今回の冬季オリンピックで印象に残ったことは多々ありますが、私はその中で下記の2つをあげたいと思います。

第1は、日本人選手は圧倒的に女性の活躍が目立ったこと。日本の21世紀は掛値なしに“女性の時代”です。
まだまだ表にも裏にも、日本は男尊女卑が根深く残っています。しかし、小池百合子さんが東京都知事の時代です。能力がある女性は男性と同じ比率で多く存在します。
また、男性が苦手で女性が得手な仕事を女性に全面的に任せることです。女子会があっても男子会は聞いたことがありません。女性が得手な仕事は男性の補助業務ではありません。 カーリングやパシュートでの女性選手たちの活躍は決して例外ではありません。
女性は直ぐ仲良くなり一致団結します。それは私が思うには「女性は男性よりもピュアだから」なのだからだと思います。

第2に、第1とも関連しますが、本田宗一郎さんの『得手に帆あげて』人の能力を引き出すことです。
全ての人が活き活きと活躍する組織が成長する組織であり、その組織に属する人は幸せです。それは天から与えられた得手を思う存分活かしているからです。

稲盛和夫さんも仰っています。
「社会を一つのドラマと考えれば、そこには主役を演ずる人も必要ですが、入口で切符を売る人も必要です。裏では大道具小道具、主役のメイクをする人、衣装を縫う人も必要です。仕出しの弁当を注文したり、みんなの世話をする人も必要です。
いろんな人がいて初めてドラマが構成されるわけですから、私にはたまたま主役を演ずる役割が当たっただけで、もし別の人に当たっていても、人生のドラマは構成できるはずだ、と私は気がついたのです。
人生のドラマという作品をつくるために、宇宙の創造主がそれぞれの人に、それぞれの任務に相応しい才能を与えてくれて、この世に出してくれたわけですから、主役だからといって、それをあたかも自分だけの才能のように思い、自分だけが利用してお金持ちになり、栄耀栄華を極めていけばいいというものではない、ということに気がついたのです」

自分の得手は自分だけのものではなく「人のために尽くす」ために天が与えてくださったものなのです。

その「得手」を与えてくださった天に感謝すること。
人さまの支えをいただくことで事を成すことができる。何事も一人ではできない。その支えてくださる人たちに感謝すること。
驕ることなく絶えず謙虚さを忘れないこと。

人生の成功の秘訣は意外と単純明確なのだと思います。

小林 博重

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