昨夕は2ヶ月ぶりに片町1丁目の「倫敦屋酒場」で、戸田マスターと有意義な会話を楽しみながら、美味しい熟成肉ステーキと樽ウイスキーを堪能しました。この酒場はマスター一代で作り上げたお店で、金沢のみならず知る人ぞ知る全国からリピートのお客が来る拘りのバーです。

金沢片町は金沢一の繁華街で飲食店が軒を連ねていますが、「企業の寿命30年」と言われるのと同時に、半世紀以上続いているお店はごく少数です。 金沢は加賀前田百万石の城下町であり、前田様にお納めするお酒やお菓子のメーカーは未だに続いている企業が多くあります。
その差は何かというと、生死のポイントは店独自の拘りや他との差別化、ブランド力を如何に高めるか、ということに尽きるように思います。決して価格勝負ではありません。寧ろ、安いものはブランドとは真逆です。 その底辺に流れているのは、古くは家訓、今流で言えば経営哲学がしっかり社員に根付いていることです。

誰にも負けない得意技を地道に磨き続けることです。このことは人間の一生にも言えることで、生涯に亙り仕事を続けていくことができるためには「得意技を持ち、それを磨き続ける」ことなのです。 戸田マスターは齢70を過ぎています。それだけに言葉に含蓄があり、マスターとの会話を交わすことも倫敦屋酒場の売りになっていると思います。

ふるさとを懐かしみながら、美食と美酒に浸った昨夕でした。

小林 博重

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