『こども菜根譚』から/【恕の心】を持つ

齋藤孝さん監修の『こども菜根譚』(日本図書センター)から

〜世に処(お)るには、一歩を譲るを高しとなす。歩を退(しりぞ)くるは、即ち歩を進むるの張本なり〜

(意味)相手に譲った一歩は、自分が前に進むための一歩になるんだよ。

すなわち「相手の立場になって行動し続ければ相手も同様にこちらの立場になって行動してくれるようになる」ということですね。

人生で大切なのは【恕】の心を持つこと

自分の意見を押し通すのではなく、まず相手のことを考えて思いやること

『論語』は【恕】について述べています。

〜子貢問ひて曰く 一言にて以て終身之を行う可き者有りやと 子曰く 其れ恕か 己の欲せざる所は 人に施すこと勿れと〜

また、ベンジャミン・フランクリンにも同様な箴言があります。

〜私が自分だけのために働いているときには、自分だけしか私のために働かなかった。しかし、私が人のために働くようになってからは、人も私のために働いてくれた。〜

稲盛和夫さんの仰る利他の心ですね。相手を思いやる心です。利他の心を持ち行動することが、究極は自分が前進することに繋がるのです。

小林 博重

エイブラハム・リンカーンの箴言

こちらに五分の理しかない場合には、どんな重大なことでも相手に譲るべきだ。
こちらに十分の理があると思われる場合でも、小さいことなら譲ったほうがいい。

君の決心がほんとうに堅いものなら、もうすでに希望の半分は実現している。夢を実現させるのだと言う強い決意こそが、何にも増して重要であることを決して忘れてはならない。

自己の向上を心掛けている者は喧嘩などする暇がないはずだ。
おまけに喧嘩の結果不機嫌になったり自制心を失ったりすることを思えば、いよいよ喧嘩はできなくなる。

直接会って話すのがお互いの悪感情を一掃する最良の方法である。

こうして人間に生まれてきたからには、やはり何か生きがいが感じられるまで生きている義務があろう。

何歳まで生きたかは重要ではない。如何にして生きたかが重要だ。

相手を動かそうとするときには、心のこもった押しつけがましくない説得の手を用いるよう心掛けることだ。
「一ガロンの苦汁よりも一滴の蜂蜜を用いたほうが多くの蝿が取れる」と言う諺はいつの世にも正しい。
人間についても同じことが言える。

40歳を過ぎた人間は自分の顔に責任を持たなくてはならない。

もし相手を自分の意見に賛成させたければ、まず諸君が彼の味方だと分からせることだ。
これこそ人の心を捕らえる一滴の蜂蜜であり、相手の理性に訴える最善の方法である。一旦これが獲得できると、こちらの意見を認めさせるのに大して手間はかからない。

私は一つの痛切な願いを持っている。
それは私がこの世に住んだがゆえに少しだけ世の中が良くなったということが認められるまでは生きていたいと言うことだ。

私は厳格な公正よりも情のほうがより豊かな果実を実らせるといつも感じている。

iPhoneから送信

正義とは?正義とは実は簡単なことなのです!

アメリカ、韓国の政治的混乱、北朝鮮のミサイル発射等、昨今の国際情勢は混沌を極めています。一方日本に目を転じれば、安倍長期政権で往時の政治的不安定から抜け出たと思いきや、政権は一学校法人理事長に振り回される体たらくであり、首都東京においても豊洲問題でてんやわんやのありさまです。

私の腹積もりでは、この難局を突破するために頑張っていただきたい方々は少なからずいらっしゃいます。彼らの一層のご健闘をお祈り申し上げるものです。

一匹狼の私としてはこの魑魅魍魎の世界から他山の石として学ぶべきことは極めて多くのものがあり、今後は確固とした“生きる哲学”を持って自らを律していかなければならないとの思いを一層強くするものです。

正しいことを貫くことは何よりも増して大切なことですが、その「正しいこと」とは一体何なのか?と考えざるを得ないことが間々あります。世界に頻発して決してなくなることがない宗教に絡む諍いは、何が正しいかで決着が着く話ではないでしょう。正義の定義はそれほど難しいものなのでしょうか?

やなせたかしさんは「アンパンマン」に、【正義】についていろいろな言葉で語っています。

✔正義とは?正義とは実は簡単なことなのです!困っている人を助けること。ひもじい思いをしている人に、パンの一切れを差し出す行為を「正義」と呼ぶのです。

✔正義って相手を倒すことじゃないんですよ。アンパンマンもバイキンマンを殺したりしないでしょ。だってバイキンマンにはバイキンマンなりの正義を持っているかも知れないから。

✔正義って、普通の人が行うものなんです。政治家みたいな偉い人や強い人だけが行うものではない。普通の人が目の前で溺れる子どもを見て思わず助けるために河に飛び込んでしまうような行為をいうのです。

✔正義を行う人は自分が傷つくことも覚悟しなくてはいけない。

✔逆転しない正義とは献身と愛だ。一人が全員を助けることは不可能です。でも、一人が10人を助けられれば、そうしたことが重なって大勢の人が助かる。そういうことだと思います。

✔正しいことをする場合、必ず報いられるかというとそんなことはなくて、逆に傷ついてしまうこともあるんです。傷つくかもしれないけれど、それでもやらなければいけないときがある。

✔「誰だって自分が一番大切でしょ?わざわざ人のことを助けたいなんて変よ!」「僕だけじゃなくて、誰にでも人を助けたいって気持ちはあると思うよ。」

正義とは、人を大切にすること、困った人を助けること、人のために尽くすこと

正義とは、実は存外簡単なことなのかもしれません。

小林 博重

加賀・能登の石川と越中の富山

2日間の金沢出張を終えて19:18金沢発のかがやき516号に乗車します。

金沢は北陸新幹線が開業して観光のみならずビジネスも活性化しています。東京とは2時間半で日帰り圏ですが、金沢自体が魅力ある地方都市であり支店経済は活性化しているようです。何はともあれ市内は活気に溢れ市民は極めて元気なのがいい。景気は気からといいますが、こちらまでも元気が出てきます。

私が石川県出身なので贔屓しているわけではありませんが、金沢の一人勝ちの感がしないわけでもありません。しかし、富山、福井はいずれもプライドは高いものがあり、金沢の風下に下ることを潔しとはしません。 特に富山県は日本を代表する有名企業の数は石川県の比ではありません。

同じ北陸三県の仲間として、金沢と同様なスタンスで越中富山のビジネス開拓に精進してみようと思います。

小林 博重

iPhoneから送信

ふるさと金沢出張に当たり

金沢出張のため9時20分東京発の北陸新幹線かがやきに乗車しました。金沢到着が11時55分です。乗車時間2時間35分です。かがやきの途中停車駅は、上野〜大宮〜長野〜富山のたった4駅。東京駅で新幹線に飛び乗り一眠りすれば2時間半で金沢に到着します。羽田〜小松の搭乗者数が新幹線開業前よりも減少していることも宜なるかな。

北陸新幹線開業は平成27年3月14日です。ちょうど開業から満2年が経ちました。昨年比8%の減少だとか。1年目の北陸ブームが過ぎて2年目はどうなることやらと石川県では心配していると言う話がありましたが関係者は胸を撫で下ろしていらっしゃるのではないでしょうか。私も石川県出身者として嬉しい限りです。

金沢は前田様の加賀百万石の城下町です。日本広しといえども百万石は加賀しかありません。また、金沢は旧制第四高等学校があった学都でもあります。「北の都」「南下軍」の第四高等学校寮歌は格調高く、私は金沢大学附属高等学校時代に夏のファイヤーストームで仲間と蛮声を張り上げたものでした。
さらに金沢のことで言えば、犀川や浅野川の扇状地。兼六園、金沢城、石川門、卯辰山、加賀友禅、九谷焼、宝生流の能楽、21世紀美術館、泉鏡花、徳田秋声、室生犀星、鈴木大拙、西田幾多郎等々、日本を代表する地方都市です。

私はOUEN Japanを通じて、ふるさと石川・金沢の地域活性化のために微力ながら力を尽くしたいと思っています。
地方のOUEN塾は来年2月は福岡ですが、それに続いて金沢で開催できたらと考えています。

小林 博重

iPhoneから送信

「働き方改革」に思う

13日、「働き方改革」の一環として罰則付きの残業上限規制に関して労使は合意に至
りました。

労働者の立場であれば月100時間の残業は多いと言えるのでしょうが、私のような一
匹狼、フリーエージェントからすれば、年中無休、24時間営業が当たり前の世界です
から100時間がどうだこうだは全く以って無意味な議論です。しかし、人間が人間ら
しく働くことで「人のために尽くすことができる」のですから、このような残業規制
は人類の進歩なのだと思います。

私の全くの個人的意見ですが、経営者や個人事業主は残業と言う観念はありません。
私は働けるだけ幸せだと思っています。
資本家は搾取階級であると考えるマルクス主義からすれば労働はパンを獲得する手段
なのでしょうが、我々が尊厳を持った人間であれば[労働は人を磨く“磨き砂”]と捉
えるべきなのです。
そのような思考で以って昨今の「働き方改革」を考えてみることは意味があることだ
と思います。

小林 博重

我欲を押さえる

豊中市の国有地払い下げに関する醜聞を見聞きするにつけ、世の中にはこれほどまでに自己中の塊としか思えない人間がいるものかと呆れ、またこのような人物が教育者として大手を振って生きていることに暗澹たる心持ちになるのは私だけではないでしょう。

このことは、このような人物を高く評価してきた日本のトップリーダーの方々をはじめとする世間があるという現実を見て、人の本質を正しく評価することが如何に難しいことなのかと思います。

それはどうしてなのかと考えてみるに[人間に良くも悪くも備わっている我欲]のなせる技なのではないか。我欲が人の目を曇らせるのではないか、と思わざるを得ません。
[無私]になることは仙人でもなければ困難なことではありますが、絶えず[忘己利他(もうこりた)]の心になって生きて行こうと毎日1回は思うことを心掛けると、人間は少しずつ[無私]の境地に近づいていくと思うのです。

「人のふり見て我がふり直せ」の諺は、私には哲学的意味を含んだ諺のように思います。

小林 博重

iPhoneから送信

多くを与えられた人は、多くのことを期待される

多くを与えられた人は、多くのことを期待される〜(ビルゲイツ)

2007年のハーバード大学卒業式の祝辞のなかのフレーズです。「仕事の基本」(戸塚隆将著)で、世界の一流36人の言葉として記されています。戸塚氏は下記のように述べています。

〜ゲイツ氏の個人財産を単純に分配したところで、世界の不平等が解消されるわけではありません。既得権者は富を保有し続け、貧困に苦しむ人々の暮らしが改善されることはないでしょう。それならば、事業家としてマイクロソフトを築き上げたゲイツ氏のリーダーシップと創造性を最大限に活用し、新たなアプローチで世界の不平等解消に取り組む方が、問題解決の可能性はぐっと高まるでしょう。〜

〜リーダーシップ教育を目的とするハーバード・ビジネス・スクールでは、リーダーには多くが「期待される」のだと教えこまれます。

なぜ「期待」と表現されるのでしょうか?仮に「多くを与えられた人は、多くの要求に応える義務がある」と言われたらどうでしょうか。この表現は命令の意味を持ち、聞き手の感情を逆なでします。人は命令されることを嫌うものです。

しかし「期待」という言葉が使われるとプライドがくすぐられ、その要求にどうにか応えようと、自然と背筋が伸びていくものです。「期待」という言葉は、強引に「義務」を課すことなく、結果的に人を動かしてしまう魔法の言葉と言えるかもしれません。〜

私が好きな言葉に「ほんとうの自由とは、自分がしたいことをして、するべき義務を果たすことである」というものがあります。

私には財産と言えるようなものはありません。しかし、私は「とても運がいい人」であり「多くを与えられた人」であると思い、この世に生まれてきたことに心から感謝しています。そして、その感謝のしるしとして「世のため人のために尽くす」義務があると思っています。

その思いは揺るぐものではありませんが、「義務」よりも「期待」のほうが、自らにとっても人を育てる観点からも、その拡がりは大きいような気がします。

多くを期待される人間は幸せです。その期待に応えて、多くの人に喜んでもらえる善いことをしていきたいと思います。

小林 博重

『百田百言』(百田尚樹著)を読んで

百田尚樹さんの『百田百言』〜人生に効く100の言葉〜を読みました。

私が心に残ったいくつかのフレーズ

「人生というものが二回も三回もあるなら、一度目はこれでも我慢する。でも人生は一度きりなのだ」

→残りの人生をど真剣に生きてやろうじゃないか!

「自分のできないことを考えても仕方がないさ」

→得手に磨きをかけて、自分の不得手な分野が得手な信頼ができる人をパートナーにすることです。

「本当の才能というのは、実は努力する才能なのよ」

→誰にも負けない努力をすることが幸せな人生を送る一つの要素なのです。

「スポーツの世界では、素直なことが伸びる条件です」

→もう一つ、幸せな人生を送るためには、「人間として何が大切か」と素直に生きる原点を学び実行することです。

「自分が弱いことを認めることが出来るのは、強い証拠よ」

→素直な心で自らを客観的に見つめることが出来る謙虚さを持つことが大切です。

「ほとんどの人が、自分の中にすごい鉱脈が眠っているのに気付かんと一生を終えるんやと思います」

→天から与えられたミッションに気付き、その達成に一心不乱に生きることが出来る人は、本当に【運がいい人】なのです。

小林 博重

銀座の金沢

2週間前の[TOKYO金澤CLUB]に出席してクジ引きで「銀座の金沢」のディナー券をいただきました。昨晩は何年ぶりかに妻と二人で銀座に出かけ夕食を共にしました。

私は、仕事にかまけて家庭のことは妻に任せっきりにしており、家庭人としては失格の烙印を押される人間です。(そんな私を間近に見ている3人の息子たちは、おかげ様で私を反面教師にして3人ともなかなかの家庭人に育っています。)

苦節20年、ようやく自らのミッションとやらを見つけることができて、これからが人生の本番と思い、年中無休24時間営業の日々を送る決意を固めた私にとって、[家庭人]は私の目指すところではありませんが、今回のことを切っ掛けに少しは人並みな人間になってみようかと思いました。

昨晩、思ったこと
1.ふるさとはいいものだ。「ふるさとはとおきにありておもうもの」
2.ふるさと金沢の地域活性化のために持てる力を尽くしたい。
2.年齢を重ねると食事は和食がいい。肉よりも魚がいい。
3.「感謝を形に現す」ことはとても大事なこと。特に一番身近な妻に対して。
4.仕事一途でもいいが、少しは心に余裕を持って仕事以外に気を配ることも大事だ。
5.銀座は東京のなかでも特別な街。なかなか銀座に普段着では出かけられないなぁ〜。

小林 博重

iPhoneから送信