酷暑の金沢・富山出張を終え、新幹線特急「はくたか」で東京への帰路に着きます。
特急「かがやき」は停車駅が富山・長野・大宮・上野と、東京までが2時間半と最速ですが、全車指定席であり融通が利きません。最終日の仕事を終えて特急自由席に飛び乗ることができるのは「はくたか」であり、ここのところ専ら帰路は「はくたか自由席」です(「はくたか」は東京まで3時間前後)。
今日は、能美根上駅最寄りの「東振精機」の中村社長と金沢駅前の「グランファルマ」の柴田社長を訪問し、[OUEN塾in金沢/石川]の概要説明と協賛検討依頼をしてきました。 まずは今年中に実行委員会を立ち上げ、来年3月末まで20数社の協賛企業と学生リーダーを募ります。勝算ありというところでしょうか。
地域活性化としての[OUEN塾]は、日々の活動を通してそのミッションは一層明確なものになってきました。それゆえ、後援や協賛のお願いをする説得力は以前にも増してきていると思います。 何事も自らが確信する堅固さの強弱により、説得力は左右されるものです。まずは、自らが強く想うことです。
考えてみると、地域活性化としてのOUEN塾は、たまたまですが、福岡県と石川県がベストのように思います。
その理由は、
1.元気がいい街、県であること。
福岡市は自他共に認める日本一の活性化している地方都市であり、金沢市は北陸新幹線開業以来、外国人を含めた観光客は増加安定しており、50万人弱の地方都市ながら、その勢いはメジャーである。 2.東京から地理的、時間的に、それなりの距離があり、独自の品性ある差別化された文化がある。
福岡は九州という島国の中心地であり、いわば独立国である。
金沢は日本海側で、新幹線で2時間半という、得もいわれぬ東京の衛星都市ではない、これも独立国の様相を呈している。
いずれも東京とは近すぎず遠すぎず、魅力的な地方都市である。仕掛けによっては、これから益々輝きを増すだろうと思われる都市である。
これは福岡や金沢という都市に限らず、人間の生き方にも大いに参考になると思われます。
大に巻き込まれないこと。大と争わないこと。大が一目置く、独自の生き方、哲学を持っていること。
大企業のサラリーマンでは面白くない。大に巻かれることなく独自な道を歩く一本独鈷の生き方をしたいも思いますし、そのような地方都市を応援したいと思います。
小林 博重
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