今日は9月の最終日。今年も後3ヶ月で終わります。
今年ほど自然に対して人間の限界を感じた年はなかったのではないかと思っています。人間は何でもできる、何でもしてきたと「自然を征服する」西欧的発想は人間の驕りでしかないと思います。
東京大学や国立天文台などの研究チームが、「宇宙が今後1400億年以上は存在し続けることが分かった」と発表しました。
宇宙がビッグバンで誕生したのは138億年前だとか。まだ宇宙にはその10倍の寿命があると言うのですから、人生100年時代になったこととの比較で、私のような数字に弱い人間にとっては、そんなことどうでもいいような話です。
ただ、人の命はせいぜい生きても120年。宇宙の命は1500億年以上。いずれにしても生まれたものはいつかは滅するのです。長島さんの「巨人軍は永久に不滅です」ということはありません。
松下幸之助さんや稲盛和夫さんは「宇宙の摂理、宇宙の真理」に沿って生きることを説かれますが、せいぜい120年の人生は宇宙の摂理・真理に沿って謙虚に生きることが大切なのだと思います。
明日から10月です。秋本番と思ったらすぐ師走です。
12月18日には、第5回のOUEN Japan望年会を東京ガーデンパレスで開催します。
毎年10月半ばには皆さんにメールか手紙でご案内しています。
会場の関係もあり定員は220名がアッパーです。お声を掛ける方々の入れ替えもあり、その作業は私でなければできないことなので、昨日から今朝まで、半日以上をかけて整備しました。
隅から隅までいただいた名刺をチェックすることは、望年会のご案内の観点もありますが、ビジネスコラボレーションサポートを生業にしている私にとってはこれからのビジネスの拡がりを考える切っ掛けにもなるのです。これは年賀状の整理にも言えることですが、私の場合は、その観点のウェイトが相当高いのだと思います。
「来る者は拒まず、去る者は追わず」と言いますが、これを淡々とできるようになることが「人間が成長した」ことになるような気がします。人と人との距離感の取り方をスマートにしなければならないと言うことです。
私の財産は皆さんからいただいた名刺ですが、意識して名刺を保管するようになって10年くらいでしょうか。私が名刺交換させていただいた人たちで、どれくらいの比率で私は今お付き合いしているかと考えるとアバウト数%くらいではないか。それでも結構高いのだと思います。殆どの人が通り過ぎていく。一時は親密にお付き合いしていても消えていく人たちも多いのです。
それでも人さまは「小林は顔がバカ広い」と言います。「来る者は拒まず」精神のせいかとも思いますが、私は一番は「何か自分ができることはないか」と考え行動に移していることを にあるのだと感じています。そんなに難しいことではないと思いますが、皆んなそれがあまりできないのだと思います。 ビジネスの基本は「人のために尽くして、そのお礼が報酬である」ということなのですが。
そういう私は商売下手でお金を稼ぐ感覚があまり優れていないのです。なかなか松下幸之助さんや稲盛和夫さんのようにはいきません。
10月からの3ヶ月は1年の締めくくりです。来年に繋げる準備は3ヶ月くらいは必要ではないでしょうか。
小林 博重
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