OUEN Japanの事業として、ボランティアのOUEN塾、ビジネスのOUEN Company、これら二つの事業の延長としての地域活性化事業の3つがある。それに加えて、企業研修・コーチング、人財育成コンサルティング、企業ブランディングは、私が主体的にやりたかったこと、しかし私の能力がなくてできないと思っていたことだが、私が「その能力と意欲がある信頼できるパートナーたち」を得ることができたことで、彼らを側面支援して、その想いを果たすことができるようになった。

これらの事業はそれぞれ独立してあるものではなく、お互いが有機的に関連しあって成長していくものだ。コラボレーションしてこそ事業は発展成長する。これは人間と人間、企業と企業はもちろん、個人の活動にも確実に言えることだ。
この「有機的に関連しあって成長していく」ためのキーワードは、当に「自利利他」ではないかと思う。

ベンジャミン・フランクリンは名言を残している。
「私が自分だけのために働いているときには、自分だけしか私のために働かなかった。
しかし、私が人のために働くようになってからは、人も私のために働いてくれたのだ」

相手(お客様)がこうしてほしいと思うことに思いを致し、それを自分が何とかできないものか、自分が直接できなくても、人の力を借りて何とかできないものかと頭を巡らすこと、考えて行動に移すこと(考動すること)、そして形にすることだ。

三波春夫が言った「お客様は神様」は当に至言だ。自分以外は全て神様。人は神様に助けられて生きている。その神様に手を合わせて拝む心を持つことだ。松下幸之助翁は「部下に手を合わせて拝む心がビジネスを成功に導く」と言っている。

OUEN Companyを有り体に言えば、BtoBマッチングだが、これはビジネスだけのことではない。これこそ、「お客様は神様」であり「部下に手を合わせて拝む」ことに通じるものであり、人生を生きていく基本「自利利他」の精神なのだと思う。

ビジネスをしようと思う前に、相手が何を求めているかと考え、自分は何ができるかと考え行動することが「自利利他」であり、それが「人が自分のために働いてくれる」ことになるのだ。

穏やかに、そのことを行動に移すことだ。

私は最近になって、少しずつだが、そのことができるようになってきたように思う。
それが私の生き方であり、それが私の特長である。それは絶対であり、人との比較は全く意味がないことだ。

人間は少しづつ成長していく。天才は夭逝する人が多いが、私は凡才中の凡才だから、成長も少しづつ。だから極みにたどり着くには時間がかかる。神様は「仕方ないな」と思って、私を長生きさせてくれる。「少しづつ」しか成長しないが、そのおかげで長生きができる。世の中はよくできたものだ。

小林 博重