10月中旬になって漸く秋めいてきたが、昨日は地下鉄では冷房が入っていた。東京ビッグサイトの帰り、ゆりかもめで新橋まで来て、新橋から外苑前まで約4.5㎞をウォーキングをした。早足だと汗ばむ。

ウォーキングはいろいろと考えを巡らせるにはちょうどいい運動だ。ジョギングではそんなことは考えも及ばない。年齢と健康を考えるとウォーキングはベストな運動だと思う。

『人のために働く』ことを考える。
ベンジャミン・フランクリンは言っている。
「私が自分だけのために働いているときは、自分だけしか私のために働かなかった。しかし、私が人のために働くようになってからは、人も私のために働いてくれた」 その通りだ。私はこのことを日々実感している。何事も自分で体験しないと腹にストンと落ちないものだ。

自分のせっかちを時折反省する。せっかちはいいこともあるが、対人との関係ではあまりよろしくない。間々、人間関係を悪くしてしまう。 松下幸之助さんの言葉を肝に銘じる。
「叱るときに大事なことは、失敗した部下を叱るときも感謝の気持ちを忘れたらいかんということや。
日頃はよくやってくれている。ありがとう。しかしこれは、気をつけんといかん、ということやな。
とにかく、まず、感謝の気持ちを持って叱らなければならん。まぁ、心の中で、手を合わせながら叱る。
こういう心掛けで叱らんといかんよ」
私には部下はいないが、大勢の歳下の仲間の皆さんがいる。親しくなると、部下と思って、つい厳しい叱責をしてしまうことがある。部下でもないのにと思うが、何をやっているんだと思うからだ。 そんなとき、私はその人に感謝の心を持って言葉を発しているだろうか。感情に任せて叱責していないだろうか。松下幸之助さんの言葉を思い起こそう。

本田宗一郎さんは『経営と哲学』について、こう述べている。
「哲学のない人は、経営をやることができない。理念なき行動は凶器であり、行動なき理念は無価値である」
これは経営者のみならず、全ての生きとし生ける人間に当てはまることだ。経営は人生であり、人生は「人間の経営」だ。哲学を持って生きることは、幸せな人生を生きることでもある。

稲盛和夫さんは『仕事を好きになれ』と仰っている。
「仕事をやり遂げるためには大変なエネルギーが必要です。そして、そのエネルギーは、自分自身を励まし、燃え上がらせることで起こってくるのです。そこで、自分が燃える一番よい方法は、仕事を好きになることです。どんな仕事であっても、それに全力を打ち込んでやり遂げれば、大きな達成感と自信が生まれ、また次の目標へ挑戦する意欲が生まれてきます。その繰り返しの中で、さらに仕事が好きになります。そうなればどんな努力も苦にならなくなり、素晴らしい成果を挙げることができるのです。こうした心境にまで高まって初めて本当に素晴らしい仕事を成し遂げることができるのです」

当に、心身の健康のために、ウォーキングを継続したいと思う。

小林 博重