独立独歩、独立不羈、独立自尊の人生を生きる。

本日、ホテルルポール麹町にて「平成31年度石川県人会 新春『講演会』」と「懇親会」がありました。約100名の石川県出身者が集まりました。半数以上が私より年上の方々です。若い方々はこのような会には興味がないのかもしれません。

講演会の演題は「いしかわ百万石の地方創生」と題して、作家の童門冬二先生でした。童門先生は昭和2年(1927年)生まれの御年91歳でいらっしゃいます。その矍鑠ぶりに驚かされました。1時間の講演をユーモアも交えて示唆に富むお話しをされるのです。童門先生は東京都庁職員を経て51歳で作家活動に専念され、数多くの歴史小説や推理小説をお書きになっていらっしゃいます。勿論、今回のテーマのメインである加賀百万石の創始者「前田利家」のご著書もあります。入場されるお姿もせいぜい80歳前なのではないかと思われ、先ずそのお姿に感心しきり。感動すら覚えました。これこそ生涯現役の代表者ではないのか。発想も誠に柔軟。素晴らしい。

前田利家の若かりし頃から臨終の直前に妻の松や部下に語ったお話し、信長の寵臣でありながらオベッカが苦手で冷遇された時期があったこと、柴田勝家と羽柴秀吉の気性の違いと天下取りの器の話し、利家の性格上天下取りは向かないと諭した妻の松のこと(天下取りに不可欠と思われる人身籠絡の技は、生涯かぶき者であった真っ直ぐでしか生きられない利家には不得手であり、天下取りは刎頸の友である秀吉に任せよとの松のアドバイス)、信長は猛将ではあったが良将ではなかったこと、その信長から学んだこと等。

金沢は単なる観光都市ではなく、日本の地方創生の筆頭となるであろう薫り高い文化都市であるのは前田利家の蒔いた種によるところだと。

日本の地方都市にとって「地方創生」は21世紀の最大のテーマです。独立独歩、独立不羈、独立自尊。

これは21世紀に生きる日本人のテーマでもあります。独りで立つことの大切さ、尊さを分かっている人間がどれだけいるか。たまたま、高校大学の同期が出席していました。東大同期は65歳になると最初の就職先から引導を渡されるのだとか。年金の話し、次の就職先は?と言っても、「顧問」で昔の名前を活用しているだけの人ばかり。そんな人がまたえらい顔をしている。

お前ら、何のために生きているんだ、と言いたくなる。お金がないと生きてはいけないかもしれないが、天下の東大を卒業したエリートが言う言葉か。情けないではないか。国を想え、人を想え、命の限り命を燃やせ、と言いたい。

童門先生の感動の後に聞いた話であったがため、なお一層その想いが強くなりました。

生涯現役、独立自尊

この四文字熟語を忘れないで生きていきたいものです。

小林 博重

有意注意を心掛け、健康に留意する。

先週に掛かった風邪はようやく完全回復したようです。回復まで4日掛かりました。熱はなく、お腹の調子が悪く、体調はだるい状態が続いていただけで、仕事には殆ど影響がありませんでした。大した風邪ではなかったようです。

持病の痛風と多少の高血圧、γ-GTP高め、50肩、BMI27.5(標準18.5〜24.9)等々、少しずつ正常値とのズレが出てきています。何とか投薬でカバーしていますが、もっと意を以って改善することをしなければならないと思います。一病息災の健康は有意注意を持っての健康です。

⑴早食いを改めること。
⑵腹8分目を心掛けること。
⑶飲酒は極力控えること。家では飲まないこと。
⑷適度な運動。ウオーキングは週の半分。1万歩以上。
⑸ベジタブルファースト。

これを意識して実行することで、身体はもっと健康体になると思います。あとは実行あるのみ。
何のために生まれてきたのか、何のためにこれから生きていくのか、を絶えず念頭に置いて行動することです。

これから外苑前から麹町までウオーキングしてルポール麹町まで。石川県人会の新年会があります。
懇親会の前に童門冬二先生講師の講演会(演題は「いしかわ百万石の地方創生」)だとか。
地域活性化を目指すOUEN塾の参考になれば、との想いもあり、大変興味があります。

小林 博重

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人生四方山

NHKテレビの『チコちゃんに叱られる』で、「年齢によって1年が長く感じたり短く感じたりするのはどうして?」という質問があった。実際、私も1年が昔よりずっと短く感じる。
その回答は、「若い時は身の回りに起こることが初めてのことの連続で感動の連続なのだが、年齢を重ねるとその感動が少なくなってくるから」なのだそうな。これは学問的にもそうなのだとか。

しかし、果たしてそうか。少なくとも私は日々感動の連続の毎日で、若い時にはそれ以上の感動の連続だったかというとそうでもないと振り返って思う。 私の理屈は「今まで生きてきた人生の長さとの比較で、高齢になると1年の比率が小さくなるからなのではないかと確信している。
私は1ヶ月タームで活動し1年タームで考えることが多いので、あっという間に1ヶ月、1年が経ってしまう。この調子でいけばあと34年(100歳まで)もあっという間かもしれない。人生はとても短いと思う(だからこの歳になって回り道はできないと痛感している)。

人生66年を振り返って、節目節目に感動があった。たくさんの感動の中にも、決して忘れることができないことがいくつかある。我が人生を形作ったエポックメーキングなことである。 ⑴進学、⑵就職、⑶結婚、⑷転職、⑸起業
全て連続していて関係性があるが、その中でも私にはやはり⑶の結婚が他の4つより頭1つ2つ以上に飛び抜けているように思う。
昨今は、結婚しない人や離婚する人は当たり前の時代だが、40年前は当然結婚するものだと殆どの人が思っていたと思うし、その結婚で人の幸不幸は殆ど決まるような時代だったような気がする。
還暦を過ぎても気持ちだけはまだまだ青春であるような人生を送っているのは、私にとって最高の幸せであり、その自由気儘な人生をさせてくれている妻は私にとって決して2人といない人のような気がする。

21世紀はダイバーシティの時代だ。ダイバーシティは一人ひとりの個性を大切にするということだ。
私は一般的な東大卒と比べて、比較することが10あったとしたら殆ど劣っていると素直に自覚している。しかし、1つことは誰よりも秀でている、これは決して負けない、負けてはならないと思うところがある。 9つが劣っているが、優っている1つを最高に活かそすために、9つの謙虚が不可欠なのだと思うようになったような気がする。当然、感謝の心も湧いてくる。

松下幸之助さんに「順境よし、逆境なおよし」との箴言がある。「順境」はともすれば驕り高ぶり高転びに転ぶことになるやもしれず、これが逆境に陥る入口かもしれない。逆境は真の逆境にあらず。逆境で人は成長する。人間の成長には謙虚と感謝が不可欠な所以である。 私など普通の人間は、逆境の連続でしか人間を磨くことはできないと思う。なまじ優等生でなかったことが幸せの入口を見つけることができたのだと思う。

好きなことを生涯続ける幸せのお返しに、その自由気儘を許してくれている妻をはじめ全ての人たちに恩返しをしなければならないと思う。利他の追究には終わりはない。

市原悦子さんや樹木希林さんは、お二人とも生涯現役で人生を全うなさいました。最高の人生と思います。なかなか、思っても生涯現役とはいかない。
人生100年時代といっても寝たきりや認知症やで、人さまのお世話になるのが殆ど。生きているだけでいい。育ててくれた親だから、その面倒は見てもらう人生を少なくとも私は送りたくない。まだまだ達観できる心境にはなることができない。

稲盛和夫さんは今年で盛和塾を閉じる決断をされた。稲盛哲学は稲盛和夫さん一代で終わり。それは当然のこと。
では、OUENはどうするか。あと4年。従心の70歳までには方向性と具体的形を作らなければならないと思う。

小林 博重

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筆跡心理学のこと

昨日、一金会があり、講師に根本みきこさん(日本筆跡心理学協会会長、筆跡鑑定人)をお呼びし「筆跡と人間の性格」について勉強しました。

「筆跡心理学」とは、書いた人の考え方や行動を知る学問で、欧米ではグラフォロジーと呼ばれ、120年の歴史があるのだとか。サイン文化の西洋なればこそです。

私は銀行時代には人事部で長く採用活動に従事していたこともあり、筆跡で学生さんの採否を判断することも間々ありました。
「書は人なり」と言われますが、書かれた文字には「その人らしさ」が表れるものです。

性格は、
⑴気質・・・遺伝的なもの
⑵性質・・・0〜5歳ごろ作られる
⑶行動様式(社会的性格)・・・5歳ごろ〜現在まで
の三重構造になっているとか。
筆跡で性格は変えられるのか?
⑴⑵は変えることはできないが、⑶は変えることができると。
これも字を書くときに有意注意すれば、目指したい性格になることができるのではないか。書は思いを変えることができるとは真実だと思います。

受講者全員が字を書いて、誰が書いたか名を伏せて、他の人に、書いた人の性格のイメージを書いてもらう実践をしたのですが、私の字は「弾ける性格、大雑把、明朗な性格」だと。当たっているか。 目指したい性格を意識して字を書くことをしてみようと思います。意識して行動することが性格を変えるのです。

歴代総理の署名を見て、皆さんそれぞれの性格が表れているようだが、皆、達筆なのには驚きました。総理にもなると署名することが多く、皆さん書道を習っていらっしゃるのでしょう。 私も一時は署名の練習をしていたことがありますが、これから公的な社会的立場になることもあるかもしれず、署名の練習を再開することとしましょう。

小林 博重

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久しぶりに風邪に掛かる。

一昨日の接待から身体がだるく、お腹が下る症状が出てきました。インフルエンザの注射はしており、熱はないのでこれは風邪だと思い、昨日は朝はお粥、昼抜き。午前午後とも外訪でしたが、夜の接待はお断りして、早々に帰宅して夕食もお粥。いつもより早く床に就いてようやく平常に戻りつつあります。

やはり、まずは健康です。仕事をしようと思うガッツが出てこない。ちょっと油断してしまったのでしょう。有意注意の大切さを感じています。

OUEN Japanを立ち上げてから今月で満5年が経ちました。私はMapもOUENも、確固とした想いがあって立ち上げたわけではありません。私の周りの方々のアドバイスがあってのことで、その意味では七転八倒しながらここまで来たのです。将来の展望を描いて行動に移す性格ではありません。人さまのアドバイスは様々なものがあり、これを客観的にバランス感覚を持って受け止めることが必須です。これらアドバイスの良し悪しを判断するには、私には無私の心で私にアドバイスしてくださるメンターが不可欠なのだと思っています。そのベースには感謝と謙虚がなければならないのです。

稲盛和夫さんのようなオールラウンダーはそうそういるものではありません。なまじっか、自分がオールラウンダーであると勘違いすることが道を間違えてしまいます。この点は誰にも負けない能力かあるが、その他は平均より見劣りする人が『感謝と謙虚』の心を持って、人さまのアドバイスに、客観的に素直な心で耳を傾けることが成功の要諦のような気がします。

昨日はOUENの応援団の企業同士のマッチング活動でした。午前に1つ、午後に3つ。MapビジネスはOUEN活動のおかげ、OUEN活動もMapビジネスがあるからこそ継続することができる。人と人の関係も全く同様です。応援されっぱなしでは長続きしない。きちんとお返しをすることが大切です。応援し続けるだけでは普通の人ならいつかはギブアップしてしまう。応援することと応援されること、綺麗な心でキャッチボールをすることです。

今日の夜は一金会(石川県と富山県の合同学生寮である明倫館のOBの集まり)の勉強会です。講師は私の知人である根本みきこさんです。人の筆跡でその人の性格が分かると言う筆跡鑑定のお話です。リンカーンは「40歳になれば自分の顔に責任を持て」と言っていますが、筆跡も人格を表現するもののようです。興味あるテーマです。

小林 博重

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人生の考え方、人間の退き際

昨朝はちょっとした出来事で肝を冷やしてしまいました。つくばEXPの六町駅改札のそばに鞄を置いて飲み物を買いに少し離れた自動販売機まで行ったのですが、帰ってみると鞄が消えていたのです。たった2分間、その場を離れていただけなのですが。
鞄には財布の他、手帳をはじめとしたビジネス関係の資料が入っていて、周囲を捜したのですが見当たりません。これはえらいことになったと一瞬青ざめたのですが、少し落ち着いて、これは親切な人が忘れ物と思って駅員に届けたのかもしれないと思い、駅事務所で聞いてみたところ「さっき、どなたかが忘れ物だと言って届けてこられた」とか。事情をお話しして返していただきました。
治安の良い日本ですから、盗んでいく人はいないだろうという思い込みがあったのです。たまたま日本で、ご親切な人だったから良かったものの、ちょっとした気の緩みでとんだストレスを味わってしまいました。

これは不幸なことだったのかと言えば、そうではありません。昨日はラッキーな一日だったのです。

1.お金以上に大切なものがなくなったが、気がついて10分くらいで見つかった。
2.日本は安全な国だ。人は親切だ。いい国に生まれたものだ。
3.気を抜いたり緩めたりすると足元をすくわれる。絶えず有意注意をして無意注意で大丈夫だとは思ってはいけない。
4.どん底に落ちたらあとは何でも幸運になる。出てきてありがとう、今日はいい日だと思って過ごせばもっといいことがある(松下幸之助さんも、溺れて死にそうになって助かったとき「私は運がいい」と思ったとか)。ものは考え様。何でも良いように考えることだ。

大相撲初場所で、横綱稀勢の里が初日から3連敗です。稽古では順調な回復ぶりだったとかで、今場所は復活の場所だと期待していたのですが。

本場所から長い間離れて現場感覚が衰えてしまったのでしょうか。体力も少しずつ衰えているのかもしれません。
優しい性格が災いして、横綱のプレッシャーで押しつぶされてしまっているのだろうと思います。
特に相撲は「心技体」と言います。技量や体力が万全でも心が折れてしまえば、その優れた技量も体力も生かすことができません。
横綱は大関以下とは精神的に雲泥の差があります。横綱になったら負けても降格はありません。横綱のプライド、誇りをどう考えるか。醜い姿を晒し続けるか。もういいでしょうと引退するか。

自分の人生に移して考えます。私の引退はいつなのだろうと。退き際を美しくしたいと思います。それまでにきちんと後に続く者が歩く道を作っておく責任があります。それは利他の心、恕の心です。自己満足しているだけではやっていることがたとえ人のためといってもそれは利己から抜け出してはいないのです。 きちんと道を作ることです。

人の生は有限であるからこそ、人の進歩成長があり、世の中は良くなるのです。
死に向かって、堂々と逞しく生を全うしたいものです。

小林 博重

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成人の日に当たり思うこと

今日は「成人の日」です。
私は46年前、ふるさと能登に帰って、町が主催した成人式に出席しました。それまでの20年間の2倍以上を生きているのです。成長しないのがおかしいですね。

今朝の新聞の朝刊に、サントリースピリッツの宣伝広告がありました。
伊集院静さんのエッセー「ヤンチャでも、困った人でもかまわない。君の個性に乾杯」です。
伊集院さんは言っています。
「これだけは覚えていて欲しい。真の大人は自分だけのために生きない。お金がすべてと決して思わない。品性を得ることは人生の最高の宝物だ。いいものだぞ。品性は」と。

その意味深長な人生観は、私の場合、ようやく還暦を過ぎてから自分の血肉に少しずつなりつつあります。
なかなか本音から「世のため人のために生きる」ことは奥深いもので、生涯を通じていろいろな体験を経てでないと身につかないものだと思いますが、それをお経のように自分に言い聞かせて、反省の日々を送ることは私でもできることです。その繰り返しが自分を磨くことになるのだと思います。

OUEN学生リーダーに、ラインでそんなことをひとりごちました。20歳前後の若者です。みんな頭では分かったようで、なかなか身につくまではいかないのが本当と思いますが、それで良いのです。そんな自分に自問自答しながら少しずつ成長していくものです。 21世紀を担う若者たち、君たちのこれからますますのご健闘とご活躍を祈っています。

小林 博重

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温かい人間関係を大切にする。

先週土曜日(12日)に、外苑前の「ひごの屋」にて、木島明博さん(東北大学教授、元副学長)と松井美智子さん、崔徑(チェ・ミンキョン)さんと新年会をしました。木島さんは元東北大学応援団団長で応援団の同期です。松井さんは元京都大学応援団団長の故松井眞さん夫人。崔さんはOUEN望年会やOUEN塾の写真撮影をお願いしているphotographerです。

木島さん、松井さんの2人は、私と七朋会なる旧帝大応援団OBOG会を設立した無二の親友であり、事あるごとに会って交流を重ねておりましたが、松井さんは10年前にくも膜下出血で帰らぬ人になってしまいました。夫人の美智子さんとは以前から存じていたのですが、松井さん亡きあとは、美智子さんが専ら私たち2人とお付き合いいただいています。やはり何の損得もない大学時代の親友は気の置けない心友であり、生涯の友人として付き合っていくものです。

崔さんは、出身は韓国ですが、日本に留学して日本で勤め独立して青山で写真スタジオを運営している30代の女性です。日本に来て10年以上になるでしょうか。日本語は堪能で韓国人独特の訛りはなく、美しい日本語をお話しになります。私とは1年半くらい前からのお付き合いですが、彼女の温かい人柄に惹かれてお付き合いしています。

近々、彼女はモノクロで男女それぞれの「100人」の写真展を外苑前のスタジオで開催するのですが、そのモデルの1人が私です。その写真は、約1時間(私の場合は2時間近くでした)、彼女がいろいろな質問をするのに答え、その反応を見てシャッターを切る独特なもので、私は100枚以上でした。質問は、その人の人生観を語るものであり、物心がついた幼子の時から現在に至るまでの人生の行程を思い出しながら語るものでした。崔さんとはごく短時間な会話の時間ではありましたが心友(ソウルメイト)になったような気がします。そんなことで、私たち3人の新年会に同席していただきました。

昨今は日韓関係がいつになくギクシャクしていますが、そんなナーバスな話題も交えながら、温かい友人同士の交流をすることができました。国と国になったらそれぞれが意地と言うかプライドと言うか、金銭問題も含んでおり、一筋縄ではいかないようです。私など単純ですから、「なんでどうして」と思うのですが。私ができることは人と人、民間同士の交流を心のベースですることです。

昨日は今年になって初めて、靖国神社コース(外苑前〜四谷〜市ヶ谷〜靖国神社〜半蔵門〜四谷〜迎賓館〜絵画館〜外苑前の約10、2時間)をウォーキングしました。

早足で歩幅も広く、ウォーキングの基本を守ることに苦ではない。まだまだいけると思いました。体力気力が衰えてくると、ウォーキングもぶらぶら歩きになってウォーキングではなくなってしまいます。人生の現役、あと34年を考えるとき、無理なく騙し騙しで、生きることです。

樹木希林さんの『一切なりゆき』(文春新書)を読みました。樹木希林さん、なかなかの哲学者ですね。言葉に深みがあります。単純な私には理解不能な発想からの発言もありますが、流石人生の酸いも甘いも裏も表も経験して、それで以って生き方がピュアな人です。

稲盛和夫さんからだけではなく、ありとあらゆる人から、世の中のあらゆる事情からも学ぶことは無限大です。

小林 博重

稲盛哲学の実践/これからの私の生き方哲学

自身の66年の人生を振り返って、つくづく人間の性を感じています。

世界や世間のトラブルは増えることはあっても減ることはありません。人間は、知恵がつくほどその知恵を世の中がよくなるように使うことはしているのですが、悪知恵というか、人間の欲望のなせる業なのか、その自分第一と考える欲望を満足させるために、絶えることなく戦争、諍い、事件を起こしてしまうのです。 中国は孔孟を生んだ理想郷と思いきや、節操のない醜い社会であったがためにそれを正すべく孔子や孟子が現れたのだと思います。

欲望の塊である人間が集まって社会を作っているわけですから、少しでも自分がいい目を見たいと思う欲望が事件を起こします。欲望が人間の活力になるとも言えますが、その欲望をきちんとコントロールできる人が大人なのだと思います。その観点から考えると本当の大人はごく稀にしかいないのではないか。殆どの人間は欲の塊の子どもです。本当の子どもは天真爛漫な愛すべき純な心を持っていますが、子どもの大人はそれは持ち合わせていない人が多い。

天真爛漫な愛すべき純な心を失わず、人間が生きるために持っている「欲望」をきちんとコントロールできる人間が本当の大人なのだと思います。

では、自分はどうなのかと自問自答すれば、本当の大人になりたいと思って一生懸命生きているのですが、本当の大人の入口にもたどり着いていない、というところでしょうか。 しかし、66歳になった今、肉体が少しずつ老化していることを自覚できるようになって、青年や壮年の頃よりも成長している自分を感じています。
これからも少しずつ身体は老化していきますが、心のレベルは少しずつでも高めていきたいと思います。その意味で、身体がこの世から消えてなくなる瞬間が人間の心のピークなのでしょう。

稲盛和夫さんが塾長をされている盛和塾が2019年末をもって解散されることになりました。私も何年かは盛和塾生であったこともあり、感慨一入です。

昨年末の稲盛塾長からのメッセージです。
「私は来年(2019年)1月で87歳になります。今まで皆さんにお伝えしたいことはすべてお話ししてきたつもりです。私は力の限り盛和塾に心血を注いでまいりました。しかし、最近は身体がいうことをきかないこともございますため、誠に残念ながら、私自身が盛和塾の勉強会に参加することは、来年の世界大会で終了したいと考えております。また、この盛和塾本部と各地の盛和塾の活動も来年(2019年)で終わりにしていただきたいと思います。 当初から、盛和塾は私一代限りにしようと言っておりましたが、何度も何度も考えた結果、この盛和塾は一代限りで終わらせるのが一番良いと判断いたしました。
その理由としては、組織を残すことになれば、いつかはこの組織を悪用したり、またこの組織の名前を汚したりする人間が出てくる可能性が考えられるということです。私の代わりに、誰かが「フィロソフィー」を解説しても、もうそれは稲盛哲学ではありません。語る人の考えが投影されてしまうからです。
盛和塾が発足してから、私自身も研鑽を積み、京セラやKDDIを大きく発展させていくことができました。また、盛和塾の多くの方に助けられ、JALの再生を成し遂げることができました。 盛和塾で私も多くの学びと勇気をいただいたことに、深く、深く感謝申し上げます。
是非、今までに学ばれたことを実践し、社員の方々を幸せにし、社会のために尽くされますことを切に望みます。皆さんが利他の心をもって、世のため人のために貢献されますことを祈っております」

私にとっても最大最高のメンターである稲盛和夫さんのお言葉は実に感慨深いものがあり、改めて心が引き締まる気がします。
心して、日々の活動に精進したいと思います。

小林 博重

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属人的組織からの脱皮を目指す。

今週も4日が過ぎ、漸く平成31年も営業活動が軌道に乗りつつあります。
MapとOUEN Japanは、MapからOUENが生まれたのですが、今ではOUEN Japanのミッション達成のためにMapのビジネス活動がある様相を呈していて、設立当初とは主客が逆転しました。
私の場合、先を見て活動するタイプではなく、今やらなければならないことを必死になってこなしていくなかから目指すものが見えてくるという感じです。そのベースには素直な心があって人さまのアドバイスに耳を傾けることでないととんでもない方向に進んでしまいます。
それと、私の周りにいる人たちが心が汚れた人は殆どいないという幸運があります。私は人に恵まれている。特に、女性には恵まれていることが私の人生を真っ直ぐにしているような気がします。

OUEN Japanは、私の属人的な人的ネットワークでスタートし、現在に至っていますが、それは他のNPOとの極めて明確な差別化になっています。そして、どのNPOも取り組まないニッチ戦略を展開できています。
しかし、私は人間であり、命は有限ですので、個人的色彩をコアに持ちながらもゴーインコンサーンとしての法人としての仕組み作りを考えなければならないと思っています。そうでないとOUEN Japanは私の自己満足のNPOから脱皮できないと思っています。それは利他と思っていても実は利己なのだということ。本当の利他は、属人的な組織から脱皮して法人としての組織作り、仕組み作りを進めることです(コアは属人的なものをしっかりと残しますが)。

おかげさまで、IT企業や仕組み作りに長けた企業が、私の問題意識を共有していくつかの提案を出してくださいます。
21世紀は、ビジネス成功のポイントは、小粒でもピリッと辛い山椒のような企業が得手を持ち寄りコラボすることにより、緩やかでも強固なプロジェクトを組成することだと思います。 OUEN Japanは漸くピリ辛の企業から声をかけられるところまで来たのだと喜んでいます。

あとは、OUEN Japanのミッションを忘れることなく、組織作り、仕組み作りをしていきたいと思います。

小林 博重

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