ライク株式会社 取締役 三品 芳機(みしな よしき)様

三品様

学生が喜び、かつ地元の企業様が喜ぶイベントにしていきたいですね。
まだ経験していないので何が問題なのかもわからないのですが、できたら規模は大きくしないといけないのかなと思っています。
いい企画なので、それを一人でも多くの人に知っていただくためのお手伝いをしたいと思っています。

■御社の事業を簡単にご説明ください


保育事業、総合人材サービス事業、介護事業の3事業を行っています。
ゆりかごからハッピーエンディングまで、人生のどの段階においてもなくてはならない企業グループを目指すということが、私たちの理念です。待機児童や介護離職問題の解決、就業未経験者の社会進出支援、女性の活躍の推進等、働く方を応援することが事業の基本になっています。

『もともと総合人材サービス事業からスタートしたわけですね。』

現在は行っていませんが、正確には創業時はパッケージ旅行の企画事業をしていました。
阪神大震災が起こった後、携帯電話の需要が大きく伸びたのですが、大手人材会社は事務職を中心にサービスを提供していたので販売員が不足しており、私たちが携帯電話の販売代理店もしていたことから、ご縁があって、ご依頼をいただき、総合人材サービス事業を開始しました。当時、キャリアショップや家電量販店で働いていたのは、接客をしたいわけではないがやむをえず働いている方がほとんどでした。そこで、なんとか優秀な人材をこの業界に増やせないかと考えはじめました。
試しに、家電量販店での販売業務の受託事業をはじめ、売上が人によってどのように変わるかを調査しました。人材事業を始めたばかりでしたので知名度もなかったため、ニートやフリーターが多かったのですが、自社の社員が、通常より多くの売上を上げられることがわかりました。そこで、培ったノウハウを活かして優秀な人材を育成し、派遣・紹介する総合人材サービス事業を開始することにしました。
2005年には東証マザーズに上場、2007年には東京証券取引所第一部へ市場変更しました。
マザーズ上場当時は、携帯電話業界向けの人材サービスが中心でしたが、これまで培ってきたノウハウを活かしてアパレル業界やコールセンター、物流等、異なる領域へも展開していきました。現在では、334ヶ所の保育施設を運営する東証一部上場企業のライクキッズネクスト、首都圏で23ヶ所の有料老人ホーム等を運営するライクケアネクストといった事業会社も有しています。
保育業界、介護業界それぞれの根源的課題の一つに、人材は大きく影響しています。各業界と人材業界とで大きくシナジーを生むことができるよう、連結子会社化し運営するという形で現在に至っています。

御社における外国人・留学生の採用状況をお聞かせください。


当社の中でもいくつか職種があるなかで、近年力を入れているのが「エキスパート職」という新卒採用です。
その中には外国籍の方も多数在籍をしており、活躍してくれています。

『エキスパート職とは?』

当社は全国に24ヶ所拠点展開しており、自宅から通える範囲で就業いただくことができます。
まずは携帯電話、アパレル、コールセンター、保育、介護、物流を中心とした業界に配属となり、3年程度経験を積んでいただきます。
その後は、4つのキャリアコース(人材ビジネスコース、現場リーダーコース、職業選択コース、エキスパートコース)から1つ選択していただき、それぞれのステップアップを目指していただきます。

■留学生・大学生と地方企業との交流のためOUEN塾のイベントが果たす役割をどのようにお考えですか


今回ご縁があってOUEN塾 in 金沢/石川をお手伝いすることになりました。
私は、キャリアや能力というのは、未来形で良いと考えています。現時点では、能力を充分に発揮できなくても、前向きに継続していただければ、いずれ能力を発揮してくれると信じています。仕事の楽しさややりがい、もっと大きな話で言うと自分の人生をもっと輝かせようということを一緒に話しながら、まずキャリア形成のスタートに立っていただくことが大切だと考えています。
だからこそ、小林代表の主催するOUEN塾とも共感できるところがありましたし、小林代表にも共感していただけたのだと思います。学生の方にとっても、大手企業ばかりでなく、大きな成長の可能性があるベンチャー企業や中小企業を、まずは知っていくことが非常に大切であると考えます。だからこそ、積極的にこのような活動を行っていきたいと思っています。

『留学生が日本で就職する際に、企業側で改善されたらいいのにと思うところは?』

企業側として、外国人の方を採用しようという積極性がまだ少ないですね。もっと積極的に採用すれば良いと思います。
確かに外国籍の方の雇用に関して、まだまだ不安に思う企業は多いと思います。それは日本企業の独特の文化が壁になっている気がします。「外国人かー、日本語喋れるの?」から始まって、「日本に留まってくれるの?」とか、「急に帰っちゃうんじゃないの?」とか。そういう過去の経験があって、文化の部分で齟齬があるのではないかと思います。
また、留学生の方も、本当に日本でずっと働こうと思える企業に出会えていないのだと思います。
将来設計を1、2年単位でして、何か得られるものを得ようということでは、なかなか企業側も採用に踏み切れないです。
これは国内のルールや、法律が未整備である部分が大きいと思いますが、それが仮に出来上がったとしても、文化の壁みたいなところはこれからも若干残ると思います。そういった意味でもOUEN塾の果たす役割は重要だと考えます。

■来年開催が予定されているOUEN塾 in 金沢/石川への意気込みや期待することを教えてください。


学生が喜び、かつ地元の企業様が喜ぶイベントにしていきたいですね。
まだ参加していないので課題についてはわからないのですが、できたら規模は大きくしないといけないのかなと思っています。
良い企画なので、それを一人でも多くの方に知っていただくためのお手伝いをしたいと思っています。
いろんな企業がありますが、小さい会社ってほんとに家族みたいで、みんなで一緒になって大きくなれるという喜びもあると思います。そういうところにも目を向けてもらえると嬉しいですね。
いろんな学生さんが集まったら良いと思います。
努力して勉強してきた実績は学歴に当然反映されますし、学ぶ習慣が身についていると思いますが、これから100年生きていくとなると生涯学習になりますので、学び続ける意識がどこまで続くかが重要だとすると、いろんな方にチャンスがあって良いと思います。
そういう意味で、私たちが参加することによって、学歴や国籍、経験を問わず、働く方を応援するご支援が出来るのではないかと考えています。

■OUENJapanに応援メッセージをお願いします。


人を応援することに対してあれだけ想いを持っている小林団長の熱意に惹かれて、まずは小林団長を応援したいと思っています。
それを通じて日本で働きたいという留学生を一人でも多く支援したいと思いますし、そういう人材を採用した企業が活性化すれば、日本の活性化にもなると思います。
大学生と地元の企業を結びつけるということは、私たちの目指すものの一つでもあるので、是非応援したいと思っています。