OUEN Japanは、特定非営利活動法人(Non Profit Organization=NPO)だ。
OUEN Japanは「日本で学ぶ日本人大学生や来日留学生、および彼らを応援する企業の応援団」である。私はOUEN Japanの理事長であり「団長」と呼ばれている。

大学では運動部の応援組織は応援団と応援部がある。そのトップは応援団であれば団長、応援部であれば主将だ。
東京六大学は早慶と東大が主将、明治・法政・立教が団長であり、旧七帝大は東大以外は団長だ。
私にとって「団長」という言葉の響きはとても心地よいものだったが、東大応援部時代は「主将」であり、「団長」と呼ばれる他大学の応援団同期を羨ましく思っていた。 図らずもOUEN Japanを設立し、「団長」と呼ばれるようになって、漸く40年来の夢が叶ったというところだ。
理由は何でもいい。この「団長」を生涯に互り、誇りに思い大切にしたいと思う。そのためにOUEN Japanを永続するNPOとして発展させていきたいと思う。

事を成すには、大きなビジョンを描かなければならない。そのビジョンは夢のようなものであってはいけない。夢はあくまで夢であり、現実ではない。夢を形にするためには、目指すものの実現性が僅か数%でもある必要がある。その漠としたところから少しずつ形になっていく、白黒からカラーに、そして最後は総天然色になっていく。
そのためには、やはり頭で考えるだけではなく、考えたら行動してみることが不可欠だ。試行錯誤と紆余曲折の回数が多いほど、夢は現実に近づく。考えて動く=考動することだ。

それとそのビジョンには大義がなければならない。そうでないと人は付いてこない。人さまの賛同があってこそ物事は成就する。それは評判ということでもある。
「小林は損得を考えずに人生を送っている。"世のため人のため"が口癖だ。世渡りは上手くないが嘘はない。言っていることはまともだ。信用できる」と人さまが思ってくれることが「小林博重の評判」ということだ。

坂本龍馬は言っている。
「金よりも大事なものに評判というものがある。世間で大仕事をなすのにこれほど大事なものはない。金なんぞは、評判のあるところに自然と集まってくるさ」

「大義」は人さまを通じて「評判」になり、大事をなすことができる。
「大義」のないビジョンは決して大きく実現しないのだ。

小林 博重