昨日は、事務所に安田信託銀行時代の同僚2人が来社し、そのあとはビル2階にある焼き鳥屋「ひごの屋」にて暑気払いの一献を傾けました。

私の1年後輩の松井建設の田島執行役員と、私が採用担当者のおり採用した東武不動産の鍵山常務です。
私は安田信託に21年間勤めており、人事部は7年間でしたので、それなりの人との繋がりはありますが、付き合いの距離感という観点からは、心が繋がる人はさほど多いとは言えません。彼らは心の繋がりがある知人なのです。

銀行を辞めて、21年が経ちました。銀行員だった期間と同じ期間、フリーターのような人生を送ってきました。
安定した21年間と何の保証もない21年間を比較してみると、私には後者で知り合った種々雑多(いい意味での種々雑多です)の人たちが深く繋がっている気がします。

安田信託時代の21年間は順風満帆、フリーター(一匹狼)時代はどちらかと言えば地を這いずり回っていた21年間のような気がします。 松下幸之助さんは、「順境よし、逆境もまたよし」という言葉を遺しています。

世間というものは厳しくもあるし、また温かいものや。“このようにしよう”と思うことが、なかなか思惑通りにいかん。
それでも辛抱して真剣に取り組んでいるうちに、周囲の事情が変わったり、辛抱している姿に共鳴、援助があったりして、思いもしない道が必ず開けてくるものです。 順境よし、逆境またよし。やはりその日その日と、真剣に取り組むことが大事ですね。

私は、松下幸之助さんの言葉を一歩進めて、「順境よし、逆境なおよし」としたいと思います。

逆境のほうが順境よりも自分の血肉になることが多く、成長の速さと深さは順境に勝るような気がします。

65歳になって、私のような若者たちとぶつかりあい刺激をしあいながら後半生を送っている人間は殆どいないのではないでしょうか。 その幸運に深く感謝して、一層の努力精進をしなければならないと心に誓うものです。

小林 博重

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