大義に生きることができる幸せ

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人間の心は実に弱いものです。シェアハウス融資で投資トラブルを起こしているスルガ銀行の行員たち然り、日大のアメフト部の選手然り。
組織(上司)の命令には身の保身を考えて、銀行員としての職業倫理やスポーツマンシップに反することが分かっていても逆らうことができないのか。昨今の中央官庁の官僚諸氏の不祥事も同類です。

私も20年以上前まで銀行員として20年間働いていたので組織の一員として、上司に「組織を守るために、たとえ間違っていると思っていてもやらなければならないことがある」と、なかなか公には言われませんが、暗黙にまた職場の雰囲気で、「空気を読む」ということでしょうか?

組織の醜さとは、「それに従わないと所属している組織からシカトされてしまう。それは困る」という、人としての大義よりも身の保身を優先するという「人間の心の弱さ、醜さ」に突け込むことなのです。

私の場合、そのこともあり稲盛和夫さんとの出会いもあったこともあり、一念発起といえば格好いいのですが、どちらかといえば44歳の若気の至りで組織を飛び出しました。今となってはそれは間違いではなかったと思っています。多くの人たちにご迷惑とご心配を掛け、私なりに胸突き八丁の道の連続でしたが、120歳までの長い後半人生を考えるとき、「図らずもいい選択だった。これも神様仏様のご加護のおかげだ」と思うに至るようになりました。

ある意味で、植木等が歌うように、
♫サラリーマンは気楽な稼業ときたもんだ♫
ではありますが、またその分悲しい稼業でもあります。
私の性格上、一匹狼の生き方がベターというよりもベストチョイスと思っています。人それぞれですね。

筋を通すこと
自らのミッションを知り、それに従って生きていくこと
人さまとぶつかることなく、お互いのことを思いやり、協力協働して、我がミッションを果たしていくこと

なかなか難しいことだと思います。森の石松の「匹夫の勇」から清水次郎長の「胆勇」にアウフヘーベンしていくことは、凡人ならそこにはドン底の体験をすることが不可欠とまでは言いませんが、その体験が「人間をつくる」のだと思うのです。

絶えず、現状に満足することなく、納豆ならぬ「ネバーネバーネバーギブアップ精神」で人生にチャレンジすることです。

小林 博重

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