているが、完璧の域にはまだまだ程遠い。

営業は奥が深いと思う。全人格の勝負だからだ。営業成功のコツは、相手が何を欲しているかを感じ取り、それに応えるものを「嫌らしくなく」自分の全人格で表現することに始まるのではないか。若者はもちろんそのレベルには至っていないから、売りはただ一つ「人間の素直さ」なのだろう。松下幸之助翁も素直さが最大の売りだと仰っている。もちろん、私のような年齢の人間でも「素直さ」は必須要件だ。

営業は人間修行だ。これからの私の現役人生は営業で明け暮れるが、その成功か否かは、これから積み上げる実績で示される。努力したからそれで成功だと、そんな甘ちゃんなことは思ってはいけない。

人生は、最後に勝って初めて成功と言えるのだ。

小林 博重