昨夜は久しぶりに痛飲し、加えて快飲した。同性の心の友と邂逅した気がした。実に有意義で愉しいひと時だった。

その人は、株式会社ディックスの石田達也社長だ。
石田さんとは、今月(12日)、母の日のコンサートのおり、高下謹壱さんの紹介で初めて会った。私の会社も石田さんの会社も高下さんが顧問弁護士だ。

高下さんは私と同郷の石川県能登半島、隣町だ。金沢大学附属高校、東京大学も同じだ。私は東大応援部出身をベースにして顔が広いと自負しているが、彼は弁護士と石川県人会をベースに顔が広い。いろいろな会に顔を出している。実にまめだ。「まめ」であることが人脈を拡げるのだろう。

石田さんとは、初対面の立ち話で、ピンと来るものがあった。それは彼の誠実な人柄だ。顔の表情と声のトーンで、私と馬が合うかどうか、私の第六感はそんなに狂っていない。「ダボハゼの小林」は、たとえちょっと違和感があるかなと思った人でも、付き合えばなんとかなるだろうと甘い考えを持っていたから、とんでもないことも起こる。第一印象をベースにそれなりの距離感で付き合うことをすれば何の問題もない。問題があると思ったら付き合わなければいいだけだ。

名刺交換と立ち話で、石田さんのお人柄のほか、お仕事をアバウトお聞きして、私は石田さんの会社のお仕事をお手伝いできるのではないかと一瞬に思った。別れて席に着いたが、一度会社に伺ってお話しを聴いてみたいと思い、再び彼の席まで伺った。そして昨日のアポイントを入れたのだ。彼もそのように思ったらしく、アポの時間は夕方にしてくれた。会社の説明をした後で一献傾けようと思ったのだとか。以心伝心、類は友を呼ぶとはこのことだ。

ディックスの仕事は面白いと思った。ニッチビジネスだ。この業界ではトップを自負していると。お話しを聴いて納得した。私のビジネススタイルで、そのままお手伝いができると思った。
紹介する業種は、信託銀行、不動産会社(主に仲介)、信用金庫、地方銀行、生命保険会社。他にもあるだろうが、広く浅くではいけない。個別企業を一点集中だ。まずはヒアリングからスタートしようと思う。

石田さんは昭和39年の早生まれだとか。第1回東京オリンピックの年だ。辰年で私より一回り若い。日大生の時、中東やASEANを訪問(滞在?)したことが彼の人生観を形作ったように思う。私は大学生の時は応援漬けで、単純明快。それなりに心の襞は増えたが、世界を見据え人間(人生)を考えるというレベルには程遠い。石田さんのバイタリティは大学生の海外生活から培われたと思う。私も教えを請いたい。

石田さんは中目黒通りの「ハル」という魚介類を食べさせてくれる居酒屋に連れて行ってくれた。中目黒通りはチェーン店はない。皆拘りのお店が並んでいるようだ。まるで昭和に戻ったようで、私には心地よい。
私は生魚は苦手だが貝類や甲殻類、棘皮動物は大好物だ。焼酎や日本酒はさまざまなものがある。ビールはサッポロビールのみというのがいい。ご主人のお父上がサッポロビールにお勤めだったかららしいが、その拘りが「ハル」の全てのような気がする。やはり昭和だ。

「明日死ぬと思って生きなさい。永遠に生きると思って学びなさい」

石田さんは、このガンジーの箴言をモットーに生きているのだと。私はびっくりした。私もそのような生き方をしたいと思って、「私が好きな箴言」としてブログに載せている。へー、石田さんもそうなのかと思ったところ、何のことはない。石田さんは「私のブログを読んでそう思った」と打ち明けてくれた。 私との面会までの10日間で私のブログを読んでいていただいたのだ。嬉しいし、そのこと自体に敬意を表したい。ありがたいと思う。
私は真剣にディックスのお手伝いをしなければと改めて思った。石田さんと私の間にはもちろんビジネスがあるのだが、ビジネスライクという血が通っていない関係だけではないハートのつながりがあるべきだし、お互いそのような思考をする人間同士なのだと思う。 その意味で、心の友に邂逅したのだ。

「ハル」では私はありがたく石田さんにご馳走になった。次は「大安くらぶ」で私が石田さんを接待する番だ。

また、今日も素晴らしい出会いがあることだろう。

小林 博重

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