2018年 2月 24日の投稿一覧

冬季オリンピックを楽しみながら考えたこと

平昌オリンピックは残すところ2日になりました。
昨日までの日本人選手のメダル数は11個と史上最多だとか。毎日、一喜一憂しながらテレビや新聞を見ていました。

冬季スポーツには殆ど興味がない私ですがオリンピックという4年に一度の世界中が注目するスポーツの祭典は、どうしても日本人を意識させられ、内に隠れているナショナリズムが掻き立てられるのです。そして、マスコミの報道もあって、どうしても私たちは金銀銅のメダリストばかりに注目してしまうことは致し方ないことです。

また、メダリストの発言の多くは箴言です。
私たち凡人は、彼らの発言から、その奥に潜む計り知れない努力と、背負ったプレッシャーの中での緊張とそれを克服した精神力を学ぶことができるのです。 しかし、その反面、殆どの人間はオリンピック選手ではなく、私たち凡人はそのような緊張の中で人生を送っていないのだとも思うのです。

曽野綾子さんは、下記のようなエッセイを書いています。

「人生は経過の過ごし方によって、評価が決まる。楽しいか、そうでないかで、幸不幸が決まる。話をしていて楽しい相手と過ごせる日は幸福だったのだが、気難しい人を相手にいつもご機嫌を伺っていなければならない一日は、暮れるとほっとする。しかし人の一生はほっとするものであってはならない。 1㍍、1秒の単位で生活をする人生と、長い年月の重なりを年単位で過去を味わう人と、人生の生き方はさまざまだ。

(中略)食べ物に、お酒や砂糖や醤油や、時には麹をかけておくと味が出るように、大抵の人の性格は、周囲の状況や、時には災害などにまで遭って、初めて本当の実力が出ることさえある。 地味に生きてこそ、その長所が見える人と、瞬発力に美を見せられる人とがいる。

(中略)自分がせっかく長く生きてきたなら、せめてスローモーションの生き方をし続けて、世間からは能なしと言われるような人を楽しく評価できる人になりたい」

普通の人間は自らを、例えばオリンピック選手のような“能力者”に投影することによって、彼らに陶酔したり彼らから学んだりして、ストレスを解消したり自分を高めたりするものです。
しかし、99.9%の普通の人たちのスローモーションの人生にも思いをいたし、それぞれの人生は皆、価値があることを分かるバランス感覚を持った人間になることが大切なのだとも思います。 オリンピックを楽しみながらそんなことを考えました。

小林 博重

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仕事は、人生を豊かにして人間性を高める特効薬

カーリング女子の準決勝、日本対韓国戦は手に汗握る名勝負でした。残念ながら日本は延長にまで持ち込んだのですが惜敗。今日のイギリスとの3位決定戦に期待したいと思います。

勝敗を決めるのは一体何か?
個人の実力、チームワーク、運、努力、流れを引き寄せる、応援の力、冷静沈着、明朗快活、諦めない心、ネバーネバーネバーギブアップ、練習は不可能を可能にする、不動心、等々 それら全てが絡み合って勝敗は決まるのでしょう。突き詰めても決して突き詰めることができない奥深い、神のみぞ知ることなのだと思います。 ただ言えることは、自分を極限まで追い込んで理想や夢を追求した人は素晴らしい人間性を持つに至るであろうと言うこと。
オリンピックはそのことを全ての人に伝える世界最大最高なイベントなのだと思います。

凡人である私はいつも思うことですが、ビジネス(仕事)は「人を作る」一番身近な鍛錬の道場であると思います。日々の人と関わる言動でいろいろなことを学び気付き、思いを確認したり確信したりして、人間は成長します。それは認知症防止の特効薬でもあるのです。

生活するために仕事はしなければなりませんが、それだけではなく、世のため人のために社会貢献としてのもうひとつの意味があるのです。
人のために尽くすことが人間性を高めることになり、その人に惹かれて多くの人がその人の周りに集まり、以心伝心、周りの人も人のために尽くすことで自らの人間性を高める。熱伝導の法則です。

私は10年前にビジネスコラボレーションサポートを生業とする個人会社を設立しましたが、それは点からのスタートでした。
点と点をつなぐことが私のビジネスでした。それが面になり、2次元が3次元に拡がり、今は時空を超えて4次元にまで拡がろうとしています。
私はそんなに先見性がある人間ではありません。目の前のことを精一杯することが私の唯一の能力だと思いますが、それを突き詰めていくと今まで見えなかったものが、最初はぼんやりと、次第にはっきりと、天然映像になって見えてくるようになるのです。これは最近感じている実感です。
それを形にするためにはひとりでは何もできない。人のお力をお借りしてしか一匹狼の私は何もできないのです。少しずつ少しずつ私の応援団は増えてきていると感じます。OUENとMapは皆さんの応援団ですが、その応援団長の私を皆さんが応援してくださるのです。当に、応援(OUEN)は双方向のコミュニケーションなのだと思います。

そんなことを日々の仕事のなかで実感しながら、仕事を楽しむ。実に仕事は人の心を豊かにする特効薬です。

小林 博重

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