女性活躍時代を迎えて

今日は北海道を除き、日本国中雨模様の1日です。

博多駅から安川電機本社がある黒崎駅まで約1時間の区間快速鹿児島線の旅です。その後、九州産業大学と福岡工業大学を訪問し、第1回OUEN塾のお礼と第2回のご協力のお願いです。

国会議員のセクハラ発言について私が思うところをもう一言。
やはり人間は自分には嘘はつけません。それが証拠に、気が緩んだ時には思わず本音が出るようです。
日本は女性活躍について、先進国の中では後進国のようです。女性の国会議員や会社役員や管理職等の比率が低いということで、その引き上げに躍起になっています。 それは当然のことですが、数字を辻褄合わせしても本質的な解決にはならないと思います。
男女を問わず、それぞれの個性を認め合い、自らが持ち合わせていない相手の個性をコラボレーションすることによりウィンウィンな関係になることが大切です。

人はあまりオールラウンダーでないほうが、相手の得手が分かって良好な関係になるのではないかと、私は思います。
私など能力の点では凸凹人間で、バランスが良い丸いボールには程遠い人間です。だからこそ、私が持ち合わせていない分野を持っている賢い女性たちは私にはなくてはならない人たちです。 彼女たちを心から尊敬しますし大切にしようと思います。

ビジネスではMapもOUEN J apanも私を支えてくれる人は女性が圧倒的に多いと思います。OUEN学生リーダーは9割以上が女性です。

また、私は東大応援部のOBOG会である赤門鉄声会幹事長を務めていますが、応援部も鉄声会も女性の比率が高くなりました。女性なしでは応援活動はできないのです。 私が学生時代は応援部は男性だけの世界でしたが180度様変わりです。

女性を活用するという上から目線ではなく、男女それぞれの個性を尊びお互いが助け合って1+1<2以上にしていくことです。

私自身も180度考え方が変わったと思います。だから皆さん、私を「何とかしよう。小林を支えよう」と純粋な気持ちで助けてくれるのだと思います。ありがたいことです。

深沈厚重其第一等資質
磊落豪雄其第二等資質
聡明才弁其第三等資質

肝に銘じたい箴言です。

小林 博重

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応援団同期との一献

昨夕は、九大応援団同期で現九州産業大学教授(3月までは山口大学教授)の羽田野袈裟義さんと博多駅筑紫口の居酒屋で旧交を温めました。
この3月には大学現役入学の同期は65歳になっており、国立大学教授は皆定年です。現在の日本の宮仕えは65歳が区切りであり、年金もお国から受け取り方法を選択させられます。65歳は、否が応でも「人生を見つめ直し後半人生の生き方を考える歳」なのです。

働くことは一つには生活のためですが、もうひとつ「個性を活かして世のために尽くす」ことがあります。
羽田野さんは、40年の山口大学での経験と実績を活かし、九産大で彼しかできないミッションを果たすことに気持ちを高ぶらせていました。やはり応援団同期です。その意気や良しです。 私など宮仕えでは想いを果たせないと思い一匹狼になっているのですが、宮仕えでも青春の意気は衰えない生き方はできるのです。いたるところに青山ありです。

セクハラ疑惑で野党やマスコミは姦しい昨今ですが、政治家はよほど自分が選良と思っているのか、人を人と思っていないのか、「上から目線」や「思いやりがない」発言が止まることがありません。 選良は謙虚でなければならないし、思いやり=恕の心がなければならないのです。
こんなことをしていると、自民党はダメ、野党もダメ。政治不信が高まるばかりです。「安倍さんしかいないから仕方なく内閣は継続」というのではあまりに情けないのではないでしょうか。

私自身、このような不祥事を他山の石として身を正していきたいと思います。

小林 博重

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仕事三昧の福岡出張

今週は月曜日から土曜日までフルに福岡出張です。
第1回【OUEN塾in福岡】のお礼と第2回の協力のお願いです。第2回のキックオフミーティングは5月19日に行いますので、4月はそのプレ活動になります。

第1回を終えて福岡は軌道に乗り、第2回はスムーズに展開できると思います。
また、北陸(金沢・富山)は私のふるさとでもあるため、いくつかのネットワークがあり、こちらも来秋の開催は難しくないと思います。

大阪も考えていますが、こちらは柱になる大学と協力いたただく企業が視野に入っており、福岡や北陸の展開をみすながら粛々と組織を固めていきたいと思います。 OUEN塾は地域活性化が大義ですが、大阪となると、
都はるみの「王将小春しぐれ」で歌う♫西の阪田に、東の関根♫
天童よしみの「道頓堀人情」♫負けたらあかん、負けたらあかんで東京に♫
延いては、松井大阪府知事の「大阪都構想」等、
大阪は東京への対抗意識が強く、福岡や金沢・富山とは違う切り口でアプローチする必要があります。

今朝は3時過ぎに事務所に出て、5日間の出張準備の確認(有意注意)をして、5時過ぎに外苑前乗車。新橋経由で6時過ぎに羽田空港に到着しました。フライトは7時15分ですので1時間以上の余裕があります(これぐらいの時間の余裕があったほうがいい)。 朝食を済ませ、ゆったりと搭乗を待ちます。

アポは、企業・経済団体・大学・新聞社等、びっしり。夜の席は月火水と3日続けてあり、それだけ人脈ができたということ。
Mapビジネスは、福岡の企業同士、東京その他の地域の企業とのビジネスマッチングです。こちらもスムーズに展開できる環境になりました。

来週はGWです。全く予定はありませんが、後35+20=50年の人生を活き活きと生きるために、ウォーキングと読書に精を出そうと思います。そのためにも、この1週間は、福岡で仕事三昧といきたいものです。

小林 博重

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人生二毛作。65歳は二生15歳志学の年齢です。

久しぶりに一金会に参加しました。一金会は、東京の大学に通う石川県と富山県の学生寮である「明倫館」の60代前後のOBが集まる会です。 私は明倫館には在籍したことはないのですが、同郷の友人たちが住んでいたのでしょっちゅう入り浸っていたこともあり準会員として参加させていただいています。

昔は毎月の第一金曜日に集まって会員やその友人の講演を聴き、その後でその話題(だけではないが)を話のつまにして酒を酌み交わしながら放談会をするのが通例です。私が入会した時は第一から第三金曜日になっていました。

メンバーは当然ながら石川県と富山県の出身者ですので、ローカルなはなしが盛り上がります。今回は私が講師を務めました。

演題は「人生120年を生きる」です。
人間のDNAには120年を生きる遺伝子が組み込まれていることが大前提なのですが「人生二毛作時代」を自然の摂理に逆らわず如何に生きるか。 一生(いっせい)を50年と考えると、65歳の私は、すでに一生を終え二生に突入して15年が経っています。論語の為政篇で言うところの志学の年齢です。

志学・・・二生15歳(一生65歳)
而立・・・二生30歳(一生80歳)
不惑・・・二生40歳(一生90歳)
知命・・・二生50歳(一生100歳)

これに余生が加わります。
耳順・・・二生60歳(一生110歳)
従心・・・二生70歳(一生120歳)

一生120歳まで生きたら、
「もうそんなところでいいんでないか。チェスト!」
と言うことでしょう。

私の現役は後35年ですが、この35年と言う長くて短い期間は、やはりOUEN Japan(学生のため、若者のため) に捧げたいと思います。そのためにMapで企業のサポートをして資金源を作らなければなりません。OUEN JapanとMapは一体不可分です。

一金会の講演では、二生のミッションとして、ふるさと北陸の地域活性化のための【OUEN塾in北陸(石川金沢、富山)の話をしました。 みなさん、石川県や富山県には人脈があるでしょうし、是非ご協力いただきたいと言うお願いもあります。

みなさん、お孫さんがいるお年であり、一般的には悠々自適なご身分なのですが、人生120年を見据えて生きることを考えなければならない時代を如何に生きて行くのかと言う私からの問いかけなのです。発想の転換が不可欠な時代なのです。

明日から28日の土曜日まで福岡です。

まだ、二生15歳、志学の歳です。
元気よく、第2回【OUEN塾in福岡】のプレ活動をスタートします。

小林 博重

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真のリーダーの資質とは

財務事務次官のセクハラ疑惑問題は「エリート官僚、よくぞここまで落ちぶれたか」の一言に尽きます。
財務省(=旧大蔵省)官僚と言えば「官僚中の官僚」です。
そのトップである事務次官の不祥事は「官僚の劣化」を象徴していると言えるでしょう。

扨、リーダーは如何にあるべきか。
改めて安岡正篤さんの『呻吟語を読む』を読み直しました。

深沈厚重は是れ第一等の資質
磊落豪雄は是れ第ニ等の資質
聡明才弁は是れ第三等の資質

大抵はこの順序を逆に考えて、聡明才弁が一番偉くて、深沈厚重をまるで鈍物のように思う。
が、それは世俗のことでありまして、本当はここに言われている通りであります。
聡明才弁の人はとかく鋭角的になり過ぎる。
従って自己を磊落豪雄につくるように修養しなければならないのですけれども、そうするとどうも人間は気負う。
だからやっぱり深沈厚重の徳を養うて本当の磊落豪雄にもなるわけで、そうでないと似せ豪傑のようになってしまいます。[安岡正篤活学カレンダーから]

深沈厚重はリーダーとして一番重要な資質と言っています。
常に深く静かに物事を考え、重厚な性格を持っていることであり、私利私欲を抑えた公平無私な人格者でなければならない。
二番目に重要な資質とは磊落豪雄であること。
細かいことに拘らず、器量があることです。
三番目が聡明才弁な資質です。
つまり、頭がよくて才能があり、弁舌が立つ人です。
聡明才弁な資質はリーダーとして一番優先順位が低いものです。
現代社会荒廃の原因は、この第三の資質である「頭がよく才覚だけを持ち合わせた人を私たちのリーダーに選んでいることにあるのだと思います。

あるべきリーダー像は「深沈厚重」の人なのです。

どっしりとして重みがあり、落ち着いていて動じない人です。寛容であり威容も持ち合わせている人。確固とした信念を持っている人。 西郷さんのような人です。

双葉山は安芸ノ海に破れ、連勝が69でストップした時「未だ木鶏たりえず」と言ったとか。木鶏とは木で彫った鶏です。

1.むやみと余計な競争心をかりたてない
2.自分を自分以上に見せようとしない
3.落ち着かぬ態度で、あたりをキョロキョロと見回さない
4.木彫の鶏の如く、静かに自己を見つめる

真のリーダーは[深沈厚重の人物=木鶏]であり、磊落豪雄や聡明才弁の人物を部下として活用する、器量人なのです。

小林 博重

働き方の哲学

昨日、青山ブックセンター(ABC)で『働き方の哲学』(村山昇・著、若田紗希・絵。ディスカヴァー・トゥエンティワン)を買い求めました。横長A4版のユニークな書籍です。 ABCの店員のお兄さんは私に「私も買って読んでみたいと思っているんです」と、こんな台詞を本屋の店員さんに言われたのは初めてです。

私自身が二生の15歳、OUEN塾の学生たちは二十歳前後であり、これからの長い人生を如何に生きるか、働くか。
私自身のこと、OUEN塾の学生たちのことを考えます。
共に育ち成長し、みんなが幸せな人生を送りたいと思います。

この本の目次は、
1.仕事・キャリアについて
2.主体性・成長について
3.知識・能力について
4.働く意味について
5.会社の中で働くことについて
6.心の健康について

生きることは働くことです。
人は自分が一番大切ですから、人は自分のために生きて働くのです。自分のために生きて働くこととは、即ちそれは人のために働くことなのです。

職に就くこと(就職)は、就社のみならず起業(個人事業主も含め)することもありです。専業主婦は結婚して子を持った女性にとっては、これも職に就くことと言えるでしょう。

人はみんな、自分が一番大切と思っているでしょう。そうでない人は、自分の命を粗末にする人です。自死は最大の自己否定です。

自分のために生きる(働く)とはどう生きることか。
自分はどんなとき幸せと思うかと考えると、やはり「人のために働いて」喜んでもらったときではないのか。
報酬とは、そのお返しであり、それは「感謝の言葉であり金銭」なのです。すなわち、自分のためは人のため、人のためは自分のためなのです。

OUEN塾の学生たちと人生論を戦わせて、双方向の心のキャッチボール(コミュニケーション)で心を純化・深化・浄化し合うことが成長であり幸せなのです。きょういくは共に育つ「共育」なのです。

来週は福岡の就職活動真っ只中の学生リーダーたちと「働く」こと「会社で働くこと」について熱く語り合おうと思います。
この土日にじっくりと『働き方の哲学』を読了して、学生たちとの語り合いに備えたいと思います。

小林 博重

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【OUEN塾in北陸】のスタート台に立つ。

昨日は京橋にある北國銀行東京支店でOUEN Japanの普通預金口座を作成しました。【OUEN塾in北陸】イベントを開催するにあたり、石川県の企業の協賛をいただく必要があり、協賛金の振込口座は地元の地方銀行が良かろうと思ったからです。
昨今の法人の銀行口座は、たとえ普通預金であっても、商業登記簿謄本と定款と代表者の身分証明書と銀行印があるだけでは地方銀行では作成してくれません。マネーロンダリングが関係しているのだと思いますが「なぜ、東京の法人が地方銀行に銀行口座を作成するのか。その目的は何か」を聞かれます。 私の身分と【OUEN塾in北陸】の趣旨をお話ししてご理解いただき、1時間以上掛かって漸く普通預金口座を作成していただきました。 このイベントは石川県と富山県の地域活性化を目的としますので、今週中に北陸銀行(東京支店。三越前)でも作成したいと思います。 今の段階では振込口座作成は時期尚早ですが、【OUEN塾in北陸】への想いを強く固めるためにも、一歩を形にする必要があるのです。

また、赤坂にてNPO趣都金澤理事長でもある浦建築研究所の浦社長とお会いしましたので、【OUEN塾in北陸】の想いを再度お話しして北陸の地域活性化のためにコラボしていこうということになりました。

福岡でのOUEN塾は、主に福岡女子大理事長の梶山先生の人脈に依るところ大だったのですが、金沢は私のふるさとであること、NPO趣都金澤のネットワーク等の活用等、ベースがあります。やはり、事を成すには、大義と人脈です。勿論、金脈も必要ですが、私が企画する【OUEN塾】に関しては、そのウェイトは極めて低いものです。

【OUEN塾in福岡】は3年間の紆余曲折、産みの苦しみがありましたが、それを乗り越えると全てが順調に進むような気がします。そして、この順調が半永久的なものにしていくためには、畏れながら、皇后陛下が天皇陛下のお人柄を簡潔に表されたような「誠実さ、謙虚さ、寛容さ」を決して忘れないことです。昨今の政官界の不祥事はこの「三つの徳」を忘れたことに依っているのですから。

当に「ふるさとはとおきにありておもうもの」です。

遠い東京に住んでいても、ふるさとへの想いは消え失せるものではありません。むしろ東京から熱い応援をすることができるのです。

小林 博重

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人に幸福を与える三つの徳・・・誠実、謙虚、寛容

曽野綾子さんの『老いを生きる覚悟』(海竜社)の中の「人に幸福を与える三つの徳」というエッセイに私は深く心を打たれました。 天皇、皇后両陛下について書かれているものですが、昨今の政官の不祥事を見るにつけ、日本人一人ひとりが自らを省みて真摯に生きなければならない、深い箴言だと思います。

「天皇、皇后両陛下が、お元気で金婚式をお迎えになった日に、この原稿を書いている。
両陛下とも、いささかの体力の衰えを感じてはいらっしゃるのかもしれないが、皇后陛下はついこの間お怪我をなさるまで、テニスをなさるほどの体力でいらした。お二人とも「それなりに十分にご健康」という若い高齢者には望ましい体力のレベルを保ちながら、しかも激しいご公務を壮年以上の厳しさでこなしていらっしゃる。
それはそのお立場と任務を天職と感じ、終生それに殉じることを決意なさった方が発揮される清々しい強さであろう。私はこの「天職」という言葉が好きなのだが、これは英語では「vocation」という。「(神から与えられたと感じられ、使命感を持って行う)天職」のことである。
記念の記者会見の中で、皇后陛下はさりげなく天皇陛下のご性格の魅力を「誠実、謙虚、寛容」に集約して述べておられるが、これは時間の限られたジャーナリズムの質問に対して、正確かつ手短に陛下の魅力をお伝えになろうとした皇后陛下の表現力のみごとさでもある。この三つは、人に幸福を与える究極の徳である。本当は誰もが備えられるもののはずだが、さりげなく三つを兼ね備えている人となると極めて少ない。 (中略)
この三つの徳は、ともに濃厚な他者との関係の認識の上にできる。他人を幸せにしようという本能的な願い、身分の上下なく他者によって自分は生かされているのだという静かで確実な関係の認識、そして人はときには間違えることもあるが、多くの場合、欠点とともに十分な存在意義を備えているという信頼である。 (中略)
誰が何をしようが人間の権利だという放任の時代にあって、この記者会見の内容がどれほど重く日本人の在り方を見せて衝撃的なものだったか。それは政治を超えて政治的力を持ち、道徳を超えて深い徳性を考えさせるものであった」(2009.4.24)

私たち日本人はこのような道徳的で徳性を持った皇室をいただいていることに大いなる誇りを持たなければなりません。

三つの徳とは「誠実と謙虚と寛容」
この三つの徳は、論語でいうところの『人間として最も大切なこと=恕(じょ)の心』です。

相手を思いやること
相手の嫌がることはしないこと
相手が欲することを、自分が持っている能力の限りを発揮して、それに応えようと努めること

私たちは日々の生活の中で、この『三つの徳』を絶えず意識しながら、それを少しでも実行に移す勇気を持って生きていくことが大切なのだと思います。

小林 博重

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福岡のOUEN学生リーダーのこと

福岡のOUEN学生リーダーから、彼女の就社活動にあたり、私に推薦状の依頼がありました。その推薦状の一部を掲載します。

私が彼女と初めてお目に掛かったのは昨年の5月27日でした。ですから、彼女が、長年の知己でもない私を人生の一大転機とも言える就社を決める推薦人の一人に選んだということはちょっと驚きでしたが、この1年足らずの短期間が彼女にとってそれは貴重な成長の1年であったということ、それに私が少なからず関わっていたことに有難いご縁を感じます。そして、彼女が私を推薦人に選んでくれたことに深く感謝して、彼女の人懐っこい、愛すべき、そしてど根性お姉さんのお人柄の一端をご紹介させていただきます。

[推薦状]
私は、NPO法人OUEN Japan の団長(理事長)をしております。

このNPOは「日本で学ぶ日本人大学生と来日留学生の応援団」として私が平成26年に東京にて立ち上げたものです。地域活性化とグローバル化に資することを目的として全国展開を考えておりますが、福岡をその先駆けとして2年半前から活動を開始し、ようやくこの2月に第1回を福岡にて開催することができました。その学生リーダーの一人が彼女です。昨年の5月27日は、そのキックオフミーティングでした。

初めての試みであったためか試行錯誤の連続で、キックオフミーティングに集まってくれた22名の学生たち(日本人大学生と留学生は半々)は、イベント直前の1月には5名に激減し、開催が危ぶまれる状況になりました。その5名の1人が彼女でした。
彼女は「団長、やるっきゃないですね。どん底に落ちたら、後は上がるだけですから。頑張ります。頑張りましょう」と先頭に立ってリーダーたちを鼓舞してくれました。
その時の私のOUENブログ(30.1.20)に彼女のことを下記のように書いています。

~今年初めの福岡出張を終えて~
17日から18日の2日間の福岡出張を終えて、19日朝7時過ぎの飛行機で東京に帰ります。

学生リーダーとのミーティングがメインでしたが、素晴らしい学生リーダーとの出会いがあって、実に充実した出張だったと思います。

「21世紀は女性の時代」と言われます。東京のリーダーもさることながら福岡でも女性優位は変わらないように思います。「愚者は経験から学ぶ」の箴言通り、私のような愚者は、OUEN学生リーダーから“女性の時代”を実感するのです。

昨日、小川福岡県知事を訪問し【OUEN塾in福岡】イベントの後援御礼と2月の開催報告をしました。
小川知事は福岡女子大学が県立ということもあるのでしょう。
「福岡女子大学は全国区の大学になった。全寮制であること、1ユニット4名のうち1人が留学生であることなど、女性の時代と国際化を先頭になってリードしている大学だ」と。
また「福岡では福岡で学んだ学生や留学生の多くが福岡に勤めるため、いろいろな取り組みをしている。【OUEN塾in福岡】もそのひとつとして、福岡で定着するように頑張っていただきたい」とも。

学生リーダーの福岡女子大学の福原菜摘さん、木村百里さん。

17日のMTG、そのあとの夕食と懇親で、心も打ち解け、OUENリーダーとしての想いは強いものになったようです。
2人からのメールは力強いものでした。これで【OUEN塾in福岡】の成功間違いなし。

人間、立ち塞がる壁(と思い込んでいる)を、自分を成長させる磨き砂と思うか、それを避けて後退り(あとずさり)するかで、その人の人生は様変わりすると思います。きっと福原さんや木村さんは逞しい人生を送ることになるのではないか。 彼女たちの話す言葉に力があります。人間、腹をくくるとこうなるものかと、私はちょっと驚きでした。
人の成長を感じることは嬉しいことです。OUEN塾が若者の成長に少しでも貢献することができるのなら、こんな嬉しいことはありません。
今朝はこれから、爽やかな気持ちで東京に帰ることができます。
福原さん、木村さん、ありがとうございました。

また、【OUEN塾in福岡】を終了した翌日(2.17)のOUENブログには、

~学生リーダーに感謝~
【OUEN塾in福岡】は学生リーダーの奮闘努力と協賛企業や後援団体のご協力もあって最後の懇親会も盛会裏に終えることができました。

昨年5月に22名の福岡の学生リーダーに集まってもらい、キックオフミーティングを開催してスタートしました。しかし、年末には22名が5名に激減して開催が危ぶまれる事態に陥りましたが、残った5名の不退転の決意と頑張りと東京のリーダーの温かいサポートによって、無事目的を達成することができました。次回に繋がる満足できるイベントになったと思います。

このイベントで学生リーダーは大きく成長しました。ドン底から立ち上げた経験は彼らの自信になりました。逞しくなりました。明るく前向きになりました。人の心が分かる学生になりました。人のために尽くすことが究極的には自分ためになるという道理を自ら体験したのです。

「最近の若者は」といつの時代でも同様なことがいわれます。それはその通り
昔も今も、人は人。人は育つものです。人は人によって育つのです。
今回は、私も若者に育てられました。お互いが育て育てられるのです。

若者にパワーをいただいたことに感謝して、今日は福岡から東京に帰ります。

彼女はリーダーのリーダーとして頑張ってくれました。そして大きく成長したと思います。人の心の深奥や襞が分かる素敵な人間に成長しました。

私が学生たちに伝えたい一番のことは論語で言うところの「恕(じよ)」のこころ。相手のことを思いやるこころ。相手が欲していないことはしないこと。相手が欲していることを自分が持っている力の限りで応えること。それを一日三省しながら務めることをすれば素晴らしい人生が待っているということ。

彼女はそれを一歩一歩頭で考え行動(考動)しています。

人生はたった1回しかないから、後悔する人生は送ってはいけない。人間は決して完璧ではないから失敗もするだろうが、そんなときはしっかり反省してそれを糧にして前に進むことです。

彼女は【OUEN塾in福岡】で学生リーダーとしていくつかの大企業を訪問しました。彼女は「この大企業は私の夢を叶えてくれる会社」と思っていたのです。そして今でも、その想いは消え失せていないのだろうと思います。しかし御社で働く将来を想像するとワクワクしてくる自分がいるのだと。

それでいいんじゃないか。ゆっくりじっくり考えることだよ。自分で考え、結論は自分で出すこと。そして最後は、自分がその責任を取ることだよ。

彼女には「独立自尊の人生」を送ってほしいと思います。

私は大企業、ベンチャー企業を経て、現在は一本独鈷の人生を驀進中です。

人生100年時代と言われますが、人間のDNAには120年生きる遺伝子情報が組み込まれているとか。
人間は二生を生きるのです。初めの一生は50歳までの50年。次の一生は100歳までの50年。残りの20年が余生。
彼女は一生の22歳。私は二生の15歳。お互い、まだまだ若い。しかし、人生はいつが終わりか誰にも分かりません。決して悔いることのない人生を送ることです。

そして、御社が彼女の人生の一里塚になるのだったら、それがベストと両者が納得するのだったら、彼女の“自分磨きの道場”として御社の仲間入りをして頑張ることも良いのではないだろうかと思います。

彼女は、可能性豊かな感性豊かな女性です。人の心が分かる素晴らしい素敵な女性です。

どうぞよろしくお願いいたします。

私は「学生たちとの触れ合いの中で、彼らの若さと純粋さを自分の中に取り込み心身をリフレッシュして人生航路を邁進することは実に幸せな人生だ」と感じています。

そして、私が自由気儘な人生を生きることを許してくれている妻に最大の感謝を込めて「ありがとう。お互いに長生きしたいね」と言わなければなりません。

お互い、まだまだ先の長い人生です。

小林 博重

リーダーは無私の人であるべきである。

いろいろな立場のリーダーがいますが、公私を問わずリーダーは無私の人であるべきと思います。無私とは自らが属する組織のために私を捨てることができるか、組織の人たちのために尽くすことを第一義にするかということです。その組織の具体的なものが国や自治体や会社やあらゆる団体であり、漠としたものとして社会のためということです。
リーダーは、組織の人たちが「この人の言うこと考えることは私たちみんなのためを思っているのだから、この人についていこう、この人の言うことを信じよう」と思う人でなければならないのです。論語に言うところの“信なくば立たず”は君主のあるべき姿勢を言ったものですが、大小を問わず、全てのリーダーに当てはまることです。安倍首相は今の政官の終わりのない不祥事続きに対して、この“信なくば立たず”を臆面もなく言葉にしますが、実に虚しく聞こえるのは私だけではないと思います。

人は“大義”に生きるべきです。天は、人それぞれに個別の使命(=ミッション)と個性を与えて、人をこの世に送り出すのです。人は個性を磨き、己固有の得手まで高め活かすことにより、全生涯を賭けてミッション達成のために働くのです。 そのためには、特に人のリーダーとして生まれてきた人は無私でなければならないのです。無私であろうと強く思い、日々自らを省みて精進しなければならないのです。

私は何をするために生まれてきたのか。
それは自分自身が見つけなければならないものです。物心ついた時から人は漠然とながらそんなことを考えるものです。
大学生まではモラトリアムでもいいでしょうが、社会人として巣立つ時がそのことを深く考え悩む時期なのでしょう。少しは私もそうでしたが、OUEN学生リーダーを見ていると改めてそう思います。
社会人になってからも悩みます。転職が抵抗ない時代になった現代は特にそれを行動に現します。私など、晩稲で還暦を過ぎてやっとのことで見つかったと思ったのです。その分、長生きして、その務めを果たそうと思っています(半分やせ我慢ですが、「人生は今までがリハーサル、これからが本番」なのです)。

OUEN塾in福岡から北陸、大阪につなげる。
まずはここまでが見えてきたところです。古稀(二生の二十歳)まで5年を掛けて形にしていくことです。

大いなる道というもの、あると思う。この道を歩く。

小林 博重

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