2019年 4月 25日の投稿一覧

燃える人生を生き抜く。

富山の2件のアポイントを済ませ、新幹線はくたかで富山から東京に帰る。3泊4日の北陸出張を無事終え、ホッと一息つく。

はくたかは金沢〜長野は各駅停車だが、長野〜東京はそうではない(あさまが各駅停車)。今、気がついた。道理で、富山〜東京の乗車時間は約2時間半だ(金沢〜東京のかがやきも2時間半)。かがやきは全車指定席だが、はくたかは1〜4号車は自由席。いつでも飛び乗れるのははくたか。私の場合、早朝の金沢行きはかがやきで、東京に帰るのははくたかがいい。

新幹線車中でハイボールとつまみを買って、車中をバーと決め込む。ブログを書いたりうたた寝したり。
私は仕事柄、老若男女、さまざまな大勢の人たちとお会いする。自由業の人たちは概して元気がいい。それは身体も気持ちも独立しているからだろうと思う。独りで生きていくことは大変だが、想いを持って気持ちを張って生きればどうということはない。自由で楽しい。生きていくことに自信がつく。
それに比して、官民問わず、宮仕えは概して生きが良くない。独り立ちしていないというのか、上司や周りを気にして生きている(私も20年以上前まではそんな生活をしていたのだ)。毎月の生活費は安定してお上から下さるが、そのために身体を売っているのかとも思うことがある。今だから言えるが、よく20年以上もそんな人生を送ってきたなと、ちょっとゾッとする。 独立事業主は大変そうだが一度やったら辞められない。若い人になかなか勧められないが、そのことを頭の片隅に置いて、一生の仕事を考えてほしいものだと思う。

独立事業主といっても独りで生きるわけではない。むしろ、多くの人たちとの連携がなければ生きていくことができない。サラリーマンよりも緊張感を持って人と接している。 心は温かくなる。人生にチャレンジングになる。仕事に熱い想いを持つことで、仕事に対する満足感を持つことができる。逃げ込む人生はつまらない。 すなわち、魅力がないのだ。概して、人生を積極的に生きていないのだ。だから、魅力ある人間にならない。

私は、44歳で少しそのことに気がついた。しかし、気がついただけで、その意味を理解しようと思わなかった。漸く分りだしたのが2〜3年前。それまでに20年間かかっている。あと34年、有言実行あるのみだ。

謙虚と感謝の心
何事にもチャレンジする心、熱き心
相手を思いやる心、温かい心

やりがいある人生、生き抜いたと思う人生は楽しいではないか、面白いではないか。
天から与えられた命を全うしなければならない。自ら命断つような恐れ多いことをしてはいけない。

残り34年の現役人生があるのだ。燃え尽きた後で、余韻を持って余生20年を送りたいものだ。

小林 博重

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人を育てるということ(名伯楽 小出義雄さんのこと)

昨日(4月24日)、小出義雄さんが逝った。有森裕子さんや高橋尚子さんらオリンピックメダリストを育てた、マラソン会の名伯楽だった。

有森さんは記者のインタビューに応じて、話した。
「小出監督と出会えたのは幸運だった」
「よくケンカもしたけど、我慢してくださった。いつでもきちんと向き合ってくれた」
「“何で”故障したのだろうと思うな。どんなことが起きても“せっかく”と思え。“せっかく”故障した。物事に意味がないものはない、と。あの監督の言葉で立ち向かえた」
「『有森、よく頑張っているな。でもな、五輪頑張るためにもう1本いこうか』と追加メニューを課せられた。5,000㍍をふらふらになって走り終えた。『すごい、できたな』とまじまじと見つめられ、褒められた。あの表情が忘れられない」 「私は未来を見ながら教えてくれる監督が好きだった」

小出監督は、選手のためなら何でもやる。優しさと行動力を備え、人懐こい笑顔を絶やさない。
小出監督は「やっぱりマラソンは正直にやった人が勝ち。高い夢をどこまで持続できるか」と、熱っぽく持論を話したそうだ。

瀬戸利彦さんは、小出監督を悼んで、
「24時間、マラソンのことばかり考えていた。苦しい、つらいというイメージがあったが、見ていて楽しいというのが小出さんと高橋尚子さんだった」

時間や財産を育成に費やした。選手たちは小出さんを好きになり、信じて付いていった。そして育った。

温かく、明るく、熱く、愛に満ちて、人を愛して育てる。素晴らしい名伯楽。人間として素晴らしい。

私もこのような人間になりたいものだと心から思う。

小林 博重

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