私はOUEN Japan の理事長であり団長でもあるが、これは単なる呼称を読み替えているのではない。理事長は取締役社長であり、ボードのトップだ。これに対して団長は執行役社長であり、業務執行のトップということだ。

理事長としてOUEN Japan のこれからを考える。ようやくビジョンが総天然色で見えてきたところだ。これからは執行役社長としての団長が、そのビジョンを形にするステージに入る。

先々週は石川県に出張した。先週から4月5日まで、期末であることもあり、出張せず東京で仕事をする。
新型コロナウィルスの関係でなかなか企業訪問は難しいところがあるが、お会いできるOUEN Japan の会員企業およびOUEN塾協賛企業等を訪問して、OUEN Japanの事業についてお話しをしている。
皆さん、殆どの企業から「OUEN Japan がビジネスとして企業を応援(=OUEN)してくれるのは自然であり、OUEN塾にも前向きに協賛できる」とのお話しをいただく。そして、ありがたいことに、快くビジネスマッチングの面談を受け入れてくださる。

そして「OUEN Japan はOUEN塾を通して世のため人のために尽くす人財を育成すること」がミッションの一つだが、この「人財」は大学生や留学生だけではなく、私たち社会人の育成にも当てはまることだと実感する。 私が考える「人財」とは、
①思いやりの心を持ち、
②得手を磨き続け、仲間たちと協働して、夢を実現するために努力し、
③明るく、公平で、誠実な人
であるが、このような人にならなければ、OUEN Japan の二つめのミッションである「OUENネットワークを通して、企業や地域の期待に応える」ことができないということだ。それは、皆さんとお話しして実感する。

思いやりの心とは、論語が言うところの「恕の心」だ。相手がどのようなことを思っているのだろうか、相手の立場に立って考えること。少なくとも、相手がしてはほしくないことはしないことだ。そのように思って考え行動すると、いろいろなアイデアが湧いてくる。それは相手の心を開くことになるのだ。

そして、殆どの人間はオールラウンダーではない凸凹の人間だ。自分の不得手をカバーしてくれる人との協働(コラボレーション)でその組み合わせはオールラウンダーに近づく。それが二人から三人、四人と拡がっていけばますますオールラウンダーと同じ力を持つことになるのだ。さすれば、夢は夢ではなくなる。

そしてその人は当然、明るく、公平で、誠実な人であろう。そうでなければ、思いやりの心は持てないし、得手を磨き続ける不退転の心は持てないだろうし、仲間たちと協働することもできないだろう。

そうすれば、夢は実現に近くなる。総天然色で夢を描くことができて、夢は実現するのだと思う。

それは、私の脳裏から飛び出し、現実に落ちてくるのだ。これからが執行役社長である「団長」の力の見せどころだ。

小林 博重