自分を客観視することの大切さ

人は誰でも同じように歳をとるのですね。朝、妻から「今日は長男の誕生日だ」とのメールをもらいました。私が28歳の時の子ですから37歳になったのです。私は64歳であることは自分のことですから一番知っているのです。若いつもりでいましたが、息子の歳から自分がまもなく前期高齢者になるだということを自覚しました。

人間は自分のことを一番分かっているようで、そうでもないのですね。定期的に自分を客観視することをしないと、バランス感覚が麻痺してしまうのかもしれません。

今日は福岡の会社3社を訪問し、夕方から「福岡賢人会」なる福岡の企業を中心とした交流会に参加します。ここのところこの福岡賢人会には連続して3回参加しています。長い意味でビジネスを考える人たちの集まりです。こんな観点からの交流会が福岡を元気にするのかもしれません。

今日の東京は曇りがちで涼しい1日だとか。反して福岡は連日の気温34度の猛暑です。今日も体調に留意して元気にOUEN 塾ボランティアに精を出すことにします。

小林 博重

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ほんまものの「国士」の登場を願う

自民党の二階幹事長の派閥研修会での挨拶が波紋を呼んでいます。「自民批判に耳を貸さず国のために頑張らなければならない」と。傲慢不遜な発言に自民党の思い上がりを感じます。 私は根っからの自民党支持者の1人ですが、国民のためと言いながら国民に目を向けていない自民党は当に選挙目当ての血税泥棒なのではないかと思わざるを得ません。

何が”国民のため”だ。

私は20年前、20年以上勤めた安田信託銀行を退職しました。いろいろなことがありましたが、その理由の一つに「君はどちらを向いて仕事をしているんだ?今は銀行が大変な時だ。経営者の夢やロマンなどと夢物語を語って生きていけないんだ。今は大蔵省の方を向いて仕事をするんだ」と私に語った役員の言葉でした。役員の語ったことは当時の安田信託の姿勢でもあったでしょう。 そんなことで辞めたのは”若気の至り”そのものですが、今になってもその想いは変わっていません。

何のために生きるのか?

言葉だけだったら何でも言えます。その言葉が行動と連動しているのかです。
言行不一致の偉い人に、心ある人は付いていきません。国民は何も言わずに他の人に投票します。投票したくなるほんまものの「国士」の登場を切に望みます。

小林 博重

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株式会社クリーン・マット

本日、福岡市東区の株式会社クリーン・マット福岡支店(松尾支店長と山下次長)を訪問し、営業の打ち合わせをしました。
クリーン・マットは長崎市が本社で、北九州地区を中心にレンタルマット・モップをメイン商材として展開している会社です。
東大同期で野球部マネージャーだった網谷さんが第2の職場として就職した彼の故郷の長崎の会社です。

学生時代の友人は利害関係がなく、また特に運動部の仲間は気心が知れ、信頼感もあります。その人のお話しならお手伝いしようと素直に思うことができるのはいろいろな意味でいいものです。

いつの時代になってもビジネスの成功は人と人との繋がりが必須条件です。インターネットでビジネスが繋がる時代になっても、私の「人と人とを繋ぐビジネス」は決してなくなることはないと思います。
人は偉い偉くないでビジネスをしません。もちろん、システムを含む商材やサービスの差別化が決め手であるウェイトは以前に比べて高いものがありますが、長続きするビジネスのポイントは『人間』に帰結します。

8月に2代目社長の田中さんにお会いしますが、本日お会いした松尾取締役や山下次長は応援したくなるお人柄の方々でした。

Map&OUEN Japan は、人を応援し人に応援いただくことで成長します。
援けに応えるのが「応援=OUEN 」です。応援哲学を極め、素晴らしい人間集団の組織を作っていきたいと思います。

小林 博重

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反面教師から学ぶ

予算委員会閉会中審査の与野党の質疑応答は「ぶちぎれる」「冗長な」「質問にまともに答えない」オンパレードでした。
私たちがビジネスを進めるにあたり反面教師としてしか参考にならない事態は「転んでもただでは起きない」強かさを学ぶことしかできないことは情けない限りです。 「小池さん、何とかしてください!」とお願いするしかありません。

今週は、福岡にて【OUEN 塾in福岡】の協賛企業の固めのため福岡の企業を訪問しております。8月9月と3ヶ月かけて、協賛企業を固めます。
規模と業種はバラエティに富むものにしたいと思いますし、フィールドワークも一般的な企業訪問に加え、若手経営者合同での交流や福岡ならではの地域産業の同業各社合同での交流等、ワンパターンではない企画を考えています。

いろいろな方々からのご紹介もありユニークなイベントが開催できると思っています。

私一人ができることは限りがあります。ある人からは「縁もゆかりもない小林さんが福岡でシャビーなイベントをやろうとしている」と言われましたが、何のことはない。先行きが大きく展開するだろう継続的イベントになる萌芽が見えてきました。

学んだことは、
(1)ネバーネバーネバーギブアップ
(2)無私の心根、利他の心
(3)素直に人の話に耳を傾け、企画をグレードアップしていく柔軟さ
(4)企業と学生の双方の立場に立った企画
(5)学生が主体となったイベントにする。OUEN 塾in福岡実行委員会は黒子。OUEN Japan はそのまた下の黒子に徹する。 (6)学生リーダーを組成する。学生リーダーが面白いと思う企画のアウトラインを作る。
(7)その次の段階は学生リーダーに任せる。OUEN Japan は「任せて任せず」のスタンス。リーダーの主体性を重視する。

日本を支える政治家と高級官僚に告ぐ!
もっと本質を見て、大局に立って、真面目に仕事をしてください。

小林 博重

衆参の閉会中審査に思う

24〜25日の両日、国会の衆参予算委員会閉会中審査がテレビで放映されました。お詫びとか、丁寧で謙虚な答弁説明とか、記憶にないとか、記録がないとか、日本のエスタブリッシュメントとは思えない政治家や高級官僚の質の劣化が垣間見られて、これで日本は、日本の教育は大丈夫かと情けなく心配になるのは私一人ではないでしょう。 安倍首相は冒頭に「李下に冠を正さず」との中国の諺を話しました。

君子は未然に防ぎ、嫌疑の間に処らず。瓜田に履を納れず、李下に冠を正さず。
(人から疑いをかけられるような行いは慎むべきであるということのたとえ)

先ず以って日本の最高のエスタブリッシュメントである安倍首相は丁寧で謙虚な答弁説明以前に「瓜田に履を納れてしまい、李下に冠を正してしまった」わけで、その時点でOUT(失格)なのです。

リーダーに不可欠な資質は、西郷隆盛が言うところの「命も要らず、名も要らず、官位も金も要らぬ」人であり、そういう心根を持った人でなければ国家のために大業を成し遂げることはできません。そのような人は何よりも身辺を清くし、決して李下に冠を正す行いはしないものです。

よくもまぁ、与野党ともに貴重な時間と金を使って足しにもならない質疑応答をしているものだと思います。

【OUEN 塾in福岡】を企画するにあたり、福岡を代表する有名企業のみならず新進気鋭のベンチャービジネス経営者にも協賛をお願いしています。
ある若い女性経営者は「学生時代に起業しました。私は日本のために何かをやりたくて政治家になりたいと思っていました。しかし経営者から日本を変えることの方が現実的だと思いました。起業して11年経ちますが、起業して良かったと思います」と。 さもありなん。

【OUEN 塾in福岡】の第一歩は、歩幅は小さくても、確実に、日本を元気に変えていくイベントにしたいと思います。

小林 博重

「怒り」の感情は6秒間で和らぐ

テレビでも「怒り」をテーマにした番組があります。漫才でも「怒り」をネタにしているものがあります。「怒り」は日常茶飯事、誰もが経験する感情です。 特に、謹厳実直な人や公明正大な人は、得てして他人に対しても自分と同様な厳しさを求めがちです。また、自己中心的な人も身勝手な怒りを発することがあります。

何週間か前の「さんまのホンマでっか」というバラエティ番組で『アンガーマネージメント』が話題になっていました。怒りの感情をコントロールするプログラムです。 怒らなくする方法ではなく、自分の怒りのくせを知り、上手な怒り方を身に付けることにより良好な人間関係を構築するものです。

自分のことを考えてみるに、怒りをコントロールできずに人間関係が気不味くなってしまったことが間々ありました。19歳年下のメンターからも「小林さんは子どもだ」と言われましたが、今になって考えると全く『アンガーマネージメント』ができていなかったと思います。

怒りは、怒りを感じてから6秒間待ち続けると和らげることができるのだそうです。カーッときて直ぐ感情的に反応することがありますが、いくら自分が正しいと思っていても相手も感情的に反応しますから人間関係が悪くなるのは火を見るよりも明らかです。

怒りの感情を6秒間抑えることで怒りは少し和らぎ、冷静に考えることができるようになります。相手の立場に立って考えることができると、どうしたらウィンウィンの関係ができるのか、穏やかな気持ちになって「怒り」を表現できるようになります。

また、メールは声のトーンが分かりませんから「怒り」に関する内容のものは決して発信してはいけないと思います。正しいか正しくないかは冷静になって判断することです。即判断は「怒り」に関してはご法度です。

昨日は「怒り」を感じることがありましたので、寝てから考えることにしました。
朝早く冷静な頭で考えると大したことはない、穏やかな心で対応すれば何でもないことだと思いました。

カップ麺やウルトラマンの3分間ではありません。6秒間で良好な人間関係が構築できるのです。

小林 博重

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横綱白鵬の前人未到・前人未踏の大記録に思う

今日(24日)から28日までの1週間は毎月定例の福岡出張です。7〜9月の3回の出張の目的は【OUEN 塾in福岡】の協賛企業の固めです。大層は固まっていますがベンチャービジネスの追加協賛も見込んでいます。学生リーダーは夏休みが終了した10月から活動がスタートします。

私は学生リーダーの黒子という位置付けです。大相撲に例えるなら、横綱の土俵入りの露払い役ですね。
OUEN 塾の主役はあくまでも学生・留学生であり、OUEN Japanは黒子です。
すなわち、応援(OUEN )の真髄は「黒子に徹してプレイヤーを応援する」ことなのです。

大相撲といえば昨日が名古屋場所の千秋楽でした。横綱白鵬の前人未到・前人未踏の大記録のオンパレードで幕を閉じました。39回目の幕内優勝と通算1,050勝です。

白鵬はこの1年は優勝から遠ざかり長く続いた白鵬時代はそろそろ終焉かと一部のプロ解説者から言われていました。白鵬も人の子、白鵬1強の時代が続くと傲慢になることもあります。私も白鵬の言動にそのような驕りを感じていました。

しかし、白鵬はこよなく相撲を愛された明治天皇と大久保利通を尊敬しているとか。日本人よりも大相撲に造詣が深く探究心も極めて旺盛だとか。この1年は白鵬にとっては精神を鍛え直す臥薪嘗胆の1年だったのではないでしょうか。

NHKの大相撲千秋楽は、北の富士勝昭さんと舞の海秀平さんがテレビ解説をされていました。

白鵬の最近の相撲は、往時の横綱相撲から相手によって多彩な技を繰り出す相撲に変わったことに対するコメントです。

舞の海さんは「白鵬は往時の抜群の強さが少し衰えてきたのではないか。他の力士との力の差が縮まってきたせいではないか」というものでしたが、元横綱の北の富士さんは「白鵬は相撲に余裕が出てきたからではないか。相手に合わせて相撲を取ることは大きな力の差がないとできるものではない。白鵬は円熟の境地に向かっているというのが当たっているのではないか」と。

北の富士さんは幕内優勝10回の大横綱でした。横綱であった人でなければ言えない奥が深いコメントだと強く印象に残りました。

人は御釈迦様ではないですから完全無欠な人間などこの世には存在しないでしょう。
それだからこそ、完全無欠な人間を目指して人間は生涯を掛けて修業に勤しまなければならないのです。その完璧を目指す謙虚な生き方が人間を作るのです。

白鵬は東京オリンピックまで現役を続ける思いがあるようです。そのために心身の鍛錬を怠ることはないものと思われます。
白鵬関の今後益々の活躍を祈念するものです。

小林 博重

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安倍内閣の支持率26%に思う

安倍内閣の支持率が6月の前回調査から10ポイント減の26%に、また不支持率は12ポイント増の56%になったとか(毎日新聞調査)。

私は、支持率の低下は安倍首相の失政のせいではなく、安倍一強の驕りと甘さや首相の人間性が信用できないというインテグリティの問題であるがゆえに、その回復は並大抵のことではないと思われます。
適任でない大臣や自民党国会議員の不祥事は首相本人のことではありませんが、トップたる人間は全てを背負う自責の心を持つべきであり、言い訳は通用するものではありません。 素直に謝罪する潔さがなければ支持率の回復は困難なのではないかと思います。

現安倍内閣は、当に天から地へ逆落としに落とされたようなもので”驕れる者久しからず”の平家物語を見ているようです。
是が非でも誠実で謙虚な対応を貫いていただき、政治を前に進めていっていただきたいと願うものです。

政治の世界は支持率が生死を分ける厳しい世界ですが、このようなことは何も政治の世界に限らず、経営やその他組織に共通することです。

松下幸之助さんは、経営に何が一番大切かと聞かれたとき、「一つだけ挙げるとしたらそれは『素直さ』である」と喝破されています。

素直になれば、人の意見に耳を傾けるだろうし、人は何かおかしいと思ったときリーダーのことを思って諫言することに躊躇しないでしょう。そしてリーダーは諫言してくれた部下に感謝の心を持って接するのです。これは”人間の器量”の大きさでもあると思います。さすれば、部下はリーダーのためならと思って死にものぐるいで付いて来るでしょう。

素直、謙虚、感謝、誠実、高潔、真っ直ぐな生き方、懐の深さ、恕の心、利他心、不屈の精神、等々

考え方や生き方が如何に生きていくにおいて大切なことか、心して生きていかなければなりません。

小林 博重

順境良し、逆境なお良し

六十有余年の人生を振り返ってみると、総じて「私の人生は運がいい」と思います。

人間は毎日が大なり小なりの決断の連続です。大きな決断と言えば、就職や結婚や転職等があります。今になって振り返って考えてみれば、その時は全身全霊で決断したことと思いますが、それは「青春の想い」がそうさせたことであり、人生を哲学的に考えた深遠な考えはありませんでした。 この歳になると、人生は幸と不幸、順境と逆境が交互に廻ってきて、当に、人生は”禍福は糾える縄の如し”だと実感を持って納得するのです。

還暦を過ぎ白秋を迎えた年代になって思うことは、
「私は運がいい。人生の決断は、思い通り順境を招いたこともあり、逆に意に反して逆境という下り坂を転げたこともあった。いずれにしてもその決断をしたことで今の自分がある。
子どもに恵まれ、友人に恵まれ、思いの儘に生きてきた。これも今迄出逢った人たち皆さんのおかげであり、私が裏表なく人生を生きてきた結果だと思う。今迄の失敗を素直に反省し、それを糧にして、これからの人生後半戦を明るく前向きに生きていけば、必ずや幸せな人生を全うできるはずだ」

森信三翁は述べています。

人間は何らかの意味で逆境の試練に遭うのでなければ、自己中心的に物事を考える態度からの脱却は困難であって、これ古来「人は苦労しなければ人間にはなれぬ」といわれるゆえんである。

即ち「苦労」という人生の試練によって、われわれ人間は自分本位の我がままな考え方なり願望なりが叩きつぶされるのである。同時にそれによってわれわれは、自分の考えが自分勝手だったと気づけば、そうした失敗と痛苦を代償として、自己の我見が それだけ弱められるわけである。

「幸福は最初は不幸の形でやってくる」といわれるのは、われわれ人間は、自分に降りかかる不幸を耐え忍ぶことによって、我見がとれるので、次に出逢う事柄に対しては、正しくこれに対処することができ、随ってそこには幸福が招来せられるというわけであろう。

小林 博重

命が有限であることが生を意味あるものにする

昭和27年生まれの私は11月の誕生日を迎えると65歳になります。いわゆる前期高齢者の仲間入りをすることになります。めでたいというのかめでたくないというのか。 今から40年以上前、私が社会人になったころは、元気に第一線で活躍しているサラリーマンは会社の社長さんくらいなものでした。 定年は55歳が太宗を占めており、定年になったら第2の職場か嘱託か。65歳からは余生を楽しむ、四季で言えば冬(玄冬)の時代でした。

それから40年。日本人の平均寿命は男性でも81歳の時代になりました。平均余命は現在65歳の男性であれば20年です。健康に留意すれば20年と言わず25〜30年は生きることになります。

90〜95歳まで生涯現役で頑張ることができるか。
日野原重明さんは105歳の天寿を全うされましたが、私も日野原さんを目標にするのは決して夢物語ではないと思っています。
そのためには日野原さんを見習って生涯現役を貫くことが大前提だと思います。何故なら、生涯現役は認知症予防の特効薬だからです。

生きとし生けるものの生は有限であり不死はあり得ませんが、IPS細胞の医療応用も着実に進んでいますし将来の医療技術の予測できないイノベーションを考慮すれば、必ず人間の平均寿命は100歳を超えるでしょう。現代はなかなか死ぬことができなくなる時代の入り口なのです。 人間は生に倦んでも生き続けなければならない苦難に出会う時代になってくるのです。

さすれば、人間は如何に生きるべきか?
死の影が生に寄り添っているからこそ限りある生を意味あるものにしたいという想いを持って「世のため人のために尽くす」生き方・考え方をするのです。 人一倍健康に留意する人生を送るのです。
精神と身体の自立と自律を死守するのです。

夏目漱石は書いています。
「死ぬことは苦しい。しかし、死ぬことができなければなお苦しい」

少なくとも私には、私の想いを引き継いでくれるだろうと私が思っている可愛い孫がいることが、私が生涯現役で頑張ることができるエネルギーの源になっています。 それはこの上ない幸せなことだと思っています。

小林 博重