「101歳現役医師の死なない生活」(田中旨夫著、幻冬社)を読んだ。著者は101歳の現役医師だ。現在は台湾の「台湾正生婦幼聯合のCLINIC」で患者を毎日診ているとか。週5日、毎日内科医として働いている。生涯現役を地で行っている。素晴らしいことだ。私もこのような後半生を送りたいものだ。

田中さんは「はじめに」で、健康長寿の秘訣を挙げている。
①毎日実践している45の習慣のおかげ。それは至ってシンプルであり、やればやるほど健康になるだけでなく、やればやるほど人生を謳歌できる。 ②70歳代から毎日、「あと10年は患者さんのために仕事を続けたいと思っている。101歳の今もそう思っている。
③健康長寿になるには、よき習慣をどれだけ長く継続させるかが大きなポイントになる。

規則正しい生活の実践
毎日の散歩、昼寝、体操、軽めの運動
野菜中心の食事。ベジタブルファースト
肉をしっかり食べる
発酵食品、果物、カルシウム、オリーブオイル、薬膳スープ、緑茶
甘いものを食べない
糖質制限をしない
塩分を減らす
トランス脂肪酸を含むパン、お菓子、インスタントラーメンは食べない
加工食品を食べない
水を1日に2リットル飲む

病は「元気で長生き」のきっかけ
病気で死にかかったことに感謝する

100歳を超えても心がワクワクする気持ちを持つ
「心の健康」は「体の健康」に直結している
体を甘やかすと衰えやすい
「笑う門には福来る」は科学的根拠がある
ストレスが少しあるほうが体にいい
ボケ防止には、楽しいことをすること
自分の役割を考える
「できない」ことより「できる」ことに目を向ける

田中さんは、ウルマンの「青春の詩」には、生きていくうえで一番大切だと思うことの全てが書かれているのだとか。

青春とは人生のある期間ではなく
心の持ち方をいう。
バラの面差し、くれないの唇、しなやかな手足ではなく
たくましい意志、ゆたかな想像力、もえる情熱をさす。
青春とは人生の深い泉の清新さをいう。

青春とは臆病さを退ける勇気
やすきにつく気持ちを振り捨てる冒険心を意味する。
ときには、20歳の青年よりも60歳の人に青春がある。
年を重ねただけで人は老いない。
理想を失うとき、はじめて老いる。
歳月は皮膚にしわを増すが、熱情を失えば心はしぼむ。
苦悩、恐怖、失望により気力は地にはい精神は芥になる。

60歳であろうと16歳であろうと人の胸には
驚異にひかれる心、おさな児のような未知への探究心
人生への興味の歓喜がある。
君にも我にも見えざる駅逓が心にある。
人から神から美、希望、よろこび、勇気、力の
霊感を受ける限り君は若い。

霊感が絶え、精神が皮肉の雪におおわれ
悲嘆の氷にとざされるとき
20歳だろうと人は老いる。
頭を高く上げ希望の波をとらえるかぎり
80歳であろうと人は青春のなかにいる。

小林 博重

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