2016年 11月 24日の投稿一覧

いい仕事は、楽しく自然体でする

本日、私が顧問をお引き受けしている会社の採用面接に立ち会いました。採用面接は、30代に銀行の採用担当を7年間していたとき以来30年ぶりでした。

〜人生の生甲斐は何か。何のために仕事をするのか。なぜ転職しようと思ったのか。仕事に何を求めようとしているのか。どんな雰囲気の職場で働きたいか。人間の幸せとは何か。年収はいくらを希望しているのか。転勤して地方勤務と発令されたらどうか。単身赴任はどうか等々〜

特に妻子がいる場合は、転職は人生における大きな決断であるわけです。その人の人生観をそのままぶつけることでなければ、いい転職はできないと思います。

私は、「仕事をする意味は、『魂を磨く』こと」だと思っていますが、仕事を義務でするのでは息が詰まって長続きしないし、何よりも人生が楽しくありません。やはり楽しいが一番です。人が喜んでくれて「ありがとう」と言ってくれることは、いい仕事をしたことですし、それは楽しいにも通じることです。これは「しなければならない」という義務ではなく、「心の思いのままに自然体である」ということでもあります。

今日の面接はその確認の意味でも、意義ある面接であったと思います。

小林 博重

心技体

大相撲九州場所は、終盤戦に入り、優勝は混戦模様です。昨日は稀勢の里が鶴竜を破り全勝力士がいなくなりました。1敗は日馬富士と鶴竜に平幕の石浦、2敗は白鵬と稀勢の里です。今場所は豪栄道の横綱昇進と高安の大関昇進が注目されていましたが、中盤で早々とその可能性は皆無となりました。後は誰が優勝するかが唯一の楽しみになりました。

私の出身は石川県能登ですのでどうしても地元出身力士を応援します。現在の石川県出身の幕内力士は遠藤と輝の二人です。私は高校時代までしか石川県に住まなかったのですが、故郷への想いは格別のものがあり、甲子園の高校野球や大相撲は石川県を応援してしまうのです。

それにしても、横綱は3人ともモンゴル出身です。今年は琴奨菊、稀勢の里、豪栄道が横綱に挑戦しましたが、肝心要の場所では期待に応えることができず今年も日本出身の横綱誕生は来年に持ち越されました。来年に期待したいところです。

なぜ、日本出身横綱が誕生しないのか。いろいろ理由はあると思いますが、『心技体』がモンゴル出身力士と比較しその総合力が低いのだと思います。特に『心』の精神性が低いのではないでしょうか。これはビジネスでも同様です。『心技体』をビジネスで当てはめると、

■心・・・志、精神力、心の強さ、使命、構想、価値観

■技・・・技術、スキル(資格、検定、リーダーシップ)、マ−ケッティング、セ−ルス、コミュニケ−ション

■体・・・取り組みの姿勢、学歴、能力

横綱に限らず、人格を備えている人といえども最初から『心技体』が備わっていたわけではありません。血のにじむような努力で心身ともに鍛え抜いてその領域に到達したのです。人間は誰でも、生まれながらにして、それぞれに唯一無二の資質や才能が与えられています。それぞれの得手を磨き続けていくことで『心技体』は磨かれていき、人格の完成に向かうことになると思います。『心技体』とは、人格を磨き上げるための日々の修養です。

小林 博重