大雪の首都圏に想う

昨日首都圏を襲った大雪に、改めて都会の交通網の脆弱さを痛感しました。私は石川県の生まれであり、銀行勤務時代は札幌にも住んでおりましたので、雪国では20cmくらいの降雪ではどうということもないのですが、東京では大混乱状態に陥ってしまいます。
夕方から新橋の第一ホテル東京で東京銀杏会新年会が開催されましたが、空席が多く散見され、応援部のパフォーマンスも応援歌「ただひとつ」だけにして会は早々に切り上げました。私は事務所と自宅が地下鉄外苑前ですので帰路は問題なしと思いきや、いつもの倍の時間がかかりました(かかっても30分程度なのですが)。

文明が発達することはいいことばかりあるわけではありません。何でもないことが何でもなくなる。恵まれていることが当たり前になっているので、そうでなくなった時に対処法がわからない。貧しい時に持っていた「感謝の心」がなくなってしまう。 「治に居て乱を忘れず」心したいものです。

歴史学者の磯田道史さんが、土曜日のNHKの番組で、大河ドラマ「西郷どん」(林真理子原作)のお話しをされていました。
磯田さん曰く、林さんは西郷隆盛を「国民の“死にたくない”気持ちの積み重ねに応えることが政治であり、そのために尽くす明治時代で最初で最後の政治家」と捉えているのだと。
西郷さんは、ひとりひとりの心ある者として「国民」を考えた人なのです。明治大帝も「西郷、西郷」と別格に対しておられたとか。国賊である人が日本国民全てに愛されるとは、まさしく西郷さんの極め付けの人間力に他なりません。

明治150年の平成30年。貧しかった明治から学ぶことは山ほどあります。
私も少しずつ「歴史に学ぶ賢者」の入口に近づきたいと思います。

小林 博重

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石川県人会新年祝賀会

本日は麹町のホテルルポール麹町にて「石川県人会平成30年祝賀会」がありました。石川県市からの来賓と首都圏に住む石川県出身者が集まりました。「ご出身はどちらの市町村ですか」「出身高校はどちらですか」「親が石川県出身者なのですが、石川県に住んだことがないんです。石川県のことが知りたくて石川県人会に入会しました」等々、このような会話が飛び交っていました。

東京から金沢まで北陸新幹線かがやきで2時間半と、石川県は東京から近くなりました。時間の近さは、故郷への愛着が増すこそすれ、2時間半という微妙な時間は首都圏に取り込まれて埋没してしまう時間的距離ではありません。

北陸新幹線効果で金沢の魅力度は一層高まりました。加賀温泉郷や能登という観光名所もバックに控えています。
そのためでしょうか、石川県の直近の経済指標は全国でもトップクラスなのだとか。昔では考えられません。
金沢駅西の開発も進んでいます。首都圏を中心として人の誘致活動も積極的に行っているとか。冬の北陸は海産物は美味なものの雪と曇天は東京人が住むにはハードルが高いと、能登の田舎っぺの私ですら石川県に帰って住もうとは思いません。
しかし、のんびりと老後を過ごそうと考えている人にとっては、文化芸術の洗練度、海山の幸の美味、観光資源の豊富さ等、魅力ある地方都市と言えるでしょう。

金沢は人口50万人の北陸の小都市ですが、金沢大学、北陸先端大学、金沢美術大学、金沢工業大学他、50万都市とは思えない数の大学がある学都です。旧制第四高等学校があったということもあるのだと思います。

2月に福岡で【OUEN塾in福岡】の第1回を開催しますが、次はふるさと金沢で開催したいものです。

石川県人会の最後に「石川県民の歌」を全員で斉唱しました。
石川県人会では初めてでした。私は小学校以来の「石川県民の歌」です。小さい頃の記憶は廃れないものです。半世紀ぶりに高歌放吟しました。歳を重ねるにつれ「ふるさとはいいものだ」と実感します。

小林 博重

石川県が生んだ詩人・小説家である室生犀星が詠んだ歌
ふるさとはとおきにありておもうもの(室生犀星)

白山に 朝日ははえて
青雲の はれゆくところ
名にかおる 歴史をつぎて
むすばれし われら県民
躍進の 旗をかざして
おおわが石川 ふるいおこさん

加賀平野 能登半島に
海山の さち呼ぶところ
うちつどう ちまたに野辺に
工芸の 花咲きにおい
はるかなる 稲田はみのる
おおわが石川 ひらきのばさん

日本海 北にひらけて
希望の日 明けゆくところ
いでゆわき 地はゆたかなり
この国土 いよよ栄えて
人の和に 世界を結ぶ
おおわが石川 歌いたたえん

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今年初めの福岡出張を終えて

17日から19日の2日間の福岡出張を終えて、朝7時過ぎの飛行機で東京に帰ります。
学生リーダーとのミーティングがメインでしたが、素晴らしい学生リーダーとの出会いがあって、実に充実した出張だったと思います。

「21世紀は女性の時代」と言われます。東京のリーダーもさることながら福岡でも女性優位は変わらないように思います。「愚者は経験から学ぶ」の箴言通り、私のような愚者は、OUEN学生リーダーから“女性の時代”を実感するのです。

昨日、小川福岡県知事を訪問し【OUEN塾in福岡】イベントの後援御礼と2月の開催報告をしました。
小川知事は福岡女子大学が県立ということもあるのでしょう。
「福岡女子大学は全国区の大学になった。全寮制であること、1ユニット4名のうち1人が留学生であることなど、女性の時代と国際化を先頭になってリードしている大学だ」と。
また「福岡では福岡で学んだ学生や留学生の多くが福岡に勤めるため、いろいろな取り組みをしている。【OUEN塾in福岡】もそのひとつとして、福岡で定着するように頑張っていただきたい」とも。

学生リーダーの福岡女子大学の福原菜摘さん、木村百里さん。
17日のMTG、そのあとの夕食と懇親で、心も打ち解け、OUENリーダーとしての想いは強いものになったようです。
2人からのメールは力強いものでした。これで【OUEN塾in福岡】の成功間違いなし。

人間、立ち塞がる壁(と思い込んでいる)を、自分を成長させる磨き砂と思うか、それを避けて後退り(あとずさり)するかで、その人の人生は様変わりすると思います。きっと福原さんや木村さんは逞しい人生を送ることになるのではないか。 彼女たちの話す言葉に力があります。人間、腹をくくるとこうなるものかと、私はちょっと驚きでした。

人の成長を感じることは嬉しいことです。OUEN塾が若者の成長に少しでも貢献することができるのなら、こんな嬉しいことはありません。

今朝はこれから、爽やかな気持ちで東京に帰ることができます。
福原さん、木村さん、ありがとうございました。

小林 博重

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日々の活動は魂浄化の磨き砂

OUEN塾in福岡(2.13〜2.16)まで1ヶ月足らず。今回の福岡出張は最後の事前活動になります。
この3年掛けてようやくここまで来たのですから何とか成功裡に終えて来年に繋げたいと思います。
初めてのイベントであり、学生リーダーの戸惑いもあって、山あり谷あり。まだ先が見通せませんが、少数精鋭で頑張るという気合いは残った学生リーダーの心に汪溢したようです。

「生みの苦しみ」はこんなものです。何とかしようという学生リーダーの危機感がイベントの成功に繋がります。

昨日は、福岡女子大学梶山理事長から、福岡の大学の学長の方々にお声をかけていただきました。ありがたいことです。
私は福岡県国際交流センター、福岡市国際部を訪問して、留学生への参加の声掛けをお願いしました。
また、西日本新聞社にはイベント取材のお願い、九州経済連合会には現状報告と、有意義な1日でした。

今日は、イベントの基調講演をお願いする西部技研の隈社長と小川福岡県知事を訪問します。

絶えず、“何のためにこの仕事をするのか、人は何のために生まれてきたのか、何のために生きているのか”と自問自答を繰り返して生きていくのです。それが「魂の浄化、純化、深化」になるのです。生まれてきたときの魂よりも美しい魂になってあの世とやらに旅立つのです。 日々の活動はその磨き砂なのです。

今日も充実した1日でありますように。

小林 博重

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人間は、棺を覆うまで成長する動物である。

昨日は来月に迫った【OUEN塾in福岡】イベントの学生リーダーとのミーティングでした。参加したのは福岡女子大学、福岡大学、九州大学の計5名の学生リーダーでした。10名が事前連絡なしの不参加です。
「なんだこれは。イベントは大丈夫なのか。何と学生とは無責任な人種なのか」と心配と情けなさで気が滅入りましたが、参加した学生リーダーたちが「ゼロからスタートすることになったと思えば、返って清々する。私たちがやらねばならないのだと気合いが入る」と力強い言葉を誰彼となく発してくれたのです。 「今日はこれで良かったのだ」と気持ちを切り替えました。

“船頭多くして、船、山に登る”の諺もあり、むしろ少数精鋭が良かったのかもしれません。東京の学生リーダーも気合いが入ります。

3年掛けて、県市、大学、経済団体、企業のご理解をいただき、やっとここまで来たのに、あてにしていた学生リーダーたちに足をすくわれたと考えれば、気持ちは落ち込むし、イベントは成功しないでしょう。 「少数精鋭のやる気のある素直な学生リーダーが集まってくれた。大変だろうがみんなで頑張ろう」と思って前向きな気持ちで気合いを入れて頑張ることです。

ミーティングのあと、時間がある学生たちと中洲で懇親の席を持ちました。40歳以上の歳の差があるにもかかわらず、ざっくばらんで本音で懇親ができたと思います。 なかなかジェネレーションギャップは埋められないと思っていましたが、どうしてどうして、危機感を共有すると人間は団結するものです。

•ネバーネバーネバーギブアップ
•危機感の共有
•前向きな心
•負けず嫌い
•成功をイメージすること

人間はいくつになっても未熟であり、日々成長する動物なのです。棺を覆うまでは成長し続けるのです。
羽生永世七冠のように、心を素直にして全ての人から全ての事象から学ぼうとする姿勢を忘れないことです。

小林 博重

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無私利他の力

昨日、パシフィコ横浜で「ニッセイ異業種交流セミナー」がありました。私が親しくしている企業が何社か参加していることもあり、私も参加させていただきました。 基調講演はJリーグ初代チェアマンの川淵三郎さんでした。

川淵三郎
1936年生まれ、81歳。早稲田大学卒。Jリーグ初代チェアマン。元日本サッカー協会(JFA)会長。
日本サッカー協会最高顧問。日本バスケットボール協会エグゼクティブアドバイザー。日本トップリーグ連携機構会長。

川淵さんが仰るには、スポーツに限らず、ビジネスや人生全てに共通する成功のポイントは、
(1)揺るがないフィロソフィーやミッションを持つこと。
(2)コペルニクス的転回の発想を持つこと。
だと。

改革できるのは僕しかいない。
改革は、長けりゃできるってわけでもない。期間が短いからこそトップダウンですべてやろう。
僕はみんなに好かれようと思ってやっていない。
しがらみがないのが一番。
1人でやると孤立無縁になる。如何に上手く周りと協力し合うか。優秀な部下を連れてきたり、組織の中にいる信頼できる部下を見つけて一緒にやっていくことが大事だ。 この歳になって、もう地位も名誉もお金もいらない。だから強い。
僕がやりたい、あるいは人から要求される限りは、とことんやってやろうという気持ち。必要とされる限りはどこまでもやろうと。

(1)フィロソフィーが如何に大切か。生きる哲学を持つ。
(2)現状の延長線で考えないこと。180度ひっくり返したコペルニクス的転回で考える。
(3)生涯現役。人のために尽くす。それが若さの原動力。
(4)無私利他の強さ。無私利他は人を強くする。

今日から20日まで福岡出張です。メインは【OUEN塾in福岡】の最後の学生リーダーとのミーティングです。

学生リーダーに伝えたいこと
ベンジャミン・フランクリンの箴言
「私が自分だけのために働いているときには、自分だけしか私のために働かなかった。
しかし、私が人のために働くようになってからは、人も私のために働いてくれた」
当に“情けは人のためならず”なのです。無私利他が人生で最高の生きていく武器なのです。

小林 博重

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「嘘を言うな」と言う、人間としての基本原則

世の中はよくしたものです。「因果応報」「善因善果」「悪因悪果」は必然なのです。

私のように人脈ビジネスを生業としている者、特に私のようにところ構わず人脈を拡げている者は、思いがけない情報が入ってきます。私にそれなりの言い訳をしていてその場は何とか取り繕っても、思わぬところからそれが嘘であったことが分かるのです。 その人は「策士策に溺れる」ほどの策士であるときもあれば、策士のレベル以下であることもありますが、いずれもその人とはそれに応じた付き合いをするだけのことです。

その人が次郎長か大政か小政か森の石松か。人との付き合いは矢張り経験がものをいいますね。私のような甘ちゃんも経験を積み重ねれば人の見極めは少しずつでもレベルはアップしてくるのです。「愚者は経験に学ぶ」は確かに真実です。

「馬鹿と鋏は使いよう」と言います。この諺は人を差別する諺ではなく「力量がある人は、どんな人からも“命を捨ててもその人のために尽くそう”と思わせる魅力ある人だ」と言う諺なのだと思います。当に西郷さんのような無私利他の人なのではないでしょうか。

兎に角、嘘は必ずバレます。真っ直ぐに正直に生きることに勝ることはありません。

小林 博重

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「謙虚」「素直」がストレス解消の良薬

今さながらですが、私の売りは「私自身のキャラクターから培われた温かい人脈」だと思っています(これは65年の半生で培われたソフトであり極めて属人的なものですので、ゴーイングコンサーンとしての企業としては成り立ちがたいことであり、ゴーイングコンサーンを目指すときは一捻りも二捻りもしなければなりませんが)。

点と点とを繋げることから、それが線となり面に展開していく。関わっている人たちが皆ハッピーになる。これが私が目指すビジネスの最終形です。昨日も信頼している人の紹介で私とご縁を持ちたいという社長がご来社されました。
いろいろな業種や規模の経営者や経営幹部の方々がいらっしゃいますが、それが日々拡大している原因は何かと考えると、その1番は「自分自身を知る。自分のレベルを知る。謙虚に、素直に、等身大の自分を知って、そのまま表見する」ことなのではないかと思います。
人は見栄っ張りで自分を少しでも良く見せようとする。見る人が見たら直ぐに化けの皮が剥がれるのにです。そうこうしていると自分自身が分からなくなってしまうと思うのです。一旦嘘をつくとその嘘がバレないように嘘の上塗りをしてしまう(嘘をついてもそれが嘘だとしっかり自覚して、その嘘を本当にしてしまうガッツがある人なら、それは自らを向上させる方法の一つとしてありだと思うのですが)。

人間が謙虚に素直になればストレスはずっと減少します。ストレスの圧倒的な原因は人間関係らしいですから、謙虚と素直が人間関係に悩むことがない最高の良薬なのだと思います。
これは、44歳で私にとってはぬるま湯だった銀行を辞めて21年間、一本独鈷で歩いてきた経験から言えることです。それと、私が「人間関係」で生業を立てていることも「謙虚と素直」がストレス解消の良薬だと思う理由なのだと思います。

「人はひとりでは生きていけない。人は人に生かされている」ゆえに私を生かして活かしてくださる人さまに「感謝」するのです。

ビスマルクは「賢者は歴史から学び、愚者は経験から学ぶ」と言ったそうですが、なかなか賢者である人は微小です。ほとんどの人は普通の人であり、ビスマルクはこれらの普通の人を愚者と言ったのだと思います。私も愚者の1人です。65年の経験からしっかり学ぶことが大切です。そのためにも「謙虚」「素直」「感謝」を絶えず念頭において生きていきたいと思います。

小林 博重

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平澤興 京都大学元総長の箴言

大きな仕事を成し遂げるのに
最も必要なのは必ずしも才ではなく、
むしろ多くの場合 物に対する愛情と努力とであります。
偉大な仕事には必ず偉大な愛情と努力とがあります。

普通は不幸が人間を苦しめるというが、よく考えてみると、人間を苦しめるのは不幸そのものではなく、不幸だと思うその考え方自体である。

君がおらぬと、周囲が困るような人になりなさい。

夢を持て。
希望を持て。
夢を持たぬ人生は、動物的には生きてはいても人間的には死んでいる人生。

今が楽しい。今がありがたい。今が喜びである。
それが習慣となり、天性となるような生き方こそ最高です。

小林 博重

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マザーテレサと松下幸之助の教え

今週は17日(火)〜20日(土)が福岡出張です。2月に4日間のイベント【OUEN塾in福岡】があり、福岡の学生リーダーとの最後のミーティング他の活動です。 昨年10月にようやく県市、経済団体をはじめとした後援や協賛企業、大学のご理解を得ることができて、後は大学生や留学生を募るばかりというところまで来ました。
学生リーダーが22名集まりましたし、参加者を80名集めるだけだ、イベントは8合目まで来たとたかを括っていたのですが、豈図らんや、数名の学生リーダーの脱退者が出て、参加者も30名足らずの惨憺たる現状なのです。 後1ヶ月足らず、どうしたものか、その対策を考える出張になってしまいました。

何が問題であったのか考えると同時に、何をしなければならないか。
私たちOUEN Japanの想いを如何にして形にするか。
学生リーダーへの愚痴や彼らの無責任さに苛立った今日この頃でした。

たまたま今日、『生き方入門』(致知出版社)のなかの上甲晃さん(志ネットワーク「青年塾」代表)の「マザーテレサと松下幸之助の教え」を読んでいて、テレサと幸之助翁の言葉に「私は分かっていたようで分かっていなかったのだなと思い知らされたのです。

マザーテレサ
「どうしてあなたは、あの汚い、怖い乞食を抱きかかえらのですか」
「あの人たちは乞食ではありません。イエスキリストです。イエスキリストは、この仕事をしているあなたが本物かどうか、そしてこの仕事をしているあなたが本気かどうかを確かめるために、あなたの一番受け入れがたい姿であなたの前に現れるのです」

松下幸之助
「僕はな、物事が上手くいった時にはいつも皆んなのおかげと考えた。上手くいかなかった時はすべて自分に原因があると思っとった」

自らを省みて、自ら変わる。これこそが人生最高の要訣なのです。

小林 博重

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