長生きのコツ

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夜中に目覚め用を足しに立ち上がる時、還暦を過ぎてからでしょうか、若い時のようなスムーズな動きになりません。ヨイショと掛け声をかけ、周りの固定物に手を掛けてようやく立ち上がることができるのです。 早寝早起きとは聞こえはいいですが、早寝早起きに成らざるを得ないようになってしまったということで、これは老化現象の一つです。 痛風、高血圧、五十肩と今のところはこの3つが友だちですが、これからもこのような友だちが増えてくると思うとちょっと気が滅入ります。

お陰様で、OUEN Japanを通じて二十歳前後の学生さんとの温かい交流があるので、同じ年代のロートルと比べて、圧倒的に気持ちは若いのですが、身体はそうは問屋が卸さない。
よく考えてみると、人間は少しずつ老化して、最後は最期の死という瞬間を迎えるのですが、この「老化」があり、「老化」を意識して生きることによって人間は成長するのだとも言えます。最後に死がある、生は有限であると、だんだんと明確に意識することが、深く人生を考えることにもなるのです。
若い時には匹夫の勇という若気の至りが頻繁だったものですが、最近は年の功で「我慢」というものを少しはできるようになりました。我慢することは無用のトラブルを避けることにもなります。若い時なら喧嘩別れをしていただろうと思うことも、今は我慢をして事なきを得ることが度々あります。我慢の効用とはこういうことか、と遅まきながら分かるようになってきました。歳は取るものです。

後35年の現役生活を継続していくためには、身体を騙すことも大切。身体と真正面から向かい合うことも大切だと思います。何事も融通無碍、何でもありと受け入れること、できないとチラッと思っても何とかならないかと考える前向きさ、プラス思考です。 私の生き方は私の価値観で選択したもので人さまはそうでない、良い悪いの問題ではないことを素直に認めること。押しつけないこと。 人間関係は「淡々と」が良い。人とベッタリしないこと。
私は100歳まで現役。生涯現役ではありません。そのあとの20年間の余生という現役では味わえない楽しみを経験したいと思います。仕事の最中に死を迎えることは致し方のないことかもしれませんが、ちょっと余生もいいものですよね。

こんなことを思うことが長生きのコツのような気がします。

小林 博重

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