2016年 11月 5日の投稿一覧

素晴らしい人生を生きるための絶対条件

稲盛和夫さんの『成功の要諦』(致知出版社)を読み返していました。

第四講 人生の目的―人は何のために生きるのか

〜災難や苦難に遭ったら、嘆かず、腐らず、恨まず、愚痴をこぼさず、ひたすら前向きに明るく努力を続けていく。これから将来、よいことが起きるたびにこの苦難があるのだと耐え、与えられた苦難に感謝する。よいことが起きれば、驕らず、偉ぶらず、謙虚さを失わず、自分がこんなよい機会に恵まれていいのだろうか、自分にはもったいないことだと感謝する。これが素晴らしい人生を生きるための絶対条件です。〜

今の自分に一番言い聞かせたい箴言です。苦難にも感謝することは至難の業です。凡人の私にはできることではありませんが、稲盛さんはそれを理性で対処するのだと仰います。「よいことに合っても悪いことに遭っても、何事にも感謝するということを理性にインプットし、発揮するようにすることだ」と。

「世のため人のために尽くすことによって、自分の運命を変えていくことができる」というお話しも、初めは理性で対処していてもだんだん心からそのように思うようになるものです。まずは、理性で「思う」ことですね。

小林 博重

21世紀は「個性」「ダイバーシティ」の時代

私が若い時代、日本は高度成長の真っただ中であり、日本人は、坂の上の雲を目指してまっしぐらに前を向いて疾走していました。いわば、世の中には一つの価値観が跋扈していたと思います。

私も、金沢大学附属高校時代(昭和43年〜46年)は劇団「星」を立ち上げ、文化祭や予餞会で「巨人の星」を上演しました。星飛雄馬が巨人の星を目指すように、私は東大を目指しました。

20世紀後半は、「小さな慎ましやかな幸せ」からのびのびと胸を張って「大きいことはいいことだ」と主張する時代だったと思います。それは、昭和42年に流行ったコマーシャル 〜♪大きいことはいいことだ。森永エールチョコレート♪〜 に象徴されています。

では、21世紀はどうかというと、「個性の時代」「ダイバーシティ」に現されるように、世界でひとつしかない人間の個性を最大限に生かし世のため人のために尽くす「利他のこころ」が溢れている世界なのだと思います。それは、「宇宙の意志」「宇宙の流れ」に沿って生きることです。

私の場合、東京大学では応援部に入部し応援の奥深さに触れたことが切っ掛けで、私の人生は「応援(OUEN)人生」になりました。価値観が180度転換したように思います。「応援(OUEN)のこころ」は、相手を思いやる「利他のこころ」「恕のこころ」です。個性を貴ぶ「ダイバーシティ」です。

人生は生涯に亙り修行の連続です。反省ある毎日を送ることにより、明日は一歩でも前進しようと思い、日々成長していく自分を確認することは、生きる力の源泉になります。

ようやく、MapとOUENは水面下から水面に顔を出しました。「世のため人のために尽くす人生」を送る。来年は水面から大きく飛び立つ1年にしようと思いますし、そうなると確信しています。1年は短い。そして人生も短い。私に残された時間はそれほど多くはありません。

今日は11月5日。新年まで2か月足らず。飛躍の戦略・戦術を練る2か月にしたいと思います。

小林 博重