昨年ビジネスでご一緒したお二人と、昨夜一献傾けました。一般的にはビジネスの話で終始することが殆どなのでしょうが、昨夜は、人間の生き方についてや、応援の真髄、表面的な利他と究極の利他、哲学とビジネス等、50代後半から60代前半のビジネスマンの四方山話とは思えない充実した一時でした。まるで大学時代に戻ったかのような話でした。1年にも満たないお付き合いにも関わらず肝胆相照らす関係になることができるのは、お互いが人間がきれいであるからです。

私は、このような人間関係を構築していくことがビジネスの成功の大きな要諦であると思います。人は独りでは生きていけませんし、大きなビジネスを展開するときには強力なパートナーが不可欠です。ビジネスのベースに「人間の原点」を共有することが強力なパートナーシップの要素なのです。

今日の稲盛和夫箴言集から 【正道を貫く】

〜「正道」とは、自分にとって正しいということではなく、天に恥じることのない、人間として正しい道という意味だ。謀略、策謀を用いたのでは、一時はうまくいくかもしれないが、決して長続きはしない。「人間として何が正しいか」という極めてシンプルなポイントに判断基準をおき、それに従って正しいことを正しいままに貫いていく。つまり、嘘をつくな、正直であれ、欲張るな、人に迷惑をかけるな、人には親切にせよ・・・・・そういう子どものころ親や先生から教わったような人間として守るべき当然のルール、人生を生きる上で先験的に知っているような「当たり前」の規範に従うことだ。そのように正しい道を踏み、誠を尽くしていくことが、長い目で見れば必ずよい結果につながる。〜

小林 博重