組織や社会の『リーダー』としての責任

中央政官界の不祥事で安倍内閣の支持率は30%台で低迷しています。また、新潟県知事のスキャンダルも情けない一語に尽きます。 国民的グループであるTOKIOの5人のうちの1人の不祥事ですが、他の4人も謝罪会見をする事態になりました。

全て、人は平等であるから法的解決をすればそれでいいのではないか。マスコミの報道姿勢にも問題があるのではないかとの意見も散見されます。

マスコミの報道姿勢の問題はさて置き、これらのスキャンダルから垣間見えることは、リーダーはどうあるべきか、リーダーのあり方が問われているのだと思います。
どんな組織であっても、リーダーは人の範たる言動をしなければなりません。組織のリーダーは権力も権威もあるのですから、部下である組織の一員に与える影響は大きいものがあります。その責任は重く、そうであるから彼らの報酬は部下よりも何倍何十倍も大きいのです。 これはTOKIOのような社会的に影響力が大きい人たちにも当てはまります。彼らも社会のリーダーであるからです。

リーダーは、一般人以上に自らを律しなければならないのです。
人間は平等であり対等ですが、こと責任に関してはリーダーは不平等です。法的に問題がないでは済まされない。道義的責任、人間的責任等、一般人の何倍も何十倍もの責任があるのです。
「否、人は平等ではないか。法的に問題がないのに、どうしてそこまで責任を取らねばならないんだ」と言うのでしたら、組織や社会で「人の上に立つリーダー」になることを辞めなければなりません。 「リーダーにはなりたい。責任は法的問題をクリアすればいい」と言うのでは全く以って片手落ちです。これこそ天秤棒でバランスを取る必要があります。

不肖私もOUEN Japan 団長として、大学生・留学生のため、地域社会活性化のため、微力ながら持てる力を尽くしたいと思っています。リーダーとしての役割と存念をしっかり自覚して、自らを律していきたいと思います。

小林 博重

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人間の最高の徳目「仁」とは、

「ビジネス教養としての『論語』入門」(守屋淳著。日本経済新聞出版社)を読みました。

論語は、渋沢栄一が論語を商業道徳として定着させようとし、渋沢は「論語と算盤」を著しました。
石田梅岩の石門哲学同様、商人(ビジネスパーソン)が持つべき哲学であり、稲盛哲学の源流でもあります。

孔子思想の中核をなす最高の徳目は「仁」であり、これを旨とする人が多くなるほど理想社会の実現が近くなると、孔子は考えていました。

「仁」とは、
⑴人を愛すること
⑵私心に打ち勝って、礼(秩序)に合致すること
⑶率先して困難な問題に取り組み、得ることは後で考えること
⑷自分が立ちたいと思ったら、まず他人を立たせてやり、自分が手に入れたいと思ったら、まず人に得させてやること

或る人曰く、「徳を以って怨みに報いば如何」
子曰く、何を以って徳に報いん。直を以って怨みに報い、徳を以って徳に報いん」
(「悪意にも善意を以って報いよ、と言われますが、如何でしょうか」
ある人がそう尋ねたところ、孔子は答えた。
「それなら、善意には何を以って報いるのかね。悪意には理性を以って報い、善意には善意を以って報いるがよい」)

子路、君子を問う。
子曰く、「己を修めて以って敬す」
曰く、「かくの如きのみか」
曰く、「己を修めて以って人を安んず」
曰く、「かくの如きのみか」
曰く、「己を修めて以って百姓を安んず。己を修めて以って百姓を安んずるは、堯、舜もそれなおこれを病めり」
(子路が、君子の条件について尋ねた。
孔子が答えるには、「自分を磨いて謙虚な人間になることだよ」
「たったそれだけですか」
「自分を磨いて人のために尽くすことだ」
「それだけでいいのですか」
孔子は答えた。
「自分を磨いて人々の生活を安定させてやることだ。それをしようとして、堯や舜のような聖天子でさえずいぶん心を痛めたのだよ」)

終身斉家治国平天下
(一身を修めた後に家庭が整う。家庭が整った後に国が治まる。国が治まった後に天下が平和になる)

この私も、少しずつですが、「仁者」の足下に一歩でも近づくべく、身を処したいと思います。

小林 博重

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人格の陶冶を目指す。

論語為政篇から、「吾れ十有五にして学を志し、三十にして立つ。四十にして惑わず、五十にして天命を知る。六十にして耳順し、七十にして心の欲するところに従って矩を踰えず」
(15歳=志学、30歳=而立、40歳=不惑、50歳=知命、60歳=耳順、70歳=従心)

安岡正篤翁の自分造りから、
胎教期⇒感性の形成、幼児期⇒徳性の形成、少年期⇒道徳心の形成、青年期⇒社会への貢献、自立期⇒日本人としての自覚、円熟期⇒社会的使命の発現

孫は間もなく5歳になります。愛嬌があり、豊かな感性の持ち主と喜んでいますが、これは胎教期の母親による感化なのかと思い、息子の嫁に感謝しなければなりません。

また、幼児期は徳性の形成時期であり、親(両親)による生活態度によるところが大です。
幼児期から少年期、この時期は、徳性に加え、子どもの個性や品性、躾、知識的技術的能力が培養される期間であり、人間として生きるための善行、善道、正義、道義などの道徳心を養うことです。そして、中学校を卒業するころには人間の基本が形成されるのです。

戦後の教育はここのところを蔑ろにしてきたところがあります。
人格の陶冶は、幼児期からの徳性や道徳心の形成が基本になっているのです。

孫の成長を祈念するとともに、OUEN塾での学生との交流の中から自らと彼らの人格の陶冶を目指したいと思います。

小林 博重

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プチ断食のチャレンジ

朝のNHKラジオで、リスナーの投稿の中にプチ断食の話がありました。
「プチ断食をして体調が良くなった。ダイエット効果もあり、定期的にプチ断食を続けようと思います」
と言うものです。
ネットで「プチ断食」を調べてみると、沢山のホームページがあります。特に女性向けが圧倒的です。体調のためというよりダイエット効果を求めるのでしょう。

プチ断食はダイエットに効果的と今人気の方法だ。
週末だけでのプチ断食であれば体はスッキリしてダイエットも期待できる。
野菜ジュースや生姜紅茶やヨーグルトなどを効果的に使うことで辛さから解放される。
腸内に溜まった宿便や老廃物などをデトックスできる。
たった1日間飲み物だけを飲み、食事を我慢する(水分OK、固形物NG)。水分を摂ることによって余分な老廃物を体外に排出される。お酒は控える。 内臓を休ませることが最大の狙い。

準備期間として、断食の1日前の夕食の量を少し少なめにする。
断食した次の日は一番大切な「回復日」。少しずつ普段の食事に戻していく。脂っこい物は避ける。普段の食事量に戻すのに2日くらいかける。

プチ断食の効果
⑴脂肪を燃焼させる。
⑵便秘を解消する。
⑶新陳代謝がアップする。
⑷免疫力を高める。

頻繁にするのではなく、1ヶ月に1回、体をリセットさせるつもりで行う。

後55年(内、現役35年)の長い人生なのですから、体が資本です。
やってみてもいいかと思います。有言実行です。
後半のGWでチャレンジすることにしましょう。

小林 博重

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才能とは同じ情熱、気力、モチベーションを持続すること である。

羽生善治さんの『決断力』(角川新書)を読みました。

「才能とは、同じ情熱、気力、モチベーションを持続することである」と羽生さんは語っています。

その中に、今北純一さんが羽生さんに語っていたことが印象的でした。

「勉強ができる、できないと、頭がいい悪いとは違います。
頭がいい悪いで、餓死をする可能性はあると思うのですね。自分で何も考えずに生きていったら、根なし草になって最後は死んでしまうかもしれないし、自殺するかもしれませんから。
頭の良し悪しと、学歴があるなしとは、まったく独立していることを理解すべきだと思います。東大を卒業して大企業に入り、出世した人はたぶん、頭がいいと本人も周りの人たちも思ってしまっているのですね。しかし、そんなに頭がいい人たちばかりだとは、私は思いませんね。というのは、むろん頭のいい人もいるにはいますが、部下が多いとか、会議の数が多い、その会議をとり仕切っている・・・そういうことで頭がいいと錯覚している人が実に多いからです。彼らは、限られた仕事空間の中で現実的には繰り返ししかやっていないので、頭の中が硬直化しているわけです」

羽生さんは、「モチベーションの継続が大事」と言います。
「報われないかもしれないところで、同じ情熱、気力、モチベーションを持って継続してやるのは非常に大変なことであり、私は、それこそが才能だと思っている」 「一つのことに打ち込んで続けるには、好きだということが根幹だが、そういう努力をしている人の側にいると、自然にいい影響が受けられるだろう」

OUEN塾は、勉強ができる人をつくるのではなく、頭のいい人をつくることを目指したいと思います。
頭がいい人とは、情熱や気力やモチベーションを継続して、夢に向かって創意工夫を重ね続ける人なのだと思います。

小林 博重

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若さの秘訣

将棋の加藤一二三さんは叙勲(旭日小綬章)を受けたインタビューで、人生120年時代とご自身のお名前一二三から、人生123歳まで頑張りたいと語りました。 私も人生は現役100年(前半の一生50年、後半の二生50年)と余生20年の人生120年だと思っています。

私は現在65歳ですが、二生15歳のほうが若く元気が湧いてくるように思います。
若い時から私をご存知な人から「40年前と変わらないですね」と間々言われるのですが、それは私が若作りなのか、若い時には老けていたのか。
それもそうですが、それよりも若さの要因は、一本独鈷で宮仕えをしていないからだた思います。官庁や会社で宮仕えしていた同期は定年か第2の職場であり、一生65歳なのですが私は二生15歳なのです。人は気持ちの持ちようで精神年齢を若く保つことができるのです。 加えて私の場合は、OUEN Japan で40歳以上も若い学生たちと対等な関係でコミュニケーションしていることが大きいのだと思います。

ちょうど、3月から就職戦線がスタートを切りました。彼らからは就職相談のみならず、人生論、生き方哲学等の相談があり、それに関するコミュニケーションが精神の若さの秘訣なのだと思います。
昨日もLINEで相談がありました。私も30年前は会社の人事部で採用担当者であったため、私の「ビジネスパーソンとしての姿勢についての考え方」を話しました。私のこれからの現役人生についての姿勢を確認することでもあり、このような相談は、私が彼らに感謝することでもあります。

学生は私にノウハウを聞きたいと思ってはいません。彼らのこれからの長い人生を如何に生きるか、その観点からの就職(社)なのです。
少しずつOUEN塾はそのような学生が育っていっていることを嬉しく思いますし、私も若さを保ち、私のビジネスコラボレーションサポートに貢献してくれていることに感謝しています。 当にOUENのは双方向のコミュニケーションなのです。

また、昨日は、あまり今まで会話がなかった長男夫婦と出かけ、コミュニケーションを深めました。
ビジネスやボランティアに精を出して、身近な身内とのコミュニケーションが不足していたようです。

灯台下暗し
気を付けなければなりません。

小林 博重

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大変人 西郷隆盛

JALの機内雑誌「SKY WARD」に歴史学者の磯田道史さんが『志士たちの風景・西郷隆盛ここにあり』で鹿児島市加治屋町のことを書いています。 加治屋町は西郷隆盛の他、大久保利通・大山巌・東郷平八郎等、明治維新の英傑を生んでいます。

どうしてこんな小さい町からこのような人材が集中して生まれたのだろうか。このような現象を「マツタケ現象」と言うらしい。西郷隆盛はその中心のいわば菌源だったのです。少年たちは西郷兄貴から志を伝染されて成長したのです。
磯田さんは西郷隆盛を評して、西郷は「大変人」だと言っています。「できること」より「やるべきこと」を思索し、固執し、実行する大変人のみが、日本全土を変える革命を実現できるのだと。

また、彼らが日頃から触れていた、島津の殿様・日新公いろは歌には、以下の歌があります。

☆「いにしえの道を聞きても唱えても、我が行いにせずばかいなし」(昔の道徳を聞いても唱えても、実行しないと意味がない)

陽明学の「知行合一」
行動あってこそ意味がある。

☆「楼の上もはにふの小屋も住む人の、心にこそは高きいやしき」(楼閣に住む人も、あばら家に住む人も、心次第で高貴か卑賤が決まる)

大義や志の高さ
聡明才弁だけでは大事は成し得ない。

OUEN塾は鹿児島の郷中教育であり、不肖私も、未熟ながら、西郷さんのような菌源になりたいものです。

小林 博重

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人生は長く、さりとて短い。

コンサルタントの守山淳さんが、3月初めの朝日新聞に載った菅本さん(71歳。神奈川県在住)の投書を、「話題になった投書」として紹介してくださいました。

〜妻が願った最後のお願い〜
52年間連れ添った奥様が入院先の病院で1月に他界されました。その枕元に残されたノートに「神様、お願い。7日間の元気な時間を下さい」という詩を残して。

「神様、お願い。この病室から抜け出して、7日間の元気な時間をください。
一日目には台所に立って料理を一杯作りたい。あなたが好きな餃子や肉味噌カレーもシチューも冷凍して置くわ」

奥様は年末に突然の入院。すぐに返る積りで身の回りのことを何も片付けず入院し、そのまま帰らぬ人になりました。

詩のなかで奥様は、
二日目、織りかけのマフラーなど趣味の手芸を存分に楽しむ。
三日目は身の回りを片付け、
四日目は愛犬を連れてご主人とドライブに行く。
「箱根がいいかな・・思い出の公園、手をつなぎ歩く」五日目、ケーキとプレゼントを11個用意して子と孫の誕生会を開く。
六日目、友達と女子会でカラオケに行くのだ。

そして七日目
「あなたと二人きり 静かに部屋で過ごしましょう。大塚博堂のCDをかけて、ふたりの長いお話をしましょう」

しかし奥様の願いは届きませんでした。詩の最後の場面を除いては・・・「私はあなたに手を執られ、静かに静かに時の来るのを待つわ」

「容子。二人の52年間、ありがとう」と菅本さんは寄稿を結んでいます。

如何ですか? 大切な誰かを残し先立たねばならない時、人は何を切に願うのでしょうか。
縁あって伴に人生を歩んだ夫婦も何時かは別れの時が来ます。
一緒に「お疲れさま」と言い合えたら幸せ。
誰かに「おかえり」と言われたら幸せ。
「ただいま」と言えたら幸せ。
一日の話を聴いて呉れる人がいたら幸せ。
「おやすみ」と言えたら幸せ。
本当に幸せな事はささいな事・・・それが叶わなくなった時に失った者の大きさが分かるのでしょう。それを思えば人を恨んだり争い事をしたりせず「ありがとう」の感謝の言葉を言えるのだと思います。

古希を過ぎ親しい仲間、先輩の訃報を聴く事が多く成ったこの頃だから菅本さんのこの寄稿が胸に迫ってきました。

我が人生、後55年と思ってみても、いつお迎えが来るか誰も分かりません。まして、長年連れ添った妻のことは、私より早く旅立つことはないと、それが大前提で私はこれからの後半人生を考えているのですが、それは妻は少なくとも117歳まで元気でいるということです。

今からでも少しは孝行の真似事でもしておかなければならないのですね。

人生は長く、さりとて短い。

小林 博重

楽しいGWを過ごす。

12時福岡発のJALで東京に帰ります。天神を7時過ぎに出て福岡空港でゆっくり朝食を済ませてもフライトまで3時間余り。空港ではGWを楽しむ家族連れや若いカップルの姿が散見され、今日が前半のGWのピークの人出だとか。

私など、若い時も家族旅行の思い出は数えるほど。イクメンとは程遠い父親失格の仕事人間だったのかなと過去を振り返ります。
子どもが独立した今では、妻は親の介護で手が離せず、私と言えば、あいもかわらず仕事仕事に明け暮れる毎日です。
私の趣味は、今は絶対的に仕事になりました。天から与えられたミッションを私なりに見つけたから、その道を邁進することが楽しくて仕方がないということ。格好いいことを言っていますが所詮は我儘なのだと思います。「人のために尽くすという我儘。自己中」とはなかなか理解していただくことは難しいでしょうか。こんな私独自の「人のため我儘哲学」を快く(かどうか分かりませんが)許してくれている妻には感謝してもしきれません。

休みがなくても何でもない。朝に目覚めたら仕事がある人生ほど楽しく素晴らしいものはないと思っていますが、65歳にもなると殆どの人は休みたい、40年も働いてきたからもう休ませてほしい、体力も少し衰えてきた。ということでしょうが、私のように「まともな仕事をしてこなかった人間」はそんな能天気なことを言っているわけにはいかないのです。
天から与えられたミッションの一つも達成しないでこの世を去ることは、天に唾することなのです。お陰様で、人間のDNAには120年を生きる遺伝子が組み込まれているとか。この話を聞くにつけ、私には後55年の人生が残っている。その内、現役は35年と考えれば、何とか我がミッションを果たすことができる時間があると思ったのです。長生きは余生を楽しく過ごすためにあるのではなく、ミッションを果たすためにあるのです。そう考えると俄然元気が出てきます。

このGWはどのように過ごそうか。仕事三昧の1週間になると思いますが、決してワーカーホリックではない、趣味を極める1週間です。 楽しいGWにしたいと思います。

小林 博重

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OUEN学生リーダーとの心の触れ合い

今回の福岡出張は【第1回OUEN塾】の協賛と後援のお礼訪問ですが、学生リーダーの就職活動アドバイスもその目的の一つでした。

彼女たちとはOUEN塾を通じて心が繋がった思いがあります。親子以上の歳の差がありますが、年齢を超えて心を開いて話ができるようになりました。これは、同じ目的を持って活動し、暗中模索ながら何とかやり遂げた、同じ釜の飯を食べたことに依るのだと思います。
彼女たちは私のアドバイスやサポートに大変感謝してくれていますが、この私も同じく、このような彼女たちの一大転機の時に相談相手に私を選んでくれたことに深く感謝しています。私はこのような現実から、応援は双方向のコミュニケーションであると確信するのです。

また、このOUEN塾活動を通じて、もう一つ深く学んだことがあります。
それは、相手の立場に立ってみること、もし自分が相手の年齢であったとしたら、相手の境遇だったとしたら、と一度立ち止まってじっくり考えてみる、ということです。 思いやり、恕の心です。相手を思いやることは簡単なようでそうではありません。
OUEN塾で私が企業とのお膳立てをしたからと言って、二十歳前後の学生さんが企業のそれも人事部の人に電話をすることが彼らにとってどれだけ緊張することなのか、私は全く思い至りませんでした。 彼らが1ヶ月経っても企業宛てに電話をしなかったことは、今の私なら全く何でもないことなのですが、殆どの学生さんにとってはそれは大変なことなのです。 そんなことも分からないで、私は「今の学生は何と無責任なのだ。どうしようもない」と思っていたのです。学生は、私と同世代の人をはじめとする社会人ではないのです。

思いやり、相手の立場に立つことは簡単なことのようでとても難しいことです。

そして、一つ困難と思うことをやり遂げると、次は思いのほかスムーズに事が運ぶということ。
情けは人の為ならず、必ず情けは自分に返ってくるということ。
無私は、時間が掛かっても人は必ず分かってくれて心底支えてくれる人になってくれるということ。
努力は人を裏切らないこと。
人間は実に素晴らしいこと。
そして、人生は実に楽しいこと。嬉しいこと。

小林 博重

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